【香港図鑑157:山火事注意】

香港のハイキングコースに設置された、柄の先に黒いゴム板を取り付けた初期消火用具「打火拍」
香港のハイキングコースに設置された、柄の先に黒いゴム板を取り付けた初期消火用具「打火拍」

赤い柄の「打火拍」を知っていますか?

香港の山間部や登山道で、赤い柄が特徴的な「打火拍」という道具を見かけることがあります。これは、山火事の初期消火に使う簡易的な消火道具です。柄の先に取り付けられたゴムの板で地面を叩き、火を抑える仕組みになっています。そのシンプルさと手軽さから、火が広がる前に対応できる便利な道具として、多くの登山道の脇や山火事のリスクが高い場所に設置されています。

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香港図鑑158|お廟・祈り

香港の廟(お寺)の金属製の器のなかで、澄んだ油に浸かり静かに炎を灯し続ける油灯

― 消えない火、残りつづける時間 ―** 🕯️

油灯の火は、今日も静かに灯っています。炎は小さく、ほとんど風に揺れているだけ。それでも消える気配はありません。金属の器には澄んだ油が張られ、芯の根元は深く沈み、時間そのものを燃料にしているかのようです。火は派手さを拒み、ただそこに在り続けます。 Continue reading “香港図鑑158|お廟・祈り”

【香港図鑑156:水街の恋人たち】

古びた建物の外壁に設置された「水街 (Water Street)」の道路標識と古い窓枠
古びた建物の外壁に設置された「水街 (Water Street)」の道路標識と古い窓枠

街の信号は短い――。ふたりは手をつなぎ、息を合わせるように小走りで横断歩道を渡る。向こう側に見えるのは、時の流れを感じさせる四階建ての古びたビル。窓枠の塗装は剥がれ落ち、外壁には何層にも重なったコンサートのポスター。風に揺れる剥がれかけた紙が、擦れ合いながら微かな音を立てる。

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【香港図鑑151:海鮮料理屋さん厨房】

香港の海鮮料理店の厨房に整然と並べられた下ごしらえ済みの野菜や食器
香港の海鮮料理店の厨房に整然と並べられた下ごしらえ済みの野菜や食器

海鮮料理屋さんの厨房を、皆さんは覗いたことがありますか?

香港の厨房はまさに“熱気のスタジアム”で、五感が一度に刺激される独特の世界です。ガーガーと唸るような音を立てる業務用ガステーブルは、火力が家庭用の数倍と言われるほど強力で、調理台は広くて頑丈で、表面には整然と並べられた皿やボウルが光を反射して静かに輝いています。

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【香港図鑑148:自動車整備工場】

漢字の看板や古い扇風機が残る、香港の路地裏にある昔ながらの自動車整備工場
漢字の看板や古い扇風機が残る、香港の路地裏にある昔ながらの自動車整備工場

──路地裏に息づく職人文化、そして静かな転換期──

香港の自動車整備工場は、超高密度都市の独特な風景を象徴する存在です。大通りではなく、ビルの1階や細い路地裏、車1台がやっと入るようなスペースに点在し、長年の経験を積んだ職人たちがほぼ手作業でエンジンや足回りを仕上げていきます。ひしめく住宅と商店に囲まれた中で、レンチの金属音と油の匂いが漂う光景は、香港らしい生活文化そのものです😊

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【香港図鑑147:中国ソーセージ ― 香りでわかる、冬の訪れ 🐖🌞】

市場の軒先に束になって吊るされ、乾燥されている赤く艶やかな中国ソーセージ(臘腸)
市場の軒先に束になって吊るされ、乾燥されている赤く艶やかな中国ソーセージ(臘腸)

市場の軒先にずらりと並ぶ広東式の臘腸

それらは他地域よりも砂糖の割合が多く、甘みと香ばしさが絶妙。蒸しただけで芳醇な香りが立ち、米にも旨味が移ります。市場では500gあたりおおよそHK$100〜150。鴨肝入りや老舗の手作り品になるとHK$200を超えることも。中身が見えるように透けた薄い腸の中には、赤身と白い脂肪がリズミカルに混じり、見た目にも芸術的です。

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【香港図鑑139:水ボトル🚰】

高級ブランド店のショーウィンドウの前にずらりと並べられた、配達用の青い大型水ボトルと行き交う人々
高級ブランド店のショーウィンドウの前にずらりと並べられた、配達用の青い大型水ボトルと行き交う人々

香港のオフィスに欠かせないもの、それは給水器(ウォーターサーバー)。カフェのように自由な水文化を感じる街ですが、実はオフィスにもその流れがあります。スタッフや来客がいつでも冷たい水を飲めるよう、定期的に大型の水ボトルを注文するのが一般的です。水がなくなると新しいボトルが配達され、使い終わった空のボトルは回収される。そうして街のあちこちで、静かに「水の循環システム」が動いています💧。

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【香港図鑑136:バナナ】🍌

香港の市場で吊るして販売されている、シュガースポットが出た熟したバナナ
香港の市場で吊るして販売されている、シュガースポットが出た熟したバナナ

なぜ香港の果物屋さんはバナナを吊るすのか?

香港の街角や市場を歩いていると、必ずといっていいほど目に入るのが、吊るされたバナナ。カゴや棚に無造作に並べられているのではなく、ヒモや棒にまとめてぶら下げられている姿は、この街ならではの風景です。

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