彩虹邨(Choi Hung Estate): 香港インスタ映えスポット Vol. 3(JP/ EG)

日本人が世界に出て驚くことの1つに建築物の色の鮮やかさがあると思います。
ここ、香港でも色彩感覚は日本とは違って、ビビットで原色に近い色や強い色の配色が好まれているようですが、その中でもひときわ鮮やかなカラリングで話題になっているのがこの彩虹団地。今では若者たちの人気のインスタスポットとして知られています。

特に中心部に設けられたバスケットコートからの写真は定番のインスタスポットになっていて、私が訪れた時は7組ほどのグループが思い思いにポーズをとったり、アングルを研究して楽しんでいました。

 

私が話しかけた3人の香港の女子大学生は、美しい写真を撮るためにふさわしい場所をネットで調べて来たのだとか。三脚も立てて今日は一時間以上も写真を撮っていると教えてくれました。

このインスタスポットを訪れて美しい写真を撮ること以上に、私が感動したのは、忙しいだけではない人情あふれる香港の人達の生活の重みを感じたことです。どこかしら日本の公団にも似ているので懐かしくもあるのですが、中華医薬風の香り、堂々として美しい毛筆の看板、連れ添って歩く老夫婦、木漏れ日、子供達、など香港ならではの景色や香りを感じることができます。よく育った大きな木々が各所にみられ、絶えず鳥の声が響いて平和な雰囲気、とても心地いいのです。

インスタスポットとして訪れるのもいいのですが、この公団を散歩して人々の様子を見てみたり、ベンチに腰掛けてみたり、一階にあるこじんまりした商店街を回って、ダンスグループのWorld Orderも訪れた激安老舗の床屋でシャンプーしたりするのも良いのではないでしょうか?


#郊外の香港 #たまにはのんびり訪れよう #Instaspot
#1965HongKongInstituteofArchitectsAnnualAwards #Architects
#tya #hk #design #solution #upgrading #marketing #creative #advertising

紙への情熱、Acumen。行ってきました!

Acumen(cafe)行ってきました!観塘駅から15分程歩くとAcumenの入った工業ビルがありA、Bの入り口がありますが、もう少し先のC、D、E、F、の入り口から上がって7階です。
フロアに着くと山積みの紙が迎えてくれます。誰でも立ち寄れるカフェといってもオフィス兼用になっているのでコーヒーは出して頂けますが、注文できるわけではありません、ご注意ください!

 

Acumenは香港で創業し14年目の若い会社ですが、他社とは 一線を画して高級品質の紙しか取り扱わないため競合することなく顧客を増やしてきたそうです。どんな紙が流行るかよく考慮したうえでセレクトしたという今年の紙のコレクションを見せてくれました。フロス加工の紙、布のような紙、木目の凹凸のある紙など実際に触ってみることができます。イタリア、フランス、ドイツ、日本、韓国、台湾から主に輸入するそうで、品質を一番に考えているので中国産は1枚もまだ取り扱ったことがないそうです。
それぞれの紙の個性が用途や嗜好に合わせて活かされていきますが、特にAcumenの定番の10年間ロングセラーを続けているMORI SILKという紙も見せていただきました。
MORI SILKは日本の王子製紙から輸入している紙で、生産する際に使われている機械は300年以上使い続けているものだそうです。曲げたり折ったりしても割れずしなやかで、蛍光のようなきつい色ではなく、やや淡いクリーム寄りの白なので読み物用の紙としても読みやすく、適度に光沢があり、手触りもシルクのように滑らかです。 
どんな用途にも使いやすいこの紙の名前はAcumenが特別に付けたそうです。香港で購入できるのはここだけなのとか!
特別な高級品だけ取り扱うだけあって価格は高めですが、見て、触ってみると面白い紙がたくさんあります。紙見本も希望があればいくつかい頂くことができるので、興味のある方は寄ってみてはいかがでしょうか?
TYAも機会があったら利用させて頂きたいと思います。
最後になりましたが、製品やプリントについて熱っぽくご紹介くださった、創業者の一人でもありジェネラルマネージャーのJeffさん。
お話を通して、Jeffさんの紙や印刷に対しての愛や情熱が一貫してこのビジネスの根底を支えていると強く感じました。
いろいろ勉強させていただき、ありがとうございました!

I have visited Acumen! It is 15 minutes from Kwun Tong station, there is an industrial building where Acumen is in, there are entrances of “A and B”, but take the other entrance of “C, D, E, F” and it is the 7th floor. When you reach the floor, a stack of papers will welcome you. Even they name it as a cafe that anyone can stop by, it’s also an office so you will have a coffee but not from the menu.

Acumen is fourteen years since it was founded in Hong Kong, but it seems to have increased its customers without hassle competition. It is because that they handle only high-quality papers by focusing on the specific need of the customers.

