今、小型店舗が爆発的人気。

大都市では、小型店舗化の傾向が顕著になってきています。駅構内の24時間営業で人が立ち寄りやすいコンビニやスナック外食の小型店はともかくとして、今回注目したいのは強い個性を持って、ソーシャルメディアの活用することで爆発的な人気を集める小型店舗です。

 

寸土寸金とよく言われる香港でも、小さなお店の外に長〜い行列ができている風景をよく見かけます。さっそくチェックしてみましょう!

 

まず、標準店舗に比べ、面積を抑えた小型店舗にするメリット。香港や東京などの都市では地価が高いので、小型店舗は家賃や人件費、設備費などの運営コストを大幅に削減できます。つまり、標準店舗より少ない初期投資でビジネスができる上に、人口が集中している都市では安定した集客が期待できます。

 

現代は選択肢が豊富。消費する満足感はあるけれど、選択肢が多すぎて何を選んだらいいのか迷ってしまう人も少なくありません。そうした中で、小型店舗には注目されるべき成功戦略があります。

 

全ての人の要求に応えるのではなく、特定な層に人気のある商品をさらに特化し、専門性を高めることによって、特色ある店舗を展開するということです。数より質、安定より個性を重視しているというイメージです。

 

さらに、小型店はFacebookなどのソーシャルメディアを活用することで、店舗の場所や規模、形式に捉われず人気を集めることが可能です。ネットでのエンゲージメントを通して、特に若者達の間で話題になり、短時間で多くの注目を集めることもあります。中国ではこういったネット上で話題を作ったお店のことを「網紅店」と呼んでいて、「網紅店」と呼ばれるようになったお店にはたくさんの人が訪れます。

 

以上の三点からみて、店舗の小型化は時代にとても合っているといえそうです。

九龍にあるたった5平方メートルしかないこの芋圓デザート(芋団子。特に台湾で流行っています)店は、店長と店員の二人だけ。メニューは 5 種類しかありませんが、 フェイスブック や Iインスタグラムなどを活用して、「手作りで健康的」、「原材料を買ってもらったら家でもお好みでアレンジできますよ」などの魅力的なキーワードで宣伝したり、お客さん達自身の体験やレビューをシェアすることでネットで大好評を得ました。

 

この店はネットで紹介した面白いレビューや写真を店内に掲示していて、お客さんが待っている間にも楽しめるよう工夫しています。波及効果として「自分も写真やレヴューをアップロードしたい!」と思う人が増えて、ますます宣伝効果を上げています。

小型店舗の成功例は飲食業に限りません。例えば、上環(Sheung Wan)から中環(Central)にかけてのエリアには、イギリス統治時代の建物を改装したおしゃれな雑貨店、喫茶店などをあちこちに見つけることができます。この一帯にはその他にも、それぞれの特色を持ったフラワーショップ、アンティークショップ、オリジナルグッズを扱う雑貨店などが並んでいます。ハイセンスで知的な雰囲気に包まれているので、優雅な時間が楽しめる絶好の場所として有名になりました。

写真に載せた二店舗は賑やかな大通りを外れた閑静な場所にあります。まるで都市の喧騒から逃れてどこか特別な場所に訪ねてきたかのような感覚です。

 

このフラワーショップ ”Tallensia Floral Art” では、ソーシャルメディアを活用して、生け花ワークショップなどのイベントが若い女性を中心に人気を集めています。また、隣の雑貨店”InBetween”はアンティーク、個性をアピールできるオリジナルグッズなどを販売しています。定期的に新しい情報をネット配信していて、おしゃれに敏感な若者達のファッションの聖地にもなっているようです。

 

こうした小型店舗の爆発的人気は、ますます勢いを増して広がっていくように思えます。ユニークさを磨いたブランドを作り、ソーシャルメディアをうまく活用していくことが人気店を作るキーポイントですね。

 

#ユニークを昇華したブランドづくりが重要 #華やかになっていくライフスタイル #明日はあなたも戦略的小型店舗

 

AIがあなたの行動を評価するようになった時代。そのリスクとベネフィット。


お隣中国ではすでに生活に根付いていますが、ついに、日本でもこの形式を取り入れたサービスが始まりました。個人情報を開示して得られるサービスを利用することをどう捉えていくべきなのか、考えてみようと思います。

日本でも始まったAIスコア・レンディング「Jスコア」

 

