移動の際に必要な手続きの「デジタル化」

香港にいると、東南アジアやインドなど他のアジア諸国がより地理的にも身近で、様々な目的でこれらの国々に訪れる回数も多くなります。もちろん日本にも帰る回数も多いでしょう。そんな時に見知らぬ航空会社や旅行会社と連絡を取って、大量の紙の旅程表を持ち歩くことはもうありません。

今回は香港や日本、東南アジアの旅行・移動の際に必要な手続きの「デジタル化」について書いていきます。

  • 航空券におけるオンラインチェックイン

まずオンラインチェックインを皆さんは活用しているでしょうか?自分はそうでも、家族や友人はいつも空港で面倒な手続きをしているという人もいるかもしれません。

オンラインチェックインとは、空港でカウンターに出向いて、いちいちチェックインをしてチケットを発行してもらわずとも、自宅やオフィスで簡単にネットでチェックイン、チケットも手に入るというサービスのことです。手荷物がなければ国内線でも国際線でもそのまま保安検査場に行けてしまうという便利さ。大きく分けて以下のようなメリットがあります。

《オンラインチェックイン利用者のメリット》

 
⑴ 時短になる!

今述べたように、カウンターでの面倒な手続きなしで、直接搭乗口へ向かえ
る(受託手荷物がある場合は除く)。

 
⑵ 座席を選択できる!

座席表を見ながら座席を選択することができる。LCCでは追加料金を払えば
前が広い、のびのびとした座席も選択できる。

 
⑶ 超過手荷物料金の割引が受けられる!

 

無料で預けられる以上の手荷物を預けたいときは、事前にネットで申し込むことでカウンターで手続きするよりも割引になることが多い。

 
⑷ オーバーブッキングを防げる!

早めにチェックインすることで(航空会社にもよるが48時間前からチェックイン可能)、オーバーブッキングで搭乗できなくなることが避けられる。


今航空会社のメリット》

業務が楽になる。

限られた時間内にチェックイン業務をこなさなければならない航空会社のスタッフ側の業務が楽になる。ゆくゆくは今以上に少ない人員で、よりスムーズなサービスが提供できるようになるのではないでしょうか。

 

 

  • 今ではLCCや東南アジアの新興国地域でも利用可能

このようなネットでチェックインできるサービスは、今や広く普及しています。日系航空会社はもちろんのこと、韓国系や、香港を含む中華系のキャリアでも利用可能です。

さらに驚きなのは国内外のLCCでも利用可能ということです。個人的に日本への一時帰国などでよく利用する香港エクスプレスや、先日ベトナムに旅行に行った際に利用したベトジェットエアといった日本にいてはまったく馴染みのないようなLCCでも利用可能でした。

どの航空会社もネット上で素早く便利に直感的にチェックインからチケットの取得までできるようなウェブサービスに力を入れているようです。

先日オンラインチェックインを利用したベトジェットエア

 

  • 香港ではネットで地下鉄の切符を買えてしまう?

ここ、香港では地下鉄や電車もオンラインでチケットを購入しQRコードを手に入れられるのです。

あらかじめ、ウェブで香港の地下鉄(MTR)のサイトに行き、“Ticket Purchase”でQRコードのチケットを選択すると、スマホがあれば地下鉄に乗れちゃうんです(Airport Express)。





 

  • 香港で、顔認証出国システムが使える!

香港在住の日本人には「e-道(e-channel)」での香港への指紋認証出入国はおなじみですが、旅行・出張者が顔認証システムで出国ができる「Smart Departure(スマート・ディパーチャー)」もサービスが始まっています!

日本を含む74ヶ国のICチップ入りのパスポート所有者が対象で、11歳以上なら事前登録不要で自動ゲートにより出国が可能になりました。日本のパスポートの場合、2006年3月以降のICチップ入りであればこのサービスを利用できます。

香港入国の際に顔写真の撮影されます。Smart Departure対象者を示す「SD」のロゴ入りの入国スリップが渡され入国&顔認証システム登録完了!

香港出国の際にSmart Departureと表示された自動ゲートで顔認証での出国が可能です!!

顔認証システムはすでにドイツやオランダなどで採用されており、その精度は99%以上だそう。香港訪問の際は、是非、利用してみてください!

なお、香港IDカード保有者は残念ながらSmart Departureの利用はできないそうです。

  • 今後はいかに便利に利用できるかの勝負!?

