ある日、香港の路地裏で目に飛び込んできた、たった3文字の落書き。
「けつを」
……え? けつを?🤔
意味はわからない。
何を伝えたいのかもまったく不明。
でも、なぜか目が離せない。じわじわくる。
そんな不思議な魅力を放つ言葉に出会ってしまいました。
✅ 日本語があふれている街なのに…?
香港は、言わずと知れた**“アジア屈指の親日都市”**。
街を歩けば、
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日本の飲食チェーン(吉野家、CoCo壱番屋、すき家)
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日本製お菓子(じゃがりこ、うまい棒、ブラックサンダー)
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日本語ロゴ入りファッション(「さくら」「東京」など)
…など、日本文化はそこかしこにあふれています。
しかし、「日本語の落書き」は意外と少ないんです👀。
そんな中で現れた「けつを」は、まさに異彩を放つ存在でした。
✅ そもそも「けつを」って何?🤨
一応、考えられる意味をいくつか挙げてみましょう。
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人名説:「けつを君」?
→ もしかして、「けつを」はニックネーム?「たけし」や「けんじ」的な…?
でも、そんな名前…聞いたことありますか?(笑) -
ギャグ・ネタ系説:「ケツ=おしり」路線?
→ 中学生男子が喜びそうなタイプのジョークネーム。「ちょっとふざけたかっただけ」感、あります。 -
謎のメッセージ説:「暗号」か「タグ」?
→ 落書きの世界では、意図不明な単語がタグとして使われることもあります。
アートか、いたずらか、はたまた祈りか…。
…結局、真相は闇の中です🔍。
✅ なぜ「気になる」のか?🧠💥
「けつを」という言葉の魅力は、**“意味がわからないのに、感情を揺さぶる”**ところにあります。
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響きが妙に印象的
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平仮名3文字のバランスが絶妙
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誰かの名前っぽいけど、名前じゃないかもしれない
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むしろ名前だと信じたくなってくる
この“ちょっとズレた違和感”が、
**「忘れたくても忘れられない記憶」**として心に残るのです。
✅ 落書きは「都市のつぶやき」📝
SNSが日常化した今、
都市に残された落書きは、どこかアナログなつぶやきのようにも見えます。
誰かがふとつぶやいた「けつお」。
意味はなくても、存在は確かにそこにある。
それはまるで、誰かに聞いてほしかったけど声に出せなかった、
そんな小さな声のようにも思えるのです😌
🔍 まとめ:「意味がある」だけが価値ではない
私たちはつい、「意味があるもの」だけに価値を見出しがちです。
でも、「意味がわからないけど気になるもの」こそ、
記憶に残る力を持っているのかもしれません。
「けつを」。
今日もあの壁で、誰かをクスッとさせているかもしれません😄
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