2016年11月、みずほ銀行とソフトバンクの共同出資により「株式会社J.Score」を設立しました。株式会社J.Scoreは、2017年9月25日に個人向けの融資を行うサービスとしては日本初となる、ビッグデータとAI技術を活用した日本初のFinTechサービス「AIスコア・レンディング」を開始。


〜従来の個人向け融資との最大の違いは、ビッグデータとAI技術を駆使して個人の「信用力」とその人の将来の「可能性」を算出、スコア化し、それぞれの顧客に見合った条件で融資を行うことです。〜 ZUUOnlineインタビュー引用

このスコアは「Jスコア」と呼ばれ、最大150の質問に答えると、AIが信用力を1,000点満点で数値化してくれます。AIがすぐに融資可能額(最高1,000万円まで)と金利をはじき出すので、個人が「借りてみようかな」と検討できる仕組みになっているそうです。
ただし、スコア評価は厳しめになっており、600スコア以上獲得できなければ融資は受けられません。

従来の消費者金融と異なり、利用者の将来性も分析して融資額をはじき出すため、中には性格診断をするための質問をされることもあり得ます。

この「Jスコア」はサービス開始から利用者は想定の二倍を超え、半年で約十五万人がスコアを算出しました。

「Jスコア」の特徴は:


・すべてがスマートフォンで完結し、最短30分で融資を受けることができる
・チャット形式で気楽に答えていくだけで、結果を出せる手軽感
・通常の質問以外に、任意の質問項目が全部で百数十項目あり、答えるたびにスコアアップが図れる。
・ゲーム感覚を演出するUI/UX設計

・みずほとソフトバンクというブランドへの信頼・安心感
・動画のキャッチコピーは、「あなたの可能性をスコア化」
・ブランドアンバサダーは「スプツニ子!」氏

同社の大森隆一郎社長は「このサービスは未来に可能性を持つ若者への支援をしたかった」と語っています。当然ビジネスなので、将来にわたってLTVが期待できる若者層が主なターゲットになるでしょう。


同氏は「今後は外部企業もスコアを活用できるようプラットフォーム化し、旅行やショッピングなどで特典が得られるサービスなども考えたい」と語っています。
https://zuuonline.com/archives/183085


中国で拡大する芝麻信用

 

こうした「AIスコア」システムは中国で先行してします。シェアリングエコノミーを使用した際の信用情報に加えて、金融機関の信用情報、海外旅行のマナー違反ブラックリスト、ありとあらゆるデータベースを連結。各種信用情報の一大統合を目指しています。

違法なことをすると信用スコアが下がるので、住宅ローンの金利が上がったり、海外旅行に行けなくなったりするという仕組みなのですが、このシステムの問題は政府が管理、監視のために運用していることにあり、まるでジョージ・オーウェルのディストピアの世界です。
一方で、人々のマナーが向上し、犯罪やルール違反が減少するような社会基盤を作る、という役割を果たしてくれるかもしれません。

現時点ではこの評価システムも不完全な所があります、例えば、支付宝で日常的に決済をし、きちんと支払いを続けていれば、ポイントはスムーズに上がります。反対に買い物をあまりしない低所得者層にとってはポイントを上げる機会が少ないシステムなのです。支付宝以外での決済や一部の金融機関の信用情報資金の流れについては、完全に情報が掴めていないということが、信用獲得格差を拡大する要因になるのではないかとも懸念されています。

中国政府はこのシステムを国策として、ますます推し進めていくことを決定しているため、人々の人生を信用ポイントで評価するという風潮ははこれから益々強まっていきそうです。

つまり政府にとっては国民情報を監視するためのツールが確立されていくということになるのでしょう。


まとめ


AIに個人情報を提供することを「リスク」あるいは「ベネフィット」のどちらと見るかは、個人の考え方に依るところが大きくなります。

欧米では自ら個人情報を提供するデータのドネーター(ドネーションをする人々)も現れ始めています。世界が「デジタル」に大きくシフトしている時代。日本でも、ようやく始まった「Jスコア」を始めに、次々にこういった新しいサービスが始まるものと思われます。

ロシアのプーチン大統領は、学生向けのキャリアガイダンスフォーラムで「AIを制するもの、世界を制する」とまで話しました。AIによる個人情報の管理と、それを利用していく動きは加速していくことでしょう。

