🧵 布と人の記憶が重なる街――深水埗(シャムスイポー)
■ 繊維の都を支えてきた下町
1950年代から香港の繊維産業を支え続けてきたのが、深水埗エリア。南昌街や汝州街を歩けば、反物・レース・ジッパー・ボタンなど、あらゆる素材を扱う店が軒を連ね、色とりどりの生地が通りにあふれています。
■ 「目と手で選ぶ」楽しさ
いまでも昔ながらの対面販売が残り、客は布を広げ、手触りや質感を確かめてから購入します。この**“目と手で選ぶ”行為そのものが、買い物というよりも「職人の共同作業」のように感じられます。 👗 デザイナーから趣味のクラフターまで、“使える素材”を求める人々**が毎日この街を歩きます。
■ 変化の波と残る光景
近年では、より安価で大量仕入れができる深圳の問屋街へ足を運ぶ人が増え、かつての活況とはやや違う様子も見え始めました。それでも、声を張り上げて価格交渉する姿や、生地を大きく広げて確かめ合う光景は今も健在。デジタル通販全盛の時代にあっても、人の眼と手を信じる取引が、確かにここに息づいています。 ■香港図鑑いかがでしたか?香港でのマーケティングインサイト調査もTYAにお任せください。(こちらの記事”【香港図鑑39】