Also, they showed me this year ‘s paper collection. It is interesting that you can actually touch such special textures such as flossed paper, cloth-like paper, and wood grainy paper. The papers are all imported from Italy, France, Germany, Japan, South Korea and Taiwan. Since they are prioritizing its best quality paper, they are not importing even single sheet of paper from China or made in China yet.
The super characteristic papers usually go with specific purposes.
However, they also have the ten years best selling paper called MORI SILK.
MORI SILK is a paper imported from Oji Paper in Japan, they are using paper mill over 300 years. It is very flexible and no cracking when it bends or folds. It is not like fluorescence white, it is somewhat pale creamy white so that it is perfect to make a book too, moderately shiny, and smooth touch like silk.

The name of this paper was given by Acumen. It is only in Acumen that you can buy MORI SILK in Hong Kong!

Although there are only special luxury papers they handle and the price is high too, looking at these special papers and its textures are the nice experience.

If you have hope for paper samples, they would love to give you some, so if you are interested, then why not?

TYA would also like to use some of the papers in the future.

Thank you for Jeff, who is general manager and one of the founders of Acumen, introduced me the products with enthusiasm.

Through the story, I strongly felt Jeff’s love and passion for paper are the foundation of this business.
Thank you very much!

 

 

#まず素材 #料理は素材で決まる #情熱に支えられているビジネスは強い #そして心地いい

The difference between McDonald’s in HK and JP (EN/JP)

I eat breakfast at McDonald’s almost every day since I had come to Hong Kong.
The taste of McDonald’s is the same as in Japan.
I am missing the familiar atmosphere so I have had a breakfast in McDonald’s often in Hong Kong.

McDonald’s in Hong Kong has a monitor for ordering and you can pay by credit card or Octopus card (Prepaid card) at the monitor.
A cash payee can also go to a cash register with a receipt after ordering. The monitor has the language selection menu between Cantonese and English, making it easier to order. As a corporate strategy, I thought that McDonald’s is using digital devices more than manpower.

In some new McDonald’s shops in Japan, there is a panel to check the number of your order, but I think that there is no such flow that you can order from the monitor. As a result, people working in the counter are fewer than in Japanese ones. It could be said that Hong Kong’s McDonald’s doing well at the point of reducing personnel costs.

However, the number of cleaning staff is larger than the Japanese one.

Because Hong Kong people leave the tray on the desk after eating, then the cleaning staff will clean up. I think that there was no staff who is responsible for just dispatching Japanese and American one.

What I enjoyed was that there was a bit of difference in the orange juice. The taste is similar, but because of the idea of Chinese medicine “too cold drinks are not good for the body”, they do not put ice cubes in the cold Orange juice. Even if there is a temperature difference inside and outside of the cup, they seem to be using a material that can avoid drops of water.

Perhaps it was not intentionally designed, but it was a wonderful experience when I drank a cold Orange juice which is no dropping water from the cups.

McDonald’s always indebted to me in Japan. Just going to McDonald’s in Hong Kong to compare not only the taste and menu, I think it is interesting to focus on functional aspects such as how to order, clean up, and work for shop clerks and containers. Please try it!

*

僕は香港に来て、ほぼ毎日朝マックです。日本でもよく行く安定のマックの味。慣れ親しんだ雰囲気が恋しくなり、アットホームさを感じながら朝を迎えています。

香港のマックは注文用のモニターがあり、クレジットカードまたはオクトパスで支払う人はそのモニターで支払いを済ませます。現金払いの人は注文後レシートを持ってレジに行くこともできます。モニターには広東語、英語の選択メニューがあり、とても注文がしやすくなっています。企業戦略として、人ではなくデジタルをうまく活用していると思いました。
日本でも最近できたマクドナルドの店舗はこのようにパネルとレシートの番号を照らし合わせる仕組みがありますが、モニターで注文する流れはあまりないと思います。結果として、日本のマックよりもカウンターにいる人が少なくなっているため、人件費削減というポイントではうまくできていると思います。
しかし、日本のマックよりも清掃係りの人数は多い。

なぜなら、香港人は食べ終わると机の上にトレーを置きっぱなしにし、清掃員が片付けます。日本のマックやアメリカのマックは片付けだけを担当するスタッフはいなかったように思います。

おもしろかったのは、いつも飲むオレンジジュースが少し違ったことです。味は同じなのですが、冷たい飲み物は体を冷やすとよくないという中国医療の考えのもと氷が入っていないので、コップが汗をかきづらいというのもあります。コップ自体がコップ内と外の温度差があっても水滴がつきにくい素材を採用しているように感じます。

もしかしたら意図的に設計されたものではないかもしれませんが、冷たい飲み物を飲むときにコップから水滴がポタポタたれないのは素晴らしい体験でした。

いつも日本でお世話になっているマクドナルド。ただ香港のマクドナルドに行って味やメニューだけを比べるのではなく、注文方法、片付け方、店員さんの働き方や容器など、機能面に着目してみても面白かと思います。ぜひトライしてみてください!