イーロン・マスク氏も「国のリーダーじゃなく、AIが戦争を起こさせる引き金になるかも」とAIの重要性をツイート。

あなたの情報を積極的に差し出して、見返りにデジタル社会における恩恵を得ると生き方を取るのか、徹底的に守ろうとする努力をしていくのかという議論は、まだしばらくの間、大きな議論の対象になりそうです。


#AIスコア #Jスコア #どちらの生き方を選ぶのか #AIに決めてもらおうかな

インバウンドの光と影:スーツケース棄却問題

日本でスーツケース棄却問題が問題になってきているのをご存知でしょうか。

香港の街を大きなスーツケースをガラガラ引きずっているのは中国人。香港人の友達が”スーツケースを持って歩くと中国人に間違われるので嫌だ”、とふくれていて可愛かったです。と言うように香港では、スーツケースと言えば、中国人のトレードマークです。

 

笑えないスーツケース問題@日本

 

ですが昨今、日本で問題になっているスーツケース問題はちょっと笑えません。

昨年、成田空港の出発ロビーに放置されたスーツケースは約250個、関西空港が258個、中部空港では287個が見つかったということです。単純に計算しても、各空港でひと月に20個以上のスーツケースが捨てられている計算になります。

これは持ってきたスーツケースの容量をはるかに上回る買い物をしてしまい、新たに大きなスーツケースを購入。その結果、不要になった元のスースケースを空港で破棄してしまうからだそうです。

その中には名前が書かれていたり、出国時のタグが残っていたりで、その殆どが「中国系」と推察されるものなのだとか。スーツケースの口が閉じていると、爆発物や可燃物の検査もしなければいけないので、警備上、大きな問題になっています。また、警察の遺失物保管庫は、置き去りにされたスーツケースで膨れ上がり、保管期間の3ヶ月が満了した後は粗大ごみとして処理しなければならないので、その際には費用として私たちの税金が充てられるわけです。

 

中国人:「何が問題なの?」

 

そもそも中国では、ゴミを捨てるのはタダ。とにかく不要なものは捨てればいいので、ゴミになるものには未練もありません。あとは野となれ山となれです。

語学学校時代に住んでいた寮。隣の部屋には「中華系」の生徒が住んでいました。彼女が退寮した後の部屋は、まるで荒らされた部屋のように、ちぎれた紙や教材が散らばっていました。住んでいた時は割と小綺麗にしていたのに、なぜ、去り際には、そこまで散らかしていくのか…。日本人には理解のできない行為でした。

香港でも似たような事情はあります。路上のゴミ箱は夜にはあふれ返り、レストランではゴミは床に落とすか、テーブルの上に食べ散らかしたまま、そのまま去っていきます。寧ろ、ゴミ掃除をする人の仕事になっていい、と思っている節すらあります。

 

日本の環境衛生の高さ

 

香港が日本の23区とほぼ同じ面積でありながら、日本全国で出されるのとほぼ同じ量のゴミを生産している話を以前のブログで取り上げました。香港では驚くことに全てを一つの袋に詰め込んで、分別しないのですが、日本ではご承知のようにゴミは細かく分別するのがルールですね。

日本の環境衛生が整っているのは、ひとびとが真面目に、面倒臭いゴミの分別に努力していることの積み重ねから来ています。

また日本人は、幼い頃から「ものを大事にする」よう教育されているので、ものを粗末に扱うことは「よくないこと」と考える傾向にあります。江戸の街にはゴミが全くなく、衛生的に保たれていたそうです。それは、ものを本当に使えなくなるまで三次、四次、五次と、再利用したいたからと言われています。

 

考えられる改善方法

 

どうしたらこのスーツケース問題を解決できるか考えてみました。

  • 空港でビラを配って注意を喚起する(現在一部で実施中)
  • ホテルなどが引き取る(現在一部で実施中)、また、スーツケースの販売店でトレードインというのもいいかもしれません。
  • スーツケース交換スポットを設ける。
    (スーツケースは開けたまま、不要になったスーツケース同士を交換する)
  • 空港での粗大ごみ破棄を罰金にする。(破棄手数料を取る)
  • 「芝麻信用」と協力してペナルティを課す。(これが一番効果的かも)

 

まとめ

 

いらなくなったから、その辺に捨てていってしまおうと言うのは、「恥」の文化で育った日本人からみると理解ができない考え方であり、行動です。しかしそこで、「しかたないな」と、簡単に見過ごしてしまうのではなく、認められないものに関してはきちんと主張すべきだと感じました。

