【流行語から振り返る’18年 後編(日)】

いつの時代も、人々の言葉はその時代の雰囲気やモードをはっきりと映し出します。今年流行した言葉を日本のユーキャンが実施している*(1)「ユーキャン新語・流行語大賞」と上海の語言文学雑誌「咬文嚼字」編集部が発表した中国の2018年「流行語トップ10」、Yahoo香港が発表した「2018年Yahoo捜索人気ランキング」からいくつかをピックアップして2018年を振り返ってみようと思います。今回は先日取り上げた前編に引き続き後編をお届けします。

日本自由國民社主辦的「新語流行語大賞」已成為日本年末的慣例行事,每年都會評選出「最能反映該年度社會現象」、「話題性最高」的十大用語!讓我們一起來看看2018年都有哪些吧?!


1、日本ユーキャン新語・流行語大賞

年間大賞「そだねー」

平昌(ピョンチャン)五輪カーリング女子日本代表「ロコ・ソラーレ(LS北見)」の選手たちによる地元・北海道なまりの「そだねー」が大賞に選ばれました。不寛容な時代といわれSNSでの反応を過剰に気にして疲弊する昨今、トップアスリートから発せられるのんびりとしたやりとりは、ほっとするひと時をもたらしてくれました。彼女たちはマイペースで仲間を尊重し合いながらも素晴らしい結果を出す、平成若者世代の実力を見せつけてくれました。(一部オフィシャルサイトより抜粋)

年度大賞:「そだねー」

釋義:LS北見女子冰壺隊的口頭禪「沒錯~對啊~」

在今年舉行的平昌冬季奧運場上,來自北海道的「LS北見女子冰壺隊」讓一大票日本民眾被圈粉!生活在像日本這樣一個嚴肅認真,規矩眾多的社會,每個人都深感疲憊,但被捕捉到的這群頂級運動員間的悠閒互動,可愛而不造作,簡直太治癒!他們展現了年輕一代的新技能,遵循自己的意願同時又尊重其他同伴,最終勇奪銅牌!

 

トップ10ピックアップ:
十大流行語選取


「eスポーツ」(electronic sports)

エレクトロニック・スポーツの略で対戦型ゲームをスポーツ競技としてとらえる名称です。
サッカーゲームや格闘ゲームなどのスポーツジャンルのコンピューターゲーム。プレーヤーもリアルな場所に一堂に会し、観客も会場に足を運びモニターを見ながら応援します。数億円稼ぐプロ選手もいて、夏に開催されたアジア競技大会の公開競技で金メダルを獲得した日本人選手も現れました。国際オリンピック委員会がオリンピックでの採用も検討しているそうです。

 

「eスポーツ」

釋義:即「e-Sports(electronic sports)」電子競技

比如一些足球比賽或對戰型的體育競技電子遊戲。玩家會在某地聚集一堂,觀眾也可以到現場線上觀看並支持他們。甚至有的專業電子競技運動員賺取數億日元,也出現了在夏季舉行的亞洲電子競技公開大賽中獲得金牌的日本球員。因此日本近幾年掀起了一股「電競」是否該被視為一種「運動項目」的熱烈討論。到底在2020年東京奧運究竟能否見到電競項目呢?就讓我們拭目以待吧!

「おっさんずラブ」

(台湾、香港、中国でも大人気の日本の同性愛をテーマにしたドラマシリーズのタイトル。多様化する価値観の中、多様な「性」も受け入れ入れていこうとする姿勢が世界中で広がっています。日本での、いわゆる視聴率ではなくSNS上での盛り上がりを表す「視聴熱ランキング」ではドラマ部門でベスト2にランクインしたほどのブームとなりました。

「おっさんずラブ」

釋義:2018最火日劇《大叔之愛》

沒錯,就是今年在台灣,香港,中國都很火的日劇!《大叔之愛》!這部以BL為題材的男男純愛劇在今年4月份開播,立即造成轟動,劇情設定為廢柴、大叔部長和小鮮肉之間的三角戀情,看似搞笑胡鬧,但卻展現出多元化的價值觀以及接受多元化“性”的態度和姿態!不僅在日本收視率創新高,在SNS也一度引發熱潮,讓這部日劇被許多劇迷推為今年度神作!

