バレンタインは誰のもの?

日本ではバレンタインが近づくとデパ地下やあちこちに出店するポップアップショップなどで一斉にチョコレート祭りが始まります。

 


今年はゴディバが「義理チョコをやめよう」という広告を出して話題になりました。義理チョコが巻き起こす様々な狂騒に一石を投じる面白い広告でした。もちろんその裏には、本当に心からのプレゼントを贈るなら、ゴディバのチョコレートで、というマーケティングの意図があります。*1

 

 一方ここ香港では義理チョコなどには縁がありません。以前から男性が相手の女性に、花束やプレゼントを贈る日のようです。花束は事前に予約してオフィスまで届けてもらうのが習慣です。大きな花束が彼女のデスクの横に誇らしげに飾られます。

 

悲しいことに、今年は厳しい寒さのためバラの生産量が減って価格が上昇しています。価格は通常価格一本HK$20がHK$80と4倍に!ブーケになるとHK$800~1,800。South China Morning Post によれば香港人のバレンタイン・デーの出費は平均HK$1,800。中国のHK$2,140に次いでアジアでは2番目に大きな出費です。*2

 

最近ではプレゼントを交換し合うことも増えたようです。男性の方が花束だけでなく、相手の女性のバック贈ったはずのプレゼントまで全てを持って歩いているカップルを良く見かけます!

 

日本のバレンタイン・デーでもいつか、こんな光景がみれるようになるのでしょうか?オフィスに大きな花束を贈ったり、贈られたりというのは日本人にはちょっとハードルがたかそうですね。

 

皆さんはどちらのバレンタインデーのスタイルが良いと思いますか?

 

*1: ゴディバ/義理チョコをやめよううhttps://www.buzzfeed.com/jp/harunayamazaki/godiva-girichoco?utm_term=.xfKqVVEq2#.nirk33gkQ

*2: South China Morning Post http://www.scmp.com/news/hong-kong/economy/article/2133232/mainland-chinese-biggest-valentines-day-spenders-asia-pacific

 

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