「観光者がスーツケースや大きなものを捨てていく」という行為に際して、規則を定めたり、システムを考案したりして、訪日観光客に認知と理解を広めていくことで改善していけたらいいなと思っています。

こんな記事も参考にどうぞ!
香港からの訪日者数『人口対比25.24%』世界からの訪日客のトップに
#そんなに買うから #有問題では #芝麻信用様ぁ

LALAMOVE Advertising Campaign – 送嘢嗱嗱聲

TYA於1998年成立,是香港領先的一流創意代理商之一。

LALAMOVE Advertising Campaign – 送嘢嗱嗱聲

在製作網絡爆紅影片之前,我們以「送嘢嗱嗱聲」為概念,策劃並製作了一個電視廣告。

LALAMOVE広告キャンペーン – 送嘢嗱嗱聲

TYA は香港にて1998年に創立。数々のブランドの問題解決をお手伝いしてきたクリエイティブ・エージェンシーです。

LALAMOVE広告キャンペーン – 送嘢嗱嗱聲

バイラルビデオの制作に先行して「送嘢嗱嗱聲」(デリバリーはララっと一声)のコンセプトでTVCMの企画制作をいたしました。

TYAで学んだこと

タクシーの運転手さんとは英語が通じず、スーパーを見つけるのに2時間かかり、帰りのバスがなくなり家まで30分以上、重い荷物を背負って帰った日からはや8ヶ月。香港での生活も慣れてきましたが、もうすぐ帰国する時期になりました。半年以上TYAさんで時々勉強をさせていただきました。今回はその振り返りを書いていきます。

個人的に印象に残っていることは、

①広告やマーケティング業界が直面している変化の波とそれをどう乗り越えようとしているのか、

②外国人とともに仕事を進めていく中で生じる問題、

③会社全体をマネジメントしていく上で、人事や組織面でどういった問題にぶつかるのか、という三つが主です。

1、広告・マーケティング業界が直面する変化の波

これまで一般の消費者として、外からこの業界を見たり、普通の生活をしている中で広告・マーケティング業界がどれほど厳しい競争にさらされていて、変化の途上にあるかはわかりませんでした。しかし、一度足を踏み入れてみると、デジタル面、ハイテク面、AIなど様々な最先端かつめまぐるしく変化する、競争も激しい分野ときっても切り離せない関係にあることがわかりました。
というのも従来の紙の広告が次第に廃れ、スマホといったネット上の広告が主戦場になっているといえばわかりやすいでしょう。同時にこの変化は業種業界の垣根を越えて広がっているものでもあり、その現状と、必死にそこに食らいついていくTYAの今の姿をこの目で見ることができたのは大きな財産です。


2、外国人と仕事を進めていく上での問題

僕のような、帰国子女でもなんでもない日本人は英語が苦手です。海外での生活や勉強をすればそれなりに話せるようにはなると思いますが、細かいニュアンス、微妙な意味の違いを認識し、状況ごとに使い分けるというのは至難の技です。ましてや香港は広東語圏で彼らも英語はあくまで第二言語であり、そういったバックグラウンドの中で、広告といった繊細さが求められるビジネスを進めていく上での相互理解や考えのすり合わせ、自分の考えをしっかり伝えるといった基本的なことが大変難しいと感じました。


3、会社全体をマネジメントしていく上で人事や組織面でどういった問題にぶつかるのか

TYAは従業員も10名ほどといわゆる中小企業の「小」の部類に入るほどです。しかし、そういった場であるからこそ、会社全体をマネジメントすることの難しさをマネージャー目線で感じることができました。これは前述した多国籍な人同士で働くという問題とも絡んでいるとは思いますが、人それぞれ、加えて役職の違いも相まって、物事の考え方、プロジェクトの進め方は変わってきます。したがって、ある人にとっては別の人のやり方が気に入らなかったり、組織全体としてかみ合わなかったりします。マネージャーが会社としての「やり方」を決めることは当然ですがそれを全従業員にしっかりと理解してもらうことがいかに重要かということが身にしみてわかりました。

ブログの記事の分量には到底まとまらないですが、本当にここではたくさんのことを学ばせていただきました。ありがとうございました。

もし僕のこの経験を講演してほしいという方がおりましたら、TYAまで!

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When I came to Hong Kong last year, almost 9months ago, I couldn’t communicate with a taxi driver, it took more than 30minutes to home (usually 10minutes). Then I tried to find the supermarket but it also takes 2hours. I didn’t have any signals, friends to ask.

