【香港図鑑23】忍び返し

鋭い刃先が語る「近づくな!」

この鋭い刃先の忍び返し。見るからに「来るな!」と言わんばかりの威圧感がありますよね。🏠🔪 こんなものを見てしまったら、泥棒だって思わず足を止めてしまうのではないでしょうか。私も初めて見たとき、「これ、日本にもあればいいのに!」と思わずつぶやいてしまいました。

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【香港図鑑22】誠品書店が変えた香港の「本」事情


2012年、誠品がやってきた!📚

2012年、台湾発の誠品書店が銅鑼湾にオープンしました。これ、香港の「本」事情にとって非常に大きな転機だったのではないでしょうか。それまでの香港を振り返ると、書店事情はかなり厳しい環境だったように思います。

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【香港図鑑19】日本風のお店の名前


■ 店名で分かる“日本らしさ”の試行錯誤

ただし、こういった和食レストランの店名を見ていると、日本人としては「ん?」と首をかしげてしまうものも少なくありません。中には、明らかに「これは日本人が名付けたものではないな…」と感じる名前も散見されます。例えば、「富士山×すき焼き」や「江戸ラーメンファクトリー」といった、日本文化の要素を無理やり詰め込んだような名前や、漢字とカタカナが奇妙に組み合わさったものなど。一生懸命日本らしさをアピールしているのは分かるのですが、その意図が空回りしてしまっているケースもあり、微笑ましい気持ちになることも。

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【香港図鑑18】フェリーの旅

香港を訪れる際、移動手段としてだけでなく観光や文化体験の一環として楽しめる「フェリー」をご存じですか?香港のフェリーは、単なる交通手段を超え、目の前に広がる絶景や地元の日常を感じられる貴重な体験を提供してくれます。短時間で気軽に楽しめるのに、深く印象に残る旅。それが香港のフェリーの魅力です。

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【香港図鑑17】訊号山訊号塔|尖沙咀の隠れスポット

尖沙咀でふらっと歴史散策:「訊号山花園」

尖沙咀といえば、美しい夜景やショッピングスポットが思い浮かびますが、実はそれだけではありません。喧騒から少し離れた場所に、静かで趣のある散歩スポットが存在します。それが「訊号山花園(シグナルヒルガーデン)」です。尖沙咀の駅から歩いてわずか10分ほどの場所にあるこの公園は、歴史的な建造物と緑豊かな自然が楽しめる穴場スポット。ちょっとした息抜きや散策にぴったりの場所なんです。

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【香港図鑑15】 日本製造?

日本薬品の評判と香港市場への挑戦
日本製の薬品はその品質と安全性の高さで、海外市場、特に香港で広く信頼を得ています。香港の薬局やドラッグストアを訪れると、「MADE IN JAPAN」と書かれた製品が棚にずらりと並んでいます。ビタミンサプリ、風邪薬、スキンケア商品など、多様な日本製品が消費者の目を引いている様子は、日本の中小企業が香港市場で一定の評価を得ている証と言えるでしょう。

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香港図鑑(14)【家政婦の皆さん】


香港を支えるフィリピン出身の家政婦さんたち

約10万人が活躍する大きなコミュニティ
香港には、フィリピン出身の家政婦さんが約10万人も暮らしています。この数字は、香港で暮らす外国人の中で最も多いコミュニティを形成していることを意味します。彼女たちは、共働き世帯や高齢者のケア、さらにはペットのお世話まで幅広い役割を担い、香港の家庭生活に欠かせない存在です。

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香港図鑑(13)【香港的士】


有料タクシー表彰制度2024!香港のタクシー運転手さんは、優しい方も多いですが、どこかツンデレな一面も感じることがあります。目的地を告げると、ちょっとした苛立ちが表情に出たり、急いでいるのか荒っぽい運転になることも。しかし、そんな中にも香港らしい個性が垣間見えます。たとえば、道中で香港のおすすめスポットを教えてくれたり、地元の文化について気さくに話してくれる運転手さんに出会うと、思わず心が温まることもあります。 Continue reading “香港図鑑(13)【香港的士】”

香港図鑑(12)【古き良き香港】


セピア色の香港と近未来的都市の共鳴

1970年代のJALが発行した香港PRポスターは、時代の空気を切り取ったような一枚のアートです。セピア色のトーンが漂うそのデザインは、現代のきらびやかな香港とは異なり、どこか懐かしく温かな情緒を感じさせます。現代の香港ももちろん魅力的ですが、そんなポスターが描く「これぞ香港!」という風景に心を惹かれます。 Continue reading “香港図鑑(12)【古き良き香港】”

香港図鑑(11)【トラム】

香港ローカルの魅力、二階建てトラムが持つマーケティングの可能性

香港島を走る二階建てトラムは、観光客にとっても地元住民にとっても欠かせない存在です。1904年から運行を続けているこの路面電車は、香港の歴史とともに歩んできた象徴的な交通手段であり、現在でも1回の乗車がわずか数香港ドルという安価さで利用できる庶民的な足となっています。観光ガイドブックにも必ず登場するこのトラムは、単なる交通手段にとどまらず、観光資源として、そして広告媒体としても非常に優れたポテンシャルを持っています。

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