60%増のガチャ景気と、町角の新しい風景
カプセルトイ、いわゆる「ガシャポン」の勢いが止まりません。 📈2023年度の市場規模は約1150億円。前年の720億円から実に60%増という驚異的な成長ぶりです(出典:バンダイナムコ調べ)。
かつてはスーパーの片隅にぽつんとあったものが、いまや専門店が駅ビルに出店し、百貨店のフロアを占拠し、空港や観光地でも存在感を放つ時代。マシンの見た目もどんどん進化していて、ハンドルの色、パネルの光り方、什器のレイアウトまで、やたらとエンタメ感が増しています✨
最近のガシャポンは中身もすごい。
「回す意味ある?」とツッコミたくなるようなミニチュア仏像、「誰が得する?」と首をかしげる家電の配線部分の模型、リアルすぎるインコの頭部マグネットなど…。 🧠**「意味不明」だけど「なぜか回したくなる」**、この謎の吸引力、マーケティング的にも非常に面白い現象です。去年、釜山(プサン)を歩いていたときにも数軒のカプセルトイ専門店を見かけました。 香港では、ショッピングモールどころか駅の構内や路地裏の一角にまでガシャポンコーナーが出現。日本発の文化が、アジア各地で新しい街の風景をつくり始めているのかもしれません。
🏙️ そして国内では、シャッター街の空き店舗にガシャポン専門店が入る例も増えてきました。低コストで導入でき、集客力もあり、什器のデザインで賑やかさも演出できる。 📌 地方の商店街における“静かな救世主”になりつつあるのは、案外本当の話かもしれません。
「ほんの数百円で、何が出るかわからない」——この不確実性が、なぜか今の時代にぴったりフィットしている感じもあります。 全体が予定調和になりがちな日常に、ちょっとした“偶然性のスパイス”を加えてくれる装置として、ガシャポンはこれからも進化していくのかもしれませんね😉
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