8months have passed in Hong Kong and I’ve studied at TYA  time to time for more than a half year.

Then now I’m finally leaving to home, Japan. So I’ve written my experience and thoughts here.

What I really impressed is,

(1) The big wave we marketing and creative agency face, (2) the difficulties to work in a global company, and (3) the difficulties to manage the whole company.


1. The big wave that we face

  So far, I was just one consumer, looking this marketing and creative field from outside.

  However, once I joined this field, I really surprised that how fast the technology improves: like digital, high-tech, or AI. And I found how harsh the competition is. I found that this field is now deeply connected with the digital or AI field because, as you know, we can enjoy the advertisement or user interface on the digital devices from the paper media.

  Therefore, we need to go upstream field to be competitive and we manage to do it now. What a good experience to work for such a motivated company.


2. The difficulties to work for a global company

  We Japanese are usually not good at English. If you would study abroad, you can speak English to some extent. But how about the subtle nuances??

In the company like TYA, creative agency, to share and understand each other is most important to create contents. In this field, of course, the precision is important.


3.
The difficulties to manage whole company

TYA is the small company that has about ten employees. This is the reason I can experience how hard to manage a whole company. Spending a long time with the manager, I could understand how he tries to manage each employee and how hard it is.

I guess this matter is something to do with the environment of the company: they have some Japanese and Hong Kong people, so TYA office has diversity to some extent.

However, in every company, each of employees has their own way to do project, own way of thinking, and own role. So some people don’t like the others way to do a project and it may decrease the efficiency or productivity of the company.

It goes without saying that a manager set up something like “manual” of the company but I really learned what is more important is to make employees understand it.

I can’t write everything that I learned from TYA here but I really learned so many things.

I really appreciate the kindness of TYA. 

If you want me to speak my experience more, please contact me through TYA!!

Thank you.

#Studyingexperience #lookback #TYAってどんなところ?

それ、伝わってないかも!

最近、思っていることがあるのですが、それが、

「ミーティングの時、いろいろ話してるけど、あんまり伝わってないかも。」

ということです。

 

「要点をより的確に、人に伝える」技術はクライアントのプレゼンテーションの時だけだけでなく、日々の何気ないコミュニケーションや小さな打ち合わせなどでのアウトプットでこそ、発揮したいスキルですよね。そこで、ミーティングでの話し方の何がいけなかったのか考えてみました。

 

「どうやったら」の前に「何を」伝える?

 

ソーシャルメディアでのパフォーマンスについて報告をする時、私は大体ポスト内容を簡単に伝え、そのポストのリーチやエンゲージメントのパフォーマンスについて話します。そしてこれからのポスト予定やその他のスケジュールなど未来の予定について話していきます。

でも、なんだかいつも、「伝わってないような感じ」「皆が他人事のように聞いている感覚」がありました。

[ …….??? ]

 

なぜなのか、考えてみたら「自分の部署として何が肝要な部分で、それについて私がどう感じているか」この重要なメッセージが抜けていたのです。

 

当たり障りなくカバーすることに囚われてしまっていて「どうやったらきちんと、もれなく報告できるか?」ばかりを気にするあまり「何を」というメインの主張部分がない、機械的で無味乾燥な報告になっていたのです。

 

ポストの要約以前に、部署として「何を」このポストでしたかったのか。「何が」担当として一番面白いポイントだったのか。

 

それを切り口にするだけで、もっと同僚達の反応は違ってきていたかもしれません。

 

自分の部署として「何をしたかったのか」が見えれば自然に「どうやって伝えたいか」が見えてくる。

 

例えば、もし数の示すものの意味や傾向に自分の視点での仮説を立ててみたり、

 

「フリーライターの◯◯さんにお会いする予定です。会議はいついつです。」ではなく、

 

「今回お会いした◯◯さんはこんな人で、コピーライティングにも長けていて、こんなお話で盛り上がりました。彼女との仕事にはこんな可能性があると思うんです!次の議会ミーティングでもその可能性を探ります。会議はいついつの予定です。」と言ってみる。

 

最初の言い方は、必要最低限の連絡事項述べただけ。後に言い換えたものは、感情や視点をいれたもの。そこで「何が」あったのか、少し話すだけで、印象は全く違ってきます。

 

言葉を選ぶのもコミュニケーションデザイン。

 

