なぜ、左右で「世界観」が違うのか?
🛗 ボタンは両側。でも中身は別物⁉
香港のビルでよく見かけるのが、エレベーター内に左右2つの行き先階パネルが設置されているタイプ。一見便利そうなのですが、ボタンの配置が左右でまったく違うことが意外と多いんです😳
🔢 例:こんな配置、想像できますか?
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左パネル:縦3列、左列から上→下に「1〜10」、真ん中が「11〜20」、右列が「21〜30」
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右パネル:縦3列、右列から下→上に「1〜10」、真ん中も下→上、左列も逆順……
もうパズルか脳トレかというレベル🧠💥慣れていないと、「え、どこ?どこ??」と焦って探す羽目になります。

🆘 非常ボタン、どこですか?
さらに厄介なのが、開閉ボタンや非常ボタンの位置まで左右で違うこと。
「ドア閉めよう」と思って押したら**「緊急通報」**だった……なんてこと、ほんとに起こり得ます🚨😵💫
🤔 パターンがあるようで、ないようで…
よく見ると、左右で真逆に配置されていることもあります。「なるほど、逆にしたのね」と思えば、別のビルではまったくのランダム配置で、もはや法則性ゼロ😵💫
これ、**わざとやってるのでは?**と疑いたくなるレベル。*「玩野(wan6 je5/ふざけてる・遊んでる)」**って、こういう時にぴったりの表現かも。

🔍 なぜこんなことに?
理由として考えられるのは:
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設計が各ビル・エレベーターメーカーごとにバラバラ
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後付けで片側だけ増設され、統一されなかった
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誰も配置を気にしていない(!)
つまり、「利便性」よりも「施工都合」が優先されている可能性が高いのです。
🧭 住む人・使う人の“慣れ”頼み
香港では日常のあらゆる場面で、**「ロジックより慣れ」**が問われることがあります。エレベーターのボタン配置もそのひとつ。使いこなすには観察力と順応力がカギ🔑
💬 まとめ:ちょっと不便。でも、ちょっと面白い。
左右で配置が違うボタン。使いにくさはあれど、**「香港らしいカオス」**ととらえると、なんだか愛着も湧いてきます😊
次に乗るエレベーター、左右のボタンを見比べてみてください。そこには、**一筋縄ではいかない“香港の美学”**があるかもしれません。
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