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進出のチャンス!中国越境EC市場2018!

「越境EC」とは?

「越境EC(Electronic Commerce)」とは、インターネット回線で国境を越え、海外の消費者に商品を販売することです。近年スマートフォンの急速な普及により、いつでも手軽にオンラインに繋り、誰でも、どこからでも商品の購買ができる時代になってきています。世界的な越境EC市場規模は2016年には約44兆円2020年には109兆円に成長すると予測され、注目されています!

注目を集める中国向け越境EC市場

その中でも中国は最も大きな越境ECのポテンシャルを秘めた国です。特に日本からの中国向け越境EC市場は更に拡大していくことが見込まれています。

経産省のレポートによると、2016年には中国向け越境EC市場が1兆158億円を突破し、その時点でアメリカ向け越境ECの市場規模6156億円を二倍近くも大きく引き離したことがわかりました。その上、中国向け越境EC市場は、3年後には2兆8000億円以上に成長するという見込みがあります!この巨大なマーケットを見逃す手はありません!

    出所:富士経済「中国向け越境EC市場の実態と今後 2016」https://www.fuji-keizai.co.jp/market/17009.html

インバウンド(訪日外国人旅行者)に緊密な関係?!

実はインバウンド(訪日外国人旅行者)の増加は、越境ECに影響を及します。2014年から訪日中国人観光者は激増していて、2017年に訪日外国人旅行者の38%にあたる736万人が中国からでした。観光庁の「訪日外国人消費動向調査」によると、そのうちの35%が越境ECを利用してのリピート購入意欲を持っているそうです。また、面白いことに、中国人旅行者が旅行中に印象に残った日本製品を「爆買い」する現象は、実店舗に留まらず、越境ECでも起こってきています!

中国人が訪日観光から越境ECで日本製品を購入するサイクルとは!?

1.中国人が日本を訪れ、日本の商品を購入
2. 帰国してからも、越境ECを使って、中国国内から気に入った日本製品をリピート購入
3. 訪日経験のある中国人がSNS、ECプラットフォームで経験や評価をシェア
4. 訪日経験のない中国人も越境ECを使って、好評ある日本製品を購入

今後更に増加する見込みのインバウンド旅行客が順調に数を増していくことで、日本の越境ECの市場規模も拡大していくことができるでしょう。訪日観光者から人気商品のデータを収集することも、大事なポイントになりそうです!

中国向け越境ECメインプラットフォーム

中国向け越境ECへの参入方法としては、いくつかの方法がありますが、中国の二大ECモールである天猫商城 (Tmall)と 京東商城(JD)への出店がオススメです!中国の消費者は大手ECプラットフォームで検索、購入することが一般的であることや、ICP(*中国のウェブサイトのトップページに表示されている許可証。中国のサーバーでWebサイトを公開し配信する場合、全てのWebサイトは中国が法令で定めている「ICPサイト登録」が必要です。)の問題などがあるからです。自前でECサイトを構築するよりも、ずっとハードルが低く、効果的な集客が見込めます。

中国ECモールはTmallとJDの寡占市場 ほぼ市場シェアの80%を占めています!

1. 天猫商城 Tmall.com

アリババグループの「T-mall(天猫)」は中国最大のオンラインショッピング・モールとして有名です。もともとタオバオ(淘宝)の一部だったサイトを、2012年に「淘宝商城」から「天猫T-mall」に名称を変更し、ドメインを一新させたものです。T-mallは今7万を超える店舗、会員数6,500万人、流通総額は8兆3,325億と、EC市場シェアの50%を占めています!

販売する形式が日本の楽天と同じ、モール型を採用して、メーカーに対してマーケットプレースを提供しています。偽物や非正規品を排除し、高品質で安心、信頼できるブランド力を構築し、中国消費者の高まる需要変化に対応することで、最大規模のECへ成長したことで、より多くの有名な海外ブランドの出店を集めています。「本物」の日本製品ならば、T-mallを通して中国中間階級や富裕層に売れる可能性は十分に高いといえそうです。


2. 京東商城(JD.com)

JD.comは中国のECモールで第2位の規模を持っています。モール型も提供していますが、主に日本のAmazonのように、先にメーカーから商品を購入してネット上で販売するという買い切り型を採用しています。もともとは、家電の通販サイトとしてスタートしましたが、現在は幅広い商品を取り扱っています。

特に日本企業が注目したいのは、2015年6月から、日本製品専門サイト「日本館」をオープンし、ヤマトホールディングス傘下で国際物流を手がけるマトグローバルロジスティクスジャパンと提携していることです!注文から配達まで最短4日のスピード輸送サービスの提供や日本企業に対する出店のサポートも行い、日本企業の進出もしやすくなりました。JD.comでは現在、全体で日本企業の出店数1000店舗をめざしています。

京東JDでは、中国国内では知名度の低い商品もサイトの成長とともに一緒にブランディングできる可能性があり、中国国内でのブランド力を高めたい方は、利用されると良いのではないでしょうか?

 

日本からの「直送モデル」と在庫を中国で管理する「保税区モデル」の違い!

中国ECモールの中にある越境ECカテゴリーに出店する場合、在庫は日本で管理する「直送モデル」と、中国内で管理する「保税区モデル」に分かれます。

出所:各種資料より大和総研作成

「直送モデル」の特徴(小規模越境ECに向いてる)

・購入後に発送するので、事前発送による在庫過剰を招くリスクが低い
・輸送と税関のクリアに時間がかかり、消費者が商品到着まで待つ時間が長い
・税関での規制やチェックが厳しい
・発送費用が高い(Taxなどがかかる)

「保税区モデル」の特徴(人気商品、有名なブランドに最適、これからのトレンド?)

・あらかじめ商品をまとめて日本から(または海外工場から)中国に安く輸送して保管
・中国の倉庫から直接発送が可能
・発送時間の短時間で競争優位に
・倉庫使用料や売れ残り商品の日本への返品配送料などの問題
・倉庫管理・発送のための許可や書類申請が難しい

まずは「直送モデル」で自社製品を越境ECサイトで販売して、顧客データを集め、顧客の嗜好やトレンドが分析できたところで「保税区モデル」へ切り替えてもいいのではないでしょうか?

まとめ

中国はまだまだ大きな成長を続けています。そんな勢いのある中国へ向けた越境EC市場は、日本企業にとっては海外進出の大きなチャンスになることは間違いありません。

また、訪日観光客が増加し続け、インバウンド事業が加速してくことも、日本の越境ECの成長を加速させるでしょう。

一方で、ブランド力の構築やマーケティング戦略がないままの越境ECの成功は容易ではありません!これから、中国、アジア向けの越境ECへの進出を考えているのであれば、ぜひTYAにご相談ください!

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