面白おかしくストーリー立てて友人に話すことは自然にできても、会社の中では黙り込んで必要最低限の確認事項のみしか話さないとなってくると、情報交換も意見交換もどうでもよくなってきてどんどん「何が」一番大事なのか話さなくなってしまうかもしれません。

 

私:「シムを買いたいんだけど、オススメの一番安いケータイ会社ってどこかな?」😊

相手:「どこも同じだよ」✊

私:「へー、そうなんだ」💔

 

私:「その靴、素敵だね、どこで買ったの?」😊

相手:「あそこの路面の店だよ。」🐱

私:「へー、そうなんだ…」😓

 

冗談かと思うかもしれませんが、これは私が以前にしたコミュニケーションです。ご想像の通り、会話はこれで終わりました。香港の人はあまり英語では話したくないのかもしれない、とも思ったものです。

 

例えば…

「シムを買いたいんだけど、オススメの一番安いケータイ会社ってどこかな?」😊

「どこも価格帯は似てるけど、ここの会社のカスタマーサービスはいいよ。私の使ってる携帯会社は有名だけど実は使い心地はカクカクシカジカ。」👍

 

「その靴素敵だね、どこで買ったの?」😊

「あそこの路面の店なんだけど、いつもこのコレクションが好きで買っちゃうんだよね、そのデザイナーの〇〇がサイコーだから…」💓

 

当たり前のようですが、ちょっとでも+アルファの自分なりの「何か」があれば話しの拡がり方も全然違います。

 

まとめ

情報を整理して言葉を選ぶのもデザイン。

 

「何を”私”は大事だと思っているのか」伝える。

 

日々の良質なコミュニケーションは、自分の中の引き出しを増やしてくれます。いろいろな人と多様な情報を交換していくことで、今まで思いつかなかったようなアイディアが思いついたり、ひょんなところから次の仕事のヒントになったり、新しいサービスの構想ができたりするかもしれません。

 

また、面白い情報にはアンテナを張ってインプットを図りながらも、アウトプットする時には、何が面白いのか、手札についてきちんと「これが、自分的にはこのポイントで面白い」と言えるような状態でいたいと思います。

 

なぜなら、基本的なことのようですが「自分なりの立場から意見を持ってアウトプットし、情報交換をしていく。」ということこそが、コミュニケーションの質をあげることになるからです。ひいてはそれが、ミーティングやチームのクリエイティブの質も上げていくことに直結しているのではないでしょうか。

 

#コミュニケーションは1日にしてならず #伝え方がすべて #改善計画スタート

それじゃ、Snapchatでいっちょ広告を…

その前に、念のためにSnapchatのおさらい。

 

スナップチャットとは写真が消えて自動的に消滅する写真やショートビデオの送れるSNSアプリです。より当事者間のコミュニケーションに特化したアプリと言えます。

開発者が友人が写真を送ったあとで「送信した後からでも写真が消えてくれたらいいのに!」と後悔しているのを見て開発が進められました。

開発者がスタンフォード大学卒業ボビー・マーフィー(29歳)とエヴァン・スピーゲル(27歳)であることも、Facebookに買収されなかったことも若者達の信頼を固めたポイントかもしれません。

 

“どうして若者に人気なの?” 

 

そもそも、若者たちは大人たちの世界にうんざり…。リアルな関係の中でも、偽物のつながりや表面上の付き合いに疲れています。なので、SNSでは、何人かの距離の近い友達とだけしか繋がりたくない。そしてその友達と「特別な瞬間」や「ちょっとした日常」を「シェア」してより意味のある、深いつながりを作りたいのです。

広告や企業のニュースなどは、もちろん興味がありません。FacebookやInstagramよりもダイレクトに、邪魔されることなく快適にこの「友達とのコミュニケーション」を楽しめるのがお気に入りの主な理由なわけです。(詳しくは前回のブログを参照してくださいね!)

 

 

香港はアジアの中で1番のSnapchatユーザーを抱えています。しかし、storyをInstagramとFacebookにコピーされて以来、その優位性は失われつつあります。

エージェンシーのドイチュ(Deutsch)社でソーシャル/エディトリアル・ストラテジー部門のディレクターを努めるダニエル・ジョンセン・カー氏は「どちらを選ぶかは、クライアントが獲得しようとしているオーディエンスによって決まる」と述べています

 

では、Snapchat上で企業はアプローチは不可能?