#朝マック #McDonald’s #tastelikehome #habit #myfavorite #Iloveinit
#tya #hk #design #solution #upgrading #marketing #creative #advertising

「絶対にいかないほうがいい」香港ディズニー、行ってみた

Q.  香港のディズニーに関して、現地の人に行かない方がいいと言われたそうでしたが、実際どうでしたか?

A.  香港人が私に行かない方がいいと言うのは、私が日本人で東京の近くに住んでいるのを知ってからでした。東京にもディズニーランドがあるのだからそっちに行けばいい。ということでした。
 確かに行ってみて、日本のより小さいと感じました。加えて、香港にあるアトラクションは日本にも全く同じではないけれど同じようなものが多かったです。そのことを考えると日本のディズニーランドに行った方がいいのではないかと思ってしまいました。また、香港は気温が高いため、アトラクションに並んでいるにしても暑かったです。たしかに扇風機はたくさんありましたが、その点は日本のディズニーランドより大変な点だと感じました。
 逆に香港のディズニーランドは空いていたように思います。私があまり絶叫系に得意でないのもあって、香港ディズニーランドの口コミサイトを調べながらアトラクションに乗りましたが、一番並んだのでも30分程度。その点は日本のよりいい点だと思いました。

Q.  香港ディズニーランドは楽しめましたか?
A.  純粋に楽しかったです。今回ディズニーランドに着いたのが、14時頃でした。そして、閉園時間が20時。なので、実質の滞在時間は6時間しかいなかったのが逆に良かったのかもしれないと思っています。というのも先述のとおり、香港ディズニーランドはそこまで広くはないため、日本のと同じように朝早くから行って丸一日満足するのは難しいと思いました。

Q.  キャストがシールを配っていたそうですが…日本にはないサービスですね。
A.  そうです。私もそれを当日まで知らなかったのですが、日本にいるディズニー好きに当日それを聞きました。すべてのキャストがシールを持っていて、こっちから言わないとくれないですがさまざまな種類があり、それを集めるのも一つの楽しみかと思います。エリアやその人の役職によってシールの柄が異なっていました。
 ちなみにそのディズニー好きによると香港ディズニーはツムツムのマスコットの種類の多さ、ダッフィーシリーズのアイテムなど、お土産でも珍しい点があるそうです。

Q.  日本人が多かったと聞きました。
A.  行った時期も9月で、世間の夏休みも終わりですが多くの大学生は休み。航空券やホテルが8月より安くなっていることもあり多いように感じました。日本で買ったと思われるアイテムを身に着けてくるようなディズニー好きな人か、関西弁で話す日本ではなかなかディズニーに行けない人が際立っていた気がします。ツアーは調べたところホテルは郊外部、安くディズニーに行けるものから、ディズニー直営のホテルに泊まる値段のするものまでさまざまありました。

Q  香港ディズニーはオススメできそうですか?
A.  ディズニー好きな方や、海外のディズニーランドに行きたいと思う方はぜひ行っていただきたいと思います。また、ディズニーランド行きたいけど東京のはどうも混んでて…という方にもおすすめです。先述のとおり、アトラクションの数は多くはないですし、パークも一つしかありません。やっぱディズニーは大きくないと!という方はぜひ東京のに行ってください。笑
 たしかに大きさは東京のと違いますが、雰囲気だったりは変わらないと思うので、ぜひ一度行ってみてもいいかと思います。
香港ディズニーランドで有名なアイアンマン・エクスピリエンス 2017年1月オープン
パーク内アドベンチャーランドで見つけたゴリラ。
かわいかったです
ジャングル・リバー・クルーズの入り口。ツアーガイドの言語によりレーンが異なるのは香港ならではだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

香港ならではのツムツムグッズ。ここでしか買えないものもあるらしいです。

 

 

 

TYA intern: Yano Hidekazu TYAインターン、矢野くん!1 (EN/JP)

Q. What was the first impression when you found TYA? (Followed by JP)

A. I got the impression that TYA is a small company but working on web advertisement and design that is cutting edge. While I was searching TYA HK’s website, I have started to wonder how they work with such big brands like POCARI SWEAT, and other famous brands in Japan. “There will be some secrets for the work!” That was the first thought when I get to know TYA.

Q. How was the impression of the first time in Hong Kong?

A. Honestly, I did not know about Hong Kong well, but I knew that it was “the city of the business” somehow. Also, because of the flag of the Hong Kong, the image of “red” was strong in my head at the beginning.
Two other things I have felt when I arrived in Hong Kong. The first one is the heat. And the other one is the smell of the Asia.
While getting off the plane and walking on the no-window boarding bridge, I thought that any “city” looks the same landscape, but when I have landed to Hong Kong, I could feel the unique atmosphere and smell of Asia.
In Japan, there are many people who often confuse “Hong Kong” as “Taiwan”. To be honest, I was the same before I traveled to Taiwan, but the atmospheres in the cities are totally different.
In both cities, I think that the subways are the major means of transportation and that the language shares similar to me as I do not know Chinese, but I think a big difference is that Hong Kong people can use English more. I think that this is a big difference for me who can only speak Japanese and English. Although I could not go to where I am want to be in Taiwan, I have no problem in Hong Kong without 100% certain with destination and I could try to visit random places where the local people recommended or to have the explain the menu details in English.
Also, I think Hong Kong is a feature of two-story rides such as tram and bus. I have heard that it is an influence of British colony.
The wind feels actually very good even in hot weather. I recommend it for anyone visit Hong Kong.
The buildings in Hong Kong. Because of the very expensive land in Hong Kong, buildings are really high.
In Japan, we have the earthquake, so it is rare to see a hospital at 21st floor, or a shopping mall with 15-story!
To be honest, I am scared of rising up by the lift every day. Lol
Talking about the Hong Kong people, I feel that there are many people have positive about going to overseas. It may be because I asked someone who can speak English, but many people said “I was studying abroad” or “I love Japan and going every year”.
I also felt that especially wealthy people in Hong Kong are positively interested in overseas.

