
― エージェンシーに“任せきり”が招くブランドの迷走
🧳 自社の“軸”がないまま、外部に委ねていないか?
香港では、「マーケティングは外注すればいい」という考えが根強い印象があります。しかし、自社の方向性が不明確なままでは、エージェンシーも動きようがありません。
結果的に、短期的なインプレッションや反応は得られても、ブランドの価値や一貫性が損なわれるリスクが高まります。“任せているようで、実は放置してしまっている”構造です。
🎯 短期成果に追われるエージェンシーの限界
方向性が定まらない中で、エージェンシー側も短期的な成果に終始しがちです。KPIを達成することが目的化し、企業全体の戦略とはかけ離れた施策に陥ることも。
本来、エージェンシーは“外部の実行部隊”ではなく、戦略を共に考えるパートナーです。短期と長期、それぞれの視点を繋ぐ“協働関係”を築くことが求められます。
🤝 活かすためには、“任せる”ではなく“共有する”
大切なのは、自社のブランド価値を社内外にしっかり伝えること。そのためには、トップが明確なビジョンを持ち、それをエージェンシーと共有する必要があります。
一方的に指示を出すのではなく、目標を共に描き、実現に向けて協力する体制を築く。それが、エージェンシーを「コスト」ではなく「資産」として活かす鍵になるのです(続)