みなさん、音楽聴いてますか? 僕はめちゃくちゃ聴いています。朝布団から出る前に必ず一曲、通学中、寝る前、寝ながら音楽、なんていう時もあります。
では次の質問です。みなさんは何を使って音楽を聴いていますか? CD、スマホ、パソコンなどなどいろいろとありますが、僕はSpotifyというスウェーデン発のストリーミング方式音楽アプリを使っています。ちなみにこれ、めちゃくちゃ良いアプリなので、よかったら使ってみてください!
ある日、香港でSpotifyの広告を見つけました。日本だけじゃなくて香港でもこのアプリは人気なんだなあとぼんやり考えていたら、ふと疑問に思ったのです。香港の人たちって音楽聴くのかな?
せっかくなので調べてみちゃいました! 音楽好きでもそうじゃない人も必読っ!
~大きく変化している香港の音楽~
かつての香港の音楽は海外の有名アーティストや香港ポップで独占されていました。しかしインターネットが登場すると香港人の音楽の聴き方にも変化が訪れます。
インターネットの普及により、音楽はCDやテレビじゃなくても簡単に聴けるようになりました。一度スマホに音楽アプリを入れてしまえばいつでもどこでも気軽に音楽を楽しむことができるようになったのです。
僕が使っている音楽アプリ「Spotify」は香港でも日本よりも約3年ほど早く配信されています。香港は誰もがスマホを持っている市場なので、当然のように配信直後からダウンロード数はうなぎのぼり。配信スタートからの1年間で130万以上のプレイリストが作成され、総再生時間数は年換算で800年にも相当したそうです。他にも香港にはすでに配信されていた台湾発のKKBOXなどの音楽アプリもありました。香港ではCDではなく、スマホを通じて音楽を聴くというライフスタイルが早い段階で確立したのです。さすがスマホ保有率世界一の香港ですね。
世界的に有名なアーティストから地元のインディーズすらも聴くことができる。香港ではインターネットの普及で音楽がとても身近な存在になったのです。
近年では「Clockenflap」と呼ばれる中環で2008年から毎年行われている音楽フェスティバルが開催されるなど、香港での音楽を楽しむ環境はどんどん向上しています。
~今後の香港での音楽はどうなっていく?~
今、香港では音楽を通して大きなムーブメントが起きようとしています。音楽を多くの人が楽しむようになれば、商業的な面以外でも香港は国際都市としての魅力を大いに発揮できるでしょう。世界的に有名なアーティストはこぞって世界ツアーを香港でも行いたいと考えるようになるだろうし、地元のアーティストも香港をより一層クリエイティブに富んだ場所に変えたいと思うようになるはずです。
今以上にクリエイティブな街に香港はなることができるのか!?
音楽が持つ無限の力を是非とも信じたいものですね。