 近年は飛行機や電車、新幹線など様々な交通サービスにおいての諸手続きの「デジタル化」が進んできました。

 もちろん消費者はデジタル面での利便性のみを見てサービスを選んでいるわけではありません。また、ひとたびデジタル化さえしてしまえばOKではなく、いかに、消費者が利用しやすい、便利だと感じられるUIやUXを設計し、運営・改善していくことが差別化の鍵になるのかもしれませんね。

 とにかく便利になることに越したことはありません。皆さんも積極的に新しいサービスを利用してみてはいかがでしょう。

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参考サイト:香港BS

Alexaの考えてる次のこと

Amazonが新しいスマートホーム機器を提供していくことが報道されました。

古代ローマのかまどの女神にちなんで「Vesta」と名付けられた極秘プロジェクトAlexaの進化版を搭載する自律走行型デバイスで、試作品のロボットには高品質のカメラとそれを分析するナビゲーションソフが付いていて、それに従って自走するようです。

ここで改めて、Alexaとは、スマートスピーカーとはなんなのか、まとめてみたいと思います。
◼︎AmazonのAlexaとは
AlexaはアマゾンのラボLab126で開発された音声対応する人工知能です。このラボLab126は電子書籍端末「Kindle」やAmazon初のスマートフォン「Fire Phone」を開発したことで知られています。Amazon Echoは2015年にアメリカで先行発売されてから爆発的に売れ、現在Amazonのハードウェア史上最高の売り上げを記録中。しかし、AmazonにとってAmazon EchoはAlexaを活用する単なるエントリーモデルに過ぎないようです。そう、本命は「Alexaシステムそのもの」なのです。
どういうことなのか、Amazonのとった戦略を見てみましょう。AmazonはAmazon Echoを発売してから、Alexa Voice Service(AVS)という音声認識機能を解放し、Alexa Skill Kit(ASK)と呼ばれるコンテンツ作成の枠組みを作りました。これによってSkill(スキル)と呼ばれるアドオンを使って開発者はAlexaに飲食店、そのたサービスなどさまざまな注文を処理させることを可能にしました。(つまり、サードパーティーや開発者が無料でこのAlexaのスキル(スマホでいうアプリ)を通してサービスが提供できるようにしたのです。)

◼︎Alexaの活用例と対抗するGoogle

Alexa用に開発されたスキルは現在5000種類にもなり、既にAlexaは車や冷蔵庫、その他電化製品など様々なサードパーティ製品やサービスに組み込まれています。例を見てみましょう!

スシロー注文してみた 日本語の問題なのか、スシローへの注文はスムーズとは言い難いようです。

ドミノピザの注文  英語の方がナチュラルに聞こえ、レスポンスも良いですね。

高齢者のサポート役!  これはとてもいいですね。特にスマホの操作を音声でサポートしてくれるなど、
スマート機器に慣れてない方には心強い味方となりそうです!
◼︎Googleの動き
Gartner
によると、2020年までにアメリカの一般家庭の75%がスマートスピーカーを利用するようになると予測しています。

 

Amazon Echoに差をつけられてはいるものの、米国のその他の5つのデジタルジャイアント、Facebook、Apple、Microsoft、Googleもスマートスピーカーを販売しています。

 

現時点で唯一Amazonに対抗できそうなのがGoogleです。

人工知能の第一人者であるワシントン大学教授のペドロ・ドミンゴス氏によると現在ではAI開発で世界最先端を走っているのはGoogleだと述べています。Googleは検索エンジンとして始まった会社ですが、機械学習の質を向上させ、ユーザー一人一人が検索する文字の文脈を理解するようになってきています。Googleのエンジニアは、ゆくゆくは気がつかないほど自然に「検索」といった手続き無しで、デバイスの方から私達に必要な情報を教えてくれるようになるかもしれない、と語っています。最高のAI技術と莫大なデータをを有するGoogleがGoogle Home の売り上げを発売以降、徐々に伸ばして来ています。
◼︎「スマホの次」のOS戦争

今日、スマホは1人1台の時代。スマート家電やIoT製品が増えれば、住まいの中にある電子機器がオペレーションシステムを必要とするようになります。Accentureの調査によるとアメリカでは音声対応機器への関心が高まっており、14–54歳の間で50%以上がポジティブな回答をしています。

PCならWindows  vs Apple、携帯ならiOS  vs Android、そして各企業の狙いは「スマホの次」のプラットフォームを独占すること。ハードウェアのコモディティ化が起こる局面においても、OSプロバイダーは最大限の利益を得る事ができます。莫大なデータを収集しつつ、顧客との長期的な関係も望めます。
どの企業がこのOS戦争を制するのでしょうか?
Amazonの「Vesta」は先ず従業員の家庭に試験的に導入し、早ければ2019年の発売が見込まれます。
新しい情報を待ちたいと思います。