 

とはいえご安心ください。Snapchatでも企業側からユーザーにアプローチすることも可能です!しかし!

実はSnapchat、香港ではまだあまり広告は活用されていません。

なんでも過去1年ではほとんど広告を見なかったのが、最近では友達のストーリーを見るときに週に1−2回ポップアップ広告を見かけるようになった程度とのこと。これはSNAP ADSと呼ばれていて、イメージとしてはYouTubeの最初に出る広告のイメージに近いものですが特定の国や地域ではゲームが楽しめる広告もできます。

香港で見かける殆どの広告はすぐにスキップ可能なので友人は1−2秒見たら速攻でスキップしているようで、ミニマムの広告費は1ヶ月1000ドル(約11万円)から。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*最近見かけた広告!*

 

海外では積極的に活用されている「SPONSORED LENSES(顔認識ステッカー)」を使ったプロモーションもアジアではまだ活用できない状態です。

それもそのはず、この「ステッカー」を使ったプロモーションそれもそのはず、実はこのアプローチは下記の限られた国でしか利用できません。残念!

また、その金額はオフィシャルサイトによれば「ブランドストーリー」と呼ばれる30秒間の動画広告は最低75万ドル(約8,211万円)。「ライブストーリー」の中にポップアップを出すのは、およそ25万ドル(約2,737万円)かかるとか。ユーザー数では確実にInstagramに追い抜かれたSnapchatですが、特定のユーザー層を擁護するプラットフォームとして強気の姿勢のようです。

 

香港では使えないのが悔しい!!
位置情報を利用したGeofiltersがおもしろい!

 

GPSを利用した機能で特定の場所にいるユーザーにその場所のステッカーを提供して使ってもらう手もあります。例えば、ここTYAオフィスでGeofiltersを見てみると……。

 

 

 

 

 

 

こんな感じで銅鑼湾であったり、香港というステッカーが利用できます。なので、街の名前ではなくても、特定の場所を指定して、オリジナルのステッカーを提供することもできます。例えば、特定のホテルなどはオリジナルのGeofiltersを作って宿泊者に利用してもらって拡散を狙います。

これが面白いのは、ユーザーが自分専用のステッカーを作れる所。エリアを絞ってデザインをアップすれば、最低5ドルからこの機能を利用できます。

 

Snapchatは実は、こんな拡張性の高い機能も持つアプリだったのです。早く香港でも使えるようになってほしいものですね…。

 

実際バズった成功例。

 

Snapchatは完成度の高いARステッカーやスタンプが豊富で、メッセージを受け取った時にワクワクした感覚があり、とても人気です。Snapchatを使ったマーケティングの成功例で有名なのは、例えば大きな成功を収めたGatoradeのキャンペーン「The Super Bowl Dunk」は、世界中で約1.6億回のインプレッション(表示回数)、約800万人がゲータレードシャワー(頭からGatoradeを浴びること)の動画を投稿して、驚異的なバズとなりました。

このキャンペーンを要約すると、実際にNFLの選手たちが体験している「ゲータレードシャワー」をSnapchatアプリ内のARで体験でき、友達とシェアできるというものです

 

まとめ:ユーザーに拡散してもらうのが一番いい。

 

 

繰り返しになりますが、Snapchatはティンエージャーに人気のアプリ。

割り込んでくるような強引な広告やプロモーションなどは嫌われる一方です。

彼らが “「友達と新しくて面白い体験」や「ファッショナブルなステッカー」などで「楽しい瞬間」を共有したがっている” という心理を理解し、彼らの欲求を満たせるようなアプローチをすれば、自然とユーザー同士での共有・拡散が拡がっていくでしょう。

押し付けて売りに行く、という姿勢より、彼らの目線に寄り添って、どうすればプロモーションを一緒に楽しめるか考えたほうが近道になりそうですね。

しかし、残念なのはSnapchatは香港のみならず、アジアでまだまだ利用制限があること。

そして、やはりネックはその広告費の高さ。Snapchatも運営費のやりくりに苦心しているそうですが、そうであればますますその敷居の高さをもう少し低くしていただきたいものですね。

これからの動向に注目したいと思います。

#逃げる若者#追うマーケッター#アジア制覇はいつ

 

「え、そ、そんな言い方しなくても、、、」

~香港人女性の言葉にグサッときたあなた~

国が違えば人も違う。郷に入れば郷に従えという言葉がありますが、実際に言葉や文化が大きく異なる海外の人たちと仲良くなるのは簡単ではありません。僕も何回も「グサッ!グサグサグサー!」となって満身創痍です。今回はそんな僕が、香港人の女性と上手にお付き合いするための心得を簡単にまとめてみました!