 

「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
「好奇心旺盛でなんでも知っている5歳」という設定の着ぐるみの少女・チコちゃんが、岡村隆史(ナインティナイン)をはじめとする大人の解答者たちに、素朴かつ当たり前過ぎてかえって答えられないような疑問を投げ掛け、回答者が答えに詰まると、チコちゃんの顔がCGによって突然真っ赤になり巨大化し、「ボーっと生きてんじゃねえよ!」の決めぜりふと共に叱られる、という番組で人気になりました。(一部wikiより抜粋)

「ボーっと生きてんじゃねーよ!」

釋義:不要活得這麼不明不白啦!

NHK電視台在今年4月起開播週五雜學節目《チコちゃんに叱られる》,將虛擬人物「チコちゃん」(5歲,女)設定為主角,由一個好奇心旺盛的5歲小女孩向節目來賓發出各種提問,當岡村隆史在內的許多來賓的回答不是太敷衍就是毫無深度,或是乾脆不回答時,チコちゃん就會瞬間變成臉紅脖子粗,並生氣大罵「不要活得這麼不明不白啦!」。這樣的橋段設計讓很多觀眾感到十分紓壓,每週五晚都會守在電視前,看著真實世界裡的大人們被五歲小孩訓斥的搞笑樣子。

「#MeToo」
2017年10月5日にニューヨーク・タイムズが、2015年3月から性的虐待疑惑のあった映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインによる数十年に及ぶセクハラを告発する動きから始まって、アメリカの歌手、アリッサ・ミラノがセクハラ被害を受けたことのある女性たちに向けて「#MeToo」と声を上げるようツイッターで呼びかけたことから始まりました。この流れはすぐに日本にも広がり、香港や中国でも大物女優やメディア業界、学術業界でも被害を受けた女性が声をあげて世界的なムーブメントになりました。(一部wikiより抜粋)

「#MeToo」

釋義:反性侵性騷運動

事件起源於2017年10月5日美國《紐約時報》和《紐約客》報到出多名女性曾遭受著名電影製片人哈維·溫斯坦(Harvey Weinstein)性侵或性騷擾。首先是由Arisa Milan在Twitter上的#MeToo呼籲開始,後來在各類社交網絡平台上便開始出現使用#MeToo這個hashtag,鼓勵女性紛紛站出來公開自己遭受性侵或性騷擾的經驗。這一趨勢蔓延多國,迅速擴及日本,香港,中國,受到極大支持,演藝圈,媒體行業,學術界等各界女性為反性侵性騷運動共同發聲。

 

4、まとめ

前編で取り上げた中国・香港の流行語は個人やあるグループの視点から、生き生きとした感情や生活感が伝わるような躍動感のある流行語が多かったようです。それに対して、日本では世界のトレンドやムーブメント影響を受けて、多様な価値観を受け入れていこうとするメッセージを含んだ言葉が流行りました。個人の視点というよりも社会全体の視点が勝ったものと言えるでしょう。

トレンドやモードを知るにはこうした流行語の分析も重要です。それぞれの社会でその時々で変わっていくリアルな価値観や嗜好に合わせて、上手にマーケティング戦略を組み立てていきたいものです。日本から香港、中国、またはアジアにビジネスチャンスをお探しの方は、TYAまでご相談ください!

在昨天我們提到的中国・香港の流行語中,似乎比較多從個人和某些群體角度出發形象傳達生活真實感受的詞彙。而日本則更多受到世界各地的流行趨勢和運動的影響,關注更能夠呈現出整個社會日益多樣化的價值觀和社會整體狀況的詞彙。流行語的分析對了解市場趨勢也很重要,我們會根據不斷變化的市場情況來製定最合適的營銷策略。如果您正在尋找來自日本,香港,中國或亞洲的商機,請聯繫TYA!

 

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