Q. How do you feel at TYA now as an Intern?

A. The most thing I have been feeling is that TYA people are working “independent with confident”. Sometimes, they have meetings, but the most of the time, they are working on their computers by themselves. Making the best use of the small number of people, it seems that everyone is working hard with “the ownership in their role”. I also feel that this is the secret to oppose a famous company among a small number of people.

Those who work at TYA are Japanese and Hong Kong people. Their mother tangs are not English, but we use English to communicate. It is fresh for me to hear the three languages fluttering in the office.

Q. What do you want to do in Hong Kong?

A. This is the first time I have got the opportunity to work oversea. I would like to experience many things as possible!
For example, I would like to see the common points and the differences between Hong Kong and Japan.

Mr. Ueki told me that I would be spending my time in Hong Kong as a foreigner. This experience has been different from the other times that I went to other countries as a tourist. If ever I face differences in the ways between the Japanese and the Hong Kongese, I would follow the ways of the Hong Kongese. It may be difficult, but I believe that it is very important to learn about the culture and the lifestyle of those in Hong Kong.

Q. At the end …

A. I am very grateful that I have such chance to work as an intern at TYA. Although there was also tremendous anxiety before I came, thanks to the people include Mr. Ueki, TYA staff, and the local people, and many other people who support me to make this happen. I will do my best for the rest of my intern!

Q. インターン先としてTYAを見つけたとき、どのような印象を受けましたか?
A. 時代の最先端を行くようなWeb広告やデザインをしているような印象を受けました。調べていくうちに、あまり人数の多い企業でないことはわかっていましたが、TYA HKのHPを拝見させてもらった際にPOCARI SWEATをはじめ、日本や世界で有名な企業と取り組んでいるということを知り、少ない人数の中でも有名な企業を相手にする秘訣はなんだろう。そう感じたのが一番でした。

Q. 今回、初めて香港にきたときの印象を教えてください!
A. 今まで正直香港のことを詳しくは知らなかったですが、「ビジネスの街」であることは何となく知っていました。それと香港の地域の旗にもあるからか「赤」というイメージが強かったです。そんな中香港に着き、飛行機を降りたときに二つのことを感じました。一つ目が、暑さ。もう一つが、アジア独特の雰囲気、匂いであることです。飛行機を降りて、ボーディングブリッジ歩いている間というのは、窓も大きなものがなかったりするので、どこの都市も同じような風景だと思いますが、他ではあまり感じたことのない「香港」という雰囲気を感じたような気がしました。
日本では、「香港」という都市は「台湾」とよく混乱する人が多いです。確かに私も恥ずかしながらよく間違えていましたし、雰囲気もなんとなく台湾に似ているのかな。そう思っていました。私は海外旅行が好きなので、台湾も行ったことがあるのですが、街の雰囲気は全然違います。どちらの都市も地下鉄が大きな移動手段となっていることや、言語も中国語の知らない私から見ると同じような言葉を使用している点は似ている部分があるかと思いますが、まず大きな違いが香港人の方が、英語を使えること。
日本語と英語しか話せない私にとって、これは大きな差であると思います。道を聞くにも台湾だとどこに行くのかハッキリさせてからでないと行けなかったですが、香港に来てからは現地人におすすめの場所を聞いたり、レストランでメニューの詳細を説明してもらう際など、大いに助かっています。また、トラムやバスに代表されるような2階建ての乗り物というのも香港の特徴だと思います。イギリスの植民地であった影響だということは聞きましたが、実際に乗ってみると眺めも良く暑い都市でも風が気持ちいいので、ぜひ乗ってみてほしいと思います。

あとはビル。香港という地は広い方ではないので、ほとんどの建物が高いです。病院が21階にあったり、15階建てのショッピングモールなどは日本になかなかあるものではないと思うので、こっちに来て驚きました。正直毎日昇るのが怖いです。笑
国民の話をすると、海外に積極的な人が多いような気がします。英語を話せる人に聞いたからというのはあるかもしれませんが、多くの人は「アメリカに留学していました」であったり、「日本が好きで、毎年行っています」なんて人は珍しくはないです。あるデータでは富裕層が多いとも言われている香港人は海外に積極的に興味を持つということも感じました。