参考サイト
https://www.voicebot.ai/2017/04/14/gartner-predicts-75-us-households-will-smart-speakers-2020/

#スマホの次の時代 #AIに聞いてみよう

TYAはアンチ・ショートカット〜スタジオ制作編〜

事前に入念なテスト撮影をくり返し、イメージをすり合わせました。本番に使うプロップや道具の確認、進行スケジュールの作成など、準備万全な撮影本番です。

本番では、テスト撮影と違ってたくさんのスタッフが入り混じって忙しく動き回ります。

アングルやレイアウト、光の加減などできる限りのことをスタジオで仕上げます。カメラのジェフ、撮影アシスタントスタッフとスタイリスト。そこにクライアントも加わって更に完成にイメージに近いどころまで調整していきます。


TYAメンバーがおやつの差し入れも…ではなくて、撮影用に商品をレイアウトしているところです。

 

 

今回採用することにしたイラストの上に、商品のSOYJOYを配置。(写真左下角)


イラストレーターのビビアンさんとはPILOT PENのビデオ撮影でもお仕事をさせていただきました。その時の作品はSNSでも大きな反響があったようです。今回もここちらの意図にドンピシャリ。

TYAのは口コミや紹介でたくさんのご縁をいただきます。そのご縁が続いてより良い関係になっていきます。そしてメンバーそれぞれが自分の役割を果たしながらチームとしてプロジェクト作っていく。結果としてスキルにもますます磨きがかかる好循環。

TYAの強みであり、様々な種類のビジネスの課題を解決することを可能にしています。

これからも様々なパートナーの方々とユニークなお仕事を作っていきたいと思います。

さて、次回はいよいよプロジェクトが完成していきます!

#クラフトマンシップ #リーダーシップ #チームワーク #制作 #お問い合わせください #アンチショートカット#tya #hk #design #solution #upgrading #marketing #creative #advertising

ダナン・ホイアンに行ってみた〜ローカル店の集客方法〜

今回は香港を離れて他のアジアの国に目を向けてみました。

先日、ベトナム中部の都市ダナンとそこからバイクで30分ほどの古都ホイアンに行ってきました。完全に浮かれ気分でビーチや街並みを観光して、真っ赤に日に焼けてしまいましたが、それでも最高の旅でした。

「一食」「一食」絶対に無駄にしたくないという考えのもと、ネットでしっかりとレストランの下調べをしてお店選びをした私ですが、そんな旅の中で気づいたことを書いていきます。

 

  • 旅行先でネットでグルメを調べる人は7割

マルハニチロさんによる「旅ごはんに関する調査」によると、年一回以上旅行に行く20~59歳の男女1000名へのアンケートでは、旅行で何を楽しみにしているかという質問では「食事・グルメ」が86%と最も高かった。「ショッピング」も45%となっていて、旅行先でローカルな体験をしようという意識はもちろん強いといえます。

では旅行先でレストランを探す際はどのようにしているのでしょうか。調査によると、「旅行情報・観光ガイドサイト」が67%と最も高い。さらに「旅行の口コミサイト」の利用者も38%超と、ネットで調べる人が多いということがわかります。

 

  • 本当に美味しい店を選んでいるのか?

調査の結果を踏まえると、一部の人は行く先々でたまたま見つけたローカル店に入ることもあるだろうが、多くの人は事前にネットで情報を調べてから、決めたお店に行くことが多い。

裏を返せば、数あるお店の中から「ネット上で検索できる」というフィルターにかけられて、生き残った一部のお店の中から選んでいると言うこともできる。

さらにネット上での検索言語は英語だったり、日本語だったり、調べる人の言語によって制約されるので、その言語で何らかのコンテンツを持っていたり、旅行サイトに取り上げてもらわなければならない。

私がダナンで食べたフォーは、もちろん下調べをネットで済ませ、評判の良いお店を選んで向かった。土曜日のお昼時の忙しい時間帯ではあるが、そのお店は小さい店内だが、私と友達の2人以外は店員さんしかいなかった。

(PHO 75というお店、ちゃんと美味しかったです)

 

  • ネット上でのマーケティングで大繁盛!?

自分がお店を開いている場所はローカル人以外にどんなところから観光客がやってきているかを考慮して、他言語に対応したウェブ上のコンテンツを作ったり、観光サイトに取り上げてもらうようにすることでお店の露出度は急激に高まります。一度、観光客に認知してもらえたら、価格設定だって有利に変えられることだってできます。

観光客向けに、それぞれの言語で、自然で説得力のあるコンテンツを制作できれば無名のローカル店も一気に売上を伸ばすチャンスがあるのかなと感じるところです。

ただし、ネットリテラシーやマーケティングに関する初歩的な認識がなければ元も子もないが…。

 

  • グルメだけの話ではない!

