【香港図鑑129:ブランディング】その看板、ちょっと変?──TSTで見た日本企業の“現地流”ブランディング術

香港・尖沙咀(TST)のビル壁面に掲げられた「贅沢な日本料理」とアピールする大喜屋と、マツモトキヨシの目立つ看板
香港・尖沙咀(TST)のビル壁面に掲げられた「贅沢な日本料理」とアピールする大喜屋と、マツモトキヨシの目立つ看板
香港の心臓部であり、常に世界中からの観光客と地元の人々でごった返す街、尖沙咀(Tsim Sha Tsui, TST)。一歩足を踏み入れれば、巨大な看板の洪水が目に飛び込んできます。ここは、まさにブランドの生存競争が繰り広げられる最前線。そんな中で、ふと見かける日系店舗の看板に、思わず「ん?」と立ち止まってしまうことがあります。
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【マーケの種118:売れるための変質①】

テーブルの上に置かれた開いた本。ページがめくれかけており、物語の始まりや変化を象徴している。
テーブルの上に置かれた開いた本。ページがめくれかけており、物語の始まりや変化を象徴している。

「売れる」って、どういうことだろう?

作品が広く知られ、長く愛されるようになるとき、そこには“変化”が起きています。原作にあった哲学的な深さ、社会への問題提起、登場人物の複雑な内面——そうした要素が、より「わかりやすく」「親しみやすく」変えられていく。

たとえば、ムーミン。鬼太郎。デビルマン。どれも、原作とは姿を変えながら、アニメや商品展開を通じて世代を超える存在となりました。

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