Q. 現在インターンを通してTYAでどんなことを感じていますか?
A. 一番に感じたことは「自分をしっかり持っている」人が多いことです。一日の中で、会議をしていることもありますが、基本的なタスクは自分でPC相手に作業している方が多いです。少ない人数というのをうまく生かし、皆が「当事者意識」を持って頑張っている様子があります。これも少ない人数の中でも有名な企業を相手にする秘訣かと感じています。
TYAで働いている方は日本人と香港人。どちらも主として使っている言語は英語ではないのですが、会議は英語。オフィス内は3か国語が飛び交っているのが私にとっては新鮮です。

Q. 香港で果たしたいことはありますか?
A. たくさん海外に行かせてもらってる中で自分自身、今回のように企業にて働かせてもらう機会は初めてです。そのために、日本との共通点や相違点など、多くのことを経験して帰国したいと思っています。これは植木さんに言っていただいた言葉なのですが、今までの観光客として海外に渡航していた自分とは違い、「自分は外国人である」という意識を持って仕事以外の時間も過ごすように心掛けています。自分が思う日本での常識も香港に来たら香港の常識に従う。難しいことかもしれませんが、香港の文化や生活感を学ぶ上では非常に大事なことだと思っています。

Q. 最後に一言…
A. 今回、ご縁もありTYAでインターンとして実習させていただくことになり、非常にありがたく思っています。渡航前はものすごく不安もありましたが、TYAの植木さんをはじめとするスタッフの方、また現地の人の協力もあり、今は充実した実習ができていると思っています。一つでも多くのことを日本に持って帰れるように、残りの時間も頑張ります。
 

#ピカピカのインターン#お腹壊してます #それも香港の洗礼
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Seven Eleven Cafe 香港 vs 日本

【Seven Eleven Cafe 香港 vs 日本】
同じセブンイレブン(以下セブン)でも香港のセブンと日本のセブンで1番違ってあれれと思うことは、コーヒーと軽食。ということで日本/香港セブンのコーヒーと軽食を比べてみました。
■コーヒー
以前、アイスコーヒーを香港のセブンで頼んだら、プラスチック製のカップの中に氷をたくさん入れた上からホットコーヒーを注いでいました。キンキンに冷えたコーヒーが欲しいわけではなかったので、氷少なめと言ったのですが、その結果ものすごく生ぬるいコーヒーが出てきました。
日本のセブンのコーヒーメーカーはセルフサービスですが、香港では店員さんが操作します。衛生管理や盗難などを恐れてお客さんにはまかせらせないのでしょうか?
また香港のコーヒーはとても苦いのでお腹が弱い人はお腹を壊す恐れがあります。
逆に濃いコーヒーが好きな方にはたまらないかもしれません。
日本のセブンは佐藤可士和さんがブランディングプロジェクトの一環として、新しいセブンのコーヒーをサービス全体のコンセプトから手がけたことで大成功しました。一店舗で1日平均90杯売り上げるようになり、日本で最もコーヒーを売る企業になりました。『カフェで過ごすような時間』をコンセプトにマシンのデザインから紙コップ、砂糖スティックのデザインもクールになって「コーヒーならセブンコーヒー」というイメージが消費者に浸透しました。
香港ではサービス全体がカジュアルです。香港のセブンカフェの紙コップなどロゴ付きですが、いまいちインパクトに欠け視界に入ってきません。これは日本のセブンカフェのように「セブンカフェ」と直球な名前ではなく「DAILY CAFé」というなんとなく意味のはっきりしないネーミングで、セブンのロゴも名前も全く活かさなかったのが大きいのではないでしょうか。いつも香港のセブンでコーヒーを買っている人に「DAILY CAFé」のコーヒー好き?と聞いてみましたが、なんの事か全く伝わりませんでした。これはせっかくのデザインがブランディングの一環とはなっていない証拠です。「セブンカフェ行かない?セブンコーヒー買う?」といえば知らない人でも簡単になんの事かイメージできますよね。

というわけで、ここは日本のセブンコーヒーに一票!

香港にも日本のセブンのようなブランディング姿勢と品質の向上があると良いですね。
■軽食
日本のセブンでは肉まんやピザまんやあんまん、そして寒い冬にはスープが沁み込んだおでんがおいしいですよね。その他にも唐揚げとかドーナツなど盛り沢山。
対する香港の押しはミ・ゴレンです。最初は独特の味に驚くかもしれませんがインドネシアのインスタント麺でいつの間にか癖になる味です。事前に半茹でした麺を熱湯の中でささっとゆがいて、調味料とチリをざざっと混ぜるだけ。味も作り方も刺激的!小腹の空いた時は地元の人たちに交じって、サクッとセブンの店内テーブルで食べてみるのも良いと思います。その他にも焼売、魚団、ソーセージなどなど色々な香港のB級グルメをお手軽に味わうことができます。

日本のセブンの軽食も好きなのですが、おもいっきりローカルフードにフォーカスした香港セブンのB級グルメっぷりはいさぎよいです。日本の安定の味覚に慣れた人も、一度食べたらきっとまた食べたくなってしまう、セブンのミ・ゴレンあっぱれ!ということで香港に一票!

