【香港図鑑47】中古デバイス買取


香港の街角を歩いていると、「iPhone、iPad、なんでも買います」と書かれた手書き看板がふと視界に入ってきます。店というより、ほとんど路上。業者の人がその場で査定して、すぐに現金化してくれるのが特徴です。画面が割れていても、水に濡れていてもOK。「動かなくても大丈夫だよ」と声をかけられることも。

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【香港図鑑43】レンタル自転車

自転車はいい

風を切って走るのは気持ちがいいし、ちょっとした移動にも便利だ。ペダルを踏み込むたびに、自由になったような気分になる。しかし、香港の街中では全く使えない。道は狭すぎるし、人も多すぎる。ちょっと気を抜けば、三人や四人くらいは簡単に引っ掛けてしまいそうだ。

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【香港図鑑41】ビルの中の教会

香港には、約100万人もの人が、総数500以上の教会に所属していると言われています。これは、およそ7人に1人が何らかの形で教会とつながりを持っている計算になります。この数字を聞くと、意外に思う方も多いかもしれません。特に、日本の都市部ではキリスト教徒の割合が比較的少ないため、香港のように信者の多い都市という印象はあまりないかもしれません。しかし、香港の街を歩くと、確かに至るところに教会が存在していることに気づきます。

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【香港図鑑40】🍓「あまおう」は香港で儲かっているのか?

― 甘くて、赤くて、ちょっと不思議な市場の話


🍓 街角の八百屋に、あまおうが並ぶ日

今月に入ってから、近所の八百屋の店先に「あまおう」が並ぶようになりました。以前なら、高級スーパーの特別コーナーにしか姿を見せなかった日本産いちごが、今では、ごく普通の果物として街中に“定着”しつつあるのです。

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【香港図鑑38】🎊 大吉大利

— 新しい年に願いを込めて

「大吉大利」——。
新年を迎えると、街のあちこちで目にするこの四文字。
赤と金の紙に大きく記された文字が、風に揺れ、光に反射して輝いています。
それを見つけるたびに、私たちは何か小さな希望のようなものを感じるのかもしれません。

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【マーケの種35】価格と品揃えについて(1)— サイズの選択肢はなぜ違うのか?

日本では、商品サイズのバリエーションが豊富に揃っていることが当たり前のように感じられます。例えば、缶ビールなら350mlと500mlがあり、さらに一口で飲みきれるミニサイズも存在します。ヘアワックスも同様で、自宅でじっくり使うための大容量サイズと、外出先での持ち運びに便利な小型サイズが、コンビニやドラッグストアで容易に手に入ります。

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Seeds of Marketing 35: Price and Assortment (1) Why Are Size Options Different?

In Japan, consumers are accustomed to having a wide selection of product sizes available. For example, canned beer typically comes in both 350ml and 500ml options, and even smaller, single-sip sizes can be found. The same applies to products like hair wax—there are large containers for home use and compact versions that are easy to carry around, readily available at convenience stores and drugstores.

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【香港図鑑35】ワイルドな引越し──スピード vs. 安全、どちらを取る?

引越し。

それは、人生のなかでもなかなかのエネルギーを要するイベントです。日本で引越しといえば、ダンボールをきっちりと積み上げ、養生シートで壁や床を保護し、作業スタッフも丁寧な言葉遣いで動いてくれる…そんなイメージを持つ方が多いかもしれません。

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【香港図鑑34】流動露天商

香港で露天商として営業するには、政府の許可(ライセンス)が必須です。ライセンスには「定位置露天商ライセンス(固定場所)」「流動露天商ライセンス(移動型)」「食品露天商ライセンス(食品販売)」があります。

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