 

日本人は過保護に育った?香港人の対応にタジタジ。

 

はじめて香港を訪れた日本人観光客が、まず必ず驚くのが、店員の雑で冷たい接客…というのはよく聞くお話です。店員が聞き取れないことがあったり、こちらからの質問を受けるとすぐに「あぁ!?」と聞き返してきます。これで8割型絶望的な気持ちになり、店を立ち去りたい気持ちになります。なんともおそろしい、、。

しかし香港人にとってはそれが自然な返答なのです。慣れるしかありません。しかも、このような違いはほんの一面で、もう少し長く香港に滞在すると様々な興味深い香港人の一面が見えてきます。その一つに、「香港人女性も感情表現がストレートではっきりしている」という事です。

 

香港人の女性は高速直球を投げてくる。

 

日本人男子である僕が「グサッときた」のは接客対応などだけではありません。それは、香港人女性の「ストレートすぎる」物言い…。

 

例えば、これは私の香港人の友達の話ですが、彼はある日床屋に行って、今までとは違うヘアスタイルに挑戦したそうです。その時に彼は香港人の、特に親しい関係でもない女性の友達から、”ugly!”つまり「ダッサ!格好悪っ!」と直接言われたそうです。


友人はそのコメントは1つの意見として受け止めて、特に気にしなかったそうですが…

「……そいつはキツィ」

 

もし僕がヘアスタイルを変えた時に、女性にそのような事を直接、しかもそんなにストレートに言われたらとっっっても残念な気持ちになり、傷つくと思います。僕の中では、男同士で「お前の髪型だっせー!」と言われるのと女性に「ダッサ!格好悪っ!」と言われるのは意味が全く違ってきます。

 

そこで日本では、どんなにお互い仲がよくても、とりわけ男女間で、相手に直接言うべきではない「暗黙の了解」のようなものがあると改めて気付かされました。

例えば、異性の友達が服装や髪型を変えたとしましょう。それが例え本人にあまり似合っていなかったとしても、それを直接本人に伝えることは、あまりないでしょう。なぜなら日本ではそれぞれの性別で、例え仲がよくても、ある程度の侵されない領域のようなものがあって、そこに触れてしまうと「男子にこんなこと言われた~」「女子なのにこんな事言うのか~」と、逆に言った方がデリカシーがない、思いやりがない、と、株が下がってしまうからです。

 


女性も男性も、同じ責任を担っている。

 

このような香港人の男女の振舞いの背景には、香港での女性の社会進出が影響しているのかもしれません。香港では、お金持ちだけなく、中流階級の家庭でも外国人家政婦が広く受け入れられています。フィリピンやインドネシアなどから来る外国人家政婦は家事だけでなく、子供のお世話もしてくれます。

 

彼女たちの存在のおかげで、香港の女性は「キャリアと育児どちらを取るのか?」という悩みから解放され、出産後も働き続けられる環境にあります。したがって香港では、女性も男性と同じように仕事をし、家族を共に養っていくという意識が高いのです。

このような「男女平等・責任の共有」の考えを男女お互いが共有していることが、香港人女性のストレートな感情表現につながっているのかもしれません。

 

女性と上手に関わるのは、いつだってジェントルマン。

 

男性としては、女性と関わる機会があるときはもちろん大前提として、礼儀正しく、かつ優しく「ジェントルに」接することが大事ですが、これは香港では日本にいるときよりも、特に気をつけたいポイントです。

香港の女性たちの前では「分かってくれるだろう」という日本人的な受け身の姿勢でなく、彼女たちがそうするように、率直に自分の思っている事を伝えたいところです。香港の友人関係では、日本のように異性だからという理由で建前的な気遣いをする意味もあまりありません。

 

そしてこちらの気遣いを具体的に伝えるためにも、ジェントルマンとしての能動的な振る舞いが大切なのではないでしょうか。

 

まとめ

相手と上手に付き合っていくうえで気を遣う事はとても大切ですが、香港人の異性というフィルターを意識しすぎず「人」としてフラットに付き合う、というメンタリティーに触れ、自らの人間関係を見直すきっかけになりました。

魅力的なジェントルマンを目指そうと思います!

* 写真は全てフリー素材からです。*

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