結果


引き分け!

なんでもあって、なんでも出来て、なんでも美味しい日本のコンビニは小宇宙。それに比べると、香港のセブンはサービスや取扱商品の幅も狭く、ブランディングの意識も大雑把ですが、
かゆいところに手が届くようなサービスの需要がそもそもあまりないのかもしれません。
次回は、香港のサークルKとセブンを比較してみたいと思います。

This time we are going to compare HK 7-11 cafe and JP! Here we go!

 

Before I have ordered iced coffee in Hong Kong Seven Eleven, a staff pure lots of ice in a plastic cup. When I saw that, I thought they are making super iced coffee which was not what I wanted, so I asked less ice, but as a result, a very lukewarm coffee came out.

In Japan, basically “Seven coffee” is self-service, but in Hong Kong, it is operated by the shop staff. Probably due to maintaining hygiene managements and preventing thefts.

Also Hong Kong’s coffee is very bitter, so people who have sensitive stomach would have a stomachache.
However, those who like very bitter coffee would like it.

In Seven Eleven in Japan, Mr. Kashiwa Satou took part of the branding project of Seven Eleven by creating the new “Seven cafe” from the concept to install of the whole service. Then now, they became to sell 90 cups of coffees in a day on average at one store and became the most coffee selling company in Japan.

Based on the concept of ‘time spent at a cafe’, the whole cafe design was renewed. Such as Sugar stick, Milk case, Coffee cups and even their coffee machine!

By building solid brand design, they gave the formula of “Coffee? = Seven Coffee” to the consumers.


Compare to Japan, the whole service in the Hong Kong is casual. Although it has a logo on the paper coffee cup, it does not give any impression at all.

One of the reasons would be the name “DAILY CAFé”.
It is somewhat obscure naming compare to “Seven Cafe” in Japan and the meaning is unclear.

We are not sure why they could not make use of Seven Eleven’s official logo or that of the name at all. “DAILY CAFé” just does not sound to be related to Seven Eleven at all.

As an experiment, I asked my colleague who buy coffee at “DAILY CAFé” often “Do you like coffee from DAILY CAFé?” He could not understand what is the “DAILY CAFé” and what am I talking about.
So, this is an evidence that branding of Hong Kong Seven Eleven cafe is not solid. If you say “Do not go to Seven Cafe? Do you buy Seven Coffee?”, You can easily imagine if it is your first time to hear.

So Yes! Japan won on the coffee part!

I hope Hong Kong Seven Eleven could take this “branding issue” seriously and make improvements on the quality soon!

In Japan Seven Eleven, There are so many foods like Pizza-Man, An-Man(Red beans-Man) and when it is cold winter, of course, Oden! There are plenty of other foods such as fried chicken and donuts that you can taste.

In Hong Kong, it would be Mie goreng which is actually instant noodle from Indonesia. Although at first, you might be surprised at the exotic flavor, it is a taste that becomes a habit. At the cafe, the staff just boil the semi-boiled noodles and mix with seasonings and chile. Taste and making way are exciting! When you are hungry, I think it is good to snatch it and eat with locals at the in-store table. In addition, you can easily taste various Hong Kong B Class gourmet such as baked goods, fish farms, sausages and so on.

I also like snacks in Seven Eleven in Japan, but Hong Kong has many local foods are really flavorful and unforgettable. People who are accustomed to the taste of Japanese foods, once if you eat it, you will surely want to eat again.

So one vote to Hong Kong Seven Eleven for the food!

result

draw!

Seven Eleven in Japan has Anything, and almost every food is delicious. Japanese convenience store is like the microcosm. Compared to that, Hong Kong Seven Eleven has the narrower range of services rough the lesser awareness of branding.
However, perhaps, there are not many demands for its services because of so many small shops in Hong Kong.

 

#7-Eleven #ソウルフードもまかせて #セブンイレブンいい気分
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カオスな香港ドラッグストア、カスタマーサービス比較

香港はコスメを取り扱うドラッグストアストアがたくさんあることで有名です。今回は銅鑼湾に横並びに営業している3つのドラッグストアのカスタマーサービスを比べてみました。


ーSasa

1番大きくてどこにでもあるのが1978年に香港で展開されたSasaです。
タイムズスクエアの向かいのSasaは一見入り口が狭いのでものすごく狭い店かと思うのですが、実際階段を上ると、店内はとても広く、2階の入り口にはたくさんのスタッフたちが待ち構えています。
黒い制服のスタッフのゴリゴリの目線を避けつつ、優しそうなスタッフにいろいろ聞いてみました。オススメはもちろん教えてくれましたがやや距離感がある感じで、買うのか買わないかを一番気にしている様子。そこは大手ならではの余裕なのかもしれません。ダイレクトに他のお店と何が違うの?と聞いてみると店員さんは困ってあまり違わないが、取扱商品が違うとだけ教えてくれました。



