香港島の立ち並ぶネオンサインが映す時代の変化
かつて香港島の夜景は、日本企業のネオンサインが輝く光景の象徴でもありました。15年前、ビクトリア・ハーバーを眺めると、日立、東芝、三洋、キヤノン、リコー、シチズン、セイコー、オリンパス、シャープ、YKK、ニコンといった、日本を代表する企業の名前がずらりと並び、その光景はまさに日本の経済力と存在感を示すものでした。
かつて香港島の夜景は、日本企業のネオンサインが輝く光景の象徴でもありました。15年前、ビクトリア・ハーバーを眺めると、日立、東芝、三洋、キヤノン、リコー、シチズン、セイコー、オリンパス、シャープ、YKK、ニコンといった、日本を代表する企業の名前がずらりと並び、その光景はまさに日本の経済力と存在感を示すものでした。
香港の人たちは本当にキャラクター好きで知られています。街を歩けば、アニメやマンガのキャラクターがあちこちで目に入りますが、その愛され方はただの流行を超えて、文化の一部になっていると言っても過言ではありません。例えば、ドラえもんは香港での人気が非常に高く、もう単なるアニメキャラクターという域を超えて「アート」の存在になりつつあります。 Continue reading “香港図鑑(9)【キャラクター好きな香港人】”
香港では、閉店した店舗のシャッターを使ったポスター広告が大っぴらに展開されています。旺角、油麻地、銅鑼湾といった商業地を中心に、実に1000以上のスペースが確保されており、深夜に張り替えを行う専属のスタッフネットワークまで存在します。
あけましておめでとうございます🎍✨
(このポストは別メディアにて昨年クリスマス前に投稿したものを再掲しています)
香港のクリスマスディスプレイは、日本よりもなんと3週間ほど早く始まる印象です。11月の中旬には早くもイルミネーションが輝き始め、街中がクリスマスムードに包まれます🎄✨。「クリスマスはもう終わっただろう?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、香港ではその「余韻」がしばらく続くんです。
香港の街を歩いていると、電柱や壁、郵便受けの隅など、思わぬ場所に貼られている小さなスティッカーをよく目にしませんか?カラフルなデザインや大きな文字で電話番号が記載されているこれらのシール。最初は何だろうと思うかもしれませんが、実はこれ、香港特有の24時間対応の「緊急修理サービス」の広告なんです。
豚さん、鴨さん、イカさん。香ばしい香りをまとった彼らが、丸焼きだったり半身だったりと、透明なガラスケースの向こうにぶら下がっています。黄金色に輝く皮はパリッと、身はジューシーで、見るだけで食欲をそそる美味ローストたち。この光景は、香港の街角でよく目にする、食文化の象徴とも言える風景です。 Continue reading “香港図鑑1:燒臘”