イカゲーム—香港でも広がる韓国ドラマブーム〜香港図鑑53

香港でも人気の『イカゲーム』

韓国発のNetflixドラマ『イカゲーム(Squid Game)』は、香港でも例外なく多くの人々を魅了しました。📺🎭 シーズン1が世界中で爆発的なヒットを記録し、香港のファンの間でも大きな話題に。街中では関連グッズが販売され、特にコンビニやポップアップストアなどで『イカゲーム』をモチーフにした商品を見かけることが増えました。

コンビニでも見かける『イカゲーム』グッズ

セブンイレブンでは、劇中のキャラクターを模したフィギュアが販売されており、コレクターやファンの間で人気を集めています。🤖✨ また、韓国の飲料メーカーが発売した『イカゲーム』エナジードリンクも登場。赤と黒を基調としたパッケージが目を引き、ドラマの世界観をそのまま商品に落とし込んでいます。実際に手に取った人々の間では、「デザインが良い」「記念に買った」といった声も聞かれます。

実は、筆者も思わずフィギュアを一つ購入してしまいました。特に『イカゲーム』は、ストーリーの衝撃的な展開や独特のビジュアルが印象的だったため、グッズとしても魅力を感じる人が多いのではないでしょうか。

プロモーションイベントはまだ?

世界各地では、『イカゲーム』のコスチュームを着たスタッフが街に現れるプロモーションイベントが行われました。例えば、韓国やアメリカでは、劇中に登場する赤いジャンプスーツの「運営スタッフ」や、巨大な「だるまさんが転んだ」の人形を再現したイベントが話題になりました。しかし、香港では今のところ、そうした大規模なプロモーションは目立っていません。

とはいえ、ハロウィンの時期になると、仮装イベントで『イカゲーム』の衣装を着た人々を見かけることがあります。特に、ランカイフォン(蘭桂坊)などの繁華街では、プレイヤーの緑色のジャージや、運営スタッフの赤いスーツを身にまとった人々が繰り出し、ドラマの人気を実感させられます。

シーズン2の反応は?

待望のシーズン2も公開されましたが、香港を含む多くの国でシーズン1ほどの熱狂的な支持は得られていないようです。💭📉 シーズン1の斬新なストーリー展開に比べ、続編はやや期待に応えきれていないという声も。一方で、ファンの間では「今後どのように展開するのか」「新たなゲームのアイデアに期待」といった意見も見られ、引き続き注目を集めています。

「だるまさんが転んだ」ならぬ、「木槿の花が咲きました(무궁화 꽃이 피었습니다)」のフレーズが耳に残るこのドラマ。香港の街中では、まだまだその影響が続いているようです。