ーColourmix

タイムズスクエアの向かいのColourmixの店内はとても狭く、入り口に警備員がいるせいで余計入りずらい雰囲気です。狭い店内でお客さん、店員さんそれぞれ3人ほど。10分ほど店内を見ていても、誰も話しかけてきません。声をかけると最初の店員さんには英語が話せないから他の人に話してくれ、と広東語で言われました。
次に話した店員さんは笑顔が素敵な方でお勧めの商品を紹介してくれましたが、商品の品揃えがそこまで豊富ではないので、選択肢が限られているような感じがしました。その中でも1番の売れ行きの商品をお勧めしてくれて参考にはなったのですが、ターゲット層がティーンなどの若年層なのでいろいろなチョイスを楽しみたいのなら、別のドラッグストアがいいかもしれません。



ーBonjour

タイムズスクエアの向かいのBonjourは店内も広くスタッフもマニアな人が多いようで、店員さんの何人かは本当にいろいろなおすすめを経験やお得な情報など熱心に色々教えてくれます。最も効果があって、ハイエンドな品物がきちんとお店に揃っているので日本ではあまり知る機会のないマイナー海外化粧品ブランドを知ることができます。
そして接客態度もとても親身なので、気持ちよくお買い物することができます。はじめはやや疑心暗鬼でしたが、おすすめしてくれた商品の効果も抜群だったことで評価もグッとアップしました!



まとめ

ドラッグストアに限った話ではありませんが香港のチェーン店は場所によっても色々違ってくるので簡単にどこのお店が一番とは言い切れません。基本的な情報を抑えたら必要に応じて自分にとってのベストなドラッグストアを見つけ出すのも香港生活での楽しみなのかもしれません。

#カオスなドラッグストアの楽しみ #店員さんと仲良くなると楽しい香港
#tya #hk #design #solution #upgrading #marketing #creative #advertising

迷宮ハイサンプレイスに面白いサイン標示出現!

香港銅鑼湾のハイサンプレイスの一部がリニューアルをしました。この前行ってみると、わかりづらかったフロアの導線がますますわかりづらくなっていました。その中でおもしろいな、と思ったことがあります。それがこのサインです。エスカレーターを上り下りすると、必ず目に入ってくる大きな象徴的なサイン。
ハイサンプレイスには新しい話題の食べ物やスイーツショップなどが多く入っています。顧客のターゲットは20−40歳くらいと思われます。ちょうど、パンケーキやソフトクリームに、なんとなくインスタ映えする写真が撮れるな、という下心も抱いてしまう世代ではないでしょうか。サインを使って店内案内をすると見せかけて、こういったターゲットの顧客を直接勧誘してしまっています。
 (日本のパンケーキ屋さんFLIPPER’Sはエスカレーター真横にあり、平日にもかかわらずものすごい行列ができていました。
上の階から下りてきてこのサインを見ると、迷宮をしばしさまよった後の絶妙のタイミングで、パンケーキやソフトクリームはいかが?ちょっと休んでみたら?スマホのバッテリーはある?と勧められているようで、半ば釣られそうになりながらうまいなぁと思ったのでした。
(これが無料チャージャーです。一目でこれがなんなのか、そして少し見ただけではどうやって操作するのかがわかりづらいですね。ボックスのデザインはかっこいいです。何より無料!)
ハイサンプレイスは少し見回しただけでもいくつかの異なったサインのスタイルがあってまとまりがなく、各ショップへのアクセスの仕方や、出口までどう行けばいいのかがわかりづらいのですが、わざとスタイルをバラバラににすることで、各フロア毎にバラエティに富んだショップ体験を提供しているようです。

 1階から下には免税店などが入っていて、また別の雰囲気。そして地下2階にはスーパーが入っています。
まずは、上に上がってみましょう!下に見えるのが1階です。壁に描かれたサインは役立っているのでしょうか?
 
ぼーっとしていると間違えて乗ってしまうかもしれないエレベーター。まるでトラップのよう。でも一気にレストランフロアへワープできます。

そのまま地道に奥のエスカレーターで各階ごとに上がる事もできますが看板には出ていません。ここではカジュアルでポップな感じの看板になっています。


そして6階までたどりついたところで、このサインに出会います。

このサインが誰にでもわかりやすい指標としての本来の役目を果たしているかはやや疑問ですが、このようにストレートなサインはインフォメーションを伝える役割よりもむしろ広告的な役割を果たしているように思います。
インスタ世代への訴求方法としては、直球でいいのかもしれません。


 

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モバイル決済の波! どうなるFeliCa陣営⁉︎(Suica+Octopus)

香港では2016年7月にApple Pay、10月にAndroid Payが提供を開始しました。様々なモバイル決済の方式が導入されていますが、現時点ではモバイルで支払いをするよりもソニーが開発したFeliCaシステムを利用したオクトパス(八達通)カードを利用している人が圧倒的に多いようです。FelicaベースのSuicaやPASMOなどカードがメジャーな日本と同じです。
モバイル決済は金融サービスが十分に開発されていない新興国の方が、圧倒的に早いスピードで普及します。信頼できる決済サービスが整っていない状況であれば、一気に新しい方法が浸透する。想像に難くありあません。そしてモバイル決済は偽札や不正送金、盗難などのトラブルを防ぐのにも大いに役立っているそうです。例えばケニアでは、携帯電話加入者の約76.8%(2015年6月)がモバイル決済を利用しています。
日銀の調査によると日本でモバイル決済を「利用している」の回答したのは全体の 6%でした。また、同じ調査でモバイル大国の米国がたったの5.3%であったというのも、これまでの決済システムが十分に便利であるからだと思われます。一方で中国では、なんと98.3%の人が「利用している」という結果が出ています。
FeliCaには読み込みが速い、セキュリティに優れている、などの利点があります。しかし世界に普及しない背景には、対抗するType-A/B方式のNFC(=Near Field radio Communicationの略、近距離無線通信)の規格とはリーダーとの互換性がないことがあげられます。
香港には中国本土を始め海外から毎年2600万人もの旅行客が訪れる為、様々な決済手段に対応することが不可避と言えそうです。
日本はどうでしょうか?
日本でも、2020年の東京オリンピックに向けて訪日客の大幅な増加が見込まれますので、各種方式の導入の検討が急がれているはずです。しかしながら、FeliCaを搭載したカードはシンプルで広範囲に利用されています。既に生活にしっかりと根付いているために、新たなモバイル決済方式に移行するとなると多くの課題が出てきます。

そして、事はオリンピックへの対応に止まりません。デジタル化の波が次々にイノベーションを起こしている世界では、益々モバイル決済が主流になっていくはずです。世界に取り残されない為にも、なるべく早期に戦略的な移行を実現することはできないものでしょうか?

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日本は創造性が高いのか、高くないのか?


アドビ システムズが米・英・独・仏・日の18歳以上、約5,000人を対象とした2016年のオンライン調査によれば「最も創造性が高いと思う国は日本(36%)都市であれば東京(30%)」という結果が出ています。



 


ところが同社が行った別の調査(米・英・独・
・日のZ世代*とその教員を対象)では、日本のZ世代で自分を「創造的」だと回答したのは8%のみ、その教員に至っては僅か2%にとどまりました。他の4カ国のZ世代は少なくとも37%以上が自分たちは創造的だと自覚しており、彼らの教員たちは少なくとも25%は自国のZ世代を創造的であると評価しています。


 


*日本のみ12−18歳、他国は11−17歳


 

また同じ調査で、「創造性が求められる仕事や職業はたくさんあると思いますか?」という質問に対して「ほんの一握りしかない」と回答したのが69%、「ある」と回答したのが僅か31%でした。他の4ヶ国ではいずれも創造性が求められる職業がたくさんあるという回答が大きく上回っています。
実は冒頭の18歳以上を対象にした調査の方でも、日本人は全体の僅か19%が自分を創造的だと回答したにとどまりました。

このような認識の差はどこから生まれるのでしょうか?


 

創造性と聞くと多くの日本人はアートや芸術のような特殊な才能を求められている、と身構えてしまうのかもしれません。その結果、創造性とはどこか自分の住んでいる世界とはかけ離れたもの、関係のないものだと思ってしまうのかもしれません。


 

外から観察する側が「創造的だ」と思い、一方で内から観察する側は「創造的でない」と思い込んでいる。面白い現象です。


 

面白い現象である一方で、このようなギャップはお互いに取って多くの機会損失を生んでしまうような気がします。「創造的である=良いもの」を求めている人たちに効率よく素晴らしい商品を使ってもらったり、もっと最上の体験を味わってもらうということにもっと積極的になるべきです。


 

積極的に自らの良さを理解し、咀嚼し、プレゼンすることで、それらを求めている相手からもっともっと日本や日本の文化を好きになってもらう。一方で私たちの側も安易に「安くてもいいものを提供する」ことを追求するのではなく、努力や価値に応じた対価を受け取り、気持ちの面でも富の面でも豊かになっていく。


 

そうなっていくためにも、調査の回答に見られるような「我々は創造的ではない」という認識から抜け出し、日本の至る所に発見することができる「創造性あふれるもの」(自然、美術、デザイン、ファッション、食、芸術、プロダクト、サービス、伝統、歴史、等々)を再認識することが必要なのではないと思います。


 

情報・コミュニケーション・体験のかたちはますます変わり続けていくはずです。自らの意識を変えることで、日本の素晴らしい創造性に更に磨きをかけ、世界に広げていく。同時に若い世代の日本人が胸を張って、どんどん世界に出ていけるようになる。TYAも海外に展開する日本の企業として日本DNAに根ざしたデザインを提供していきたいと思います。


 

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アドビシステムズ・2017
Z世代クリエイティビティ調査
:http://www.adobeeducate.com/genz/creating-the-future-JAPAN
アドビシステムズ・2016
調査レポート
:http://www.adobe.com/aboutadobe/pressroom/pdfs/Adobe_State_of_Create_Global_Benchmark_Study.pdf