今回は超プライベートなベトナム旅行を引き合いに出しましたが、これはローカルのグルメに限った話ではありません。

どんな製品サービスも、観光客をはじめとした外国人や、海外に直接言ってビジネスを展開する際には、現地で何の疑いもなく受け入れられるような、自然なコンテンツによるマーケティングが欠かせません。

自社でカバーするノウハウや余力がないのなら、日本もローカルも両方に適切な知見と理解のあるパートナー(もちろん香港のことならTYA香港にお任せです!!)を見つけることが大切なのかもしれません。

余談ですが、先日訪れたダナンとホイアンは本当にオススメです。せめて写真だけでもみんなと素晴らしさを共有したい!!(嫌味なようですいません) 

(ホイアンの風景)

#いつもと違う風景から学ぶ #デジタルシフト #いつやるの? #今でしょ #日本もローカルも#tya #hk #design #solution#upgrading #marketing #creative #advertising

2018年版SNSアルゴリズム!

目まぐるしく変わってきた2018 版SNSアルゴリズムの仕組み、一気におさらいしましょう!
 
*1エッジランク… 主にユーザー同士の親密度、投稿に対する他のユーザーからの評価。投稿の新しさなどの要素により、スコア付けされるといわれています。よりスコアの高い投稿ほどより良い投稿としてリーチが高くなり、ユーザーの注目を集めやすくなります。
*2タイムライン… 投稿を時系列に一覧表示します。Twitterにおけるライムラインは、ユーザーが投稿したツイートを時系列順に表示しているもので、新しいツイートほど上に表示されます。蓄積されたタイムラインを遡ることで、Twitterをミニブログとして活用することもできます。
以上(IT用語)より引用

 

<Facebook>

世界中で毎日13億人が利用するフェイスブック。香港でも多くの人がメインのソーシャルメディアとして利用していますよね。
 フェイスブックは今年新たに「利用者同士の有意義な交流を増やすことに役立つ」ことに努める、と発表。ニュースフィードには企業ポストよりも家族や友人の投稿を優先表示するようにアルゴリズムを修正しました。
 
 よりリーチがし易くなる要素としては
意味があり有益な情報
正しくて信頼できる情報
 
よりリーチが難しくなる要素としては
スパムや誤った情報
ヌード、ヘイトスピーチ、暴力的なコンテンツ
公共の安全を侵すもの を排除、制限。 

 

身近な人の投稿を見逃さないよう、身近な人の投稿やシェアはフィードの上部に表示される反面、「〜な人はいいね!」といった釣りタイトル」をフィードの下部にクリックしてすぐに離脱されるようなページも「釣り」とみなし同様にフィードの下部へ表示します。
友達のコメントやアクティビティは個別に「フォローしない」や「表示しない」などの設定で変更することが可能です。
現在Facebookは新たな個人情報流出の問題でマーク・ザッカーバーグ氏が議会証言に臨んでいます。こういった信用問題が浮上した関係で、特にアメリカではフェイスブック削除を呼びかける「#deletefacebook」活動が始まり、スペースXとテスラのイーロン・マスクCEOもこの流れで自社のFacebookアカウントを削除するなど、ネガティブな動きが拡がっています。しかし世界中で毎日13億人が利用するフェイスブック。簡単になくならないとの見方が強いようです。

過去ブログ
[blogcard url=”https://www.tya.com.hk/blog/index.php/2018/02/02/2018howtousefacebook/“]


<Instagram>

2016年3月、投稿順のタイムライン方式を廃止し同6月エッジランク式のアルゴリズムを導入。
■ エンゲージメント(ポスト・投稿自体の人気度)
■ 関連性(あなたが興味を示したジャンル)
■ 関係性(よく絡むアカウント)
■ プロフィール検索(頻繁に投稿を見るアカウントかどうか)
■ シェアした投稿(あなた自身がシェアした投稿の内容)
■ 費やした時間(投稿の閲覧時間)
 
フォローしたアカウントのアクティビティログはインスタグラムのハートマークのアクティビティセクションで確認できます。プッシュ通知に関しては設定が可能ですがアクティビティログはフォローすればこのセクションで筒抜けになってしまいます。これを防ぐには現時点では自分のアクティビティを見てほしくない人をブロックするしかありません。
こういった点から、「鍵垢」(鍵がかかったアカウントの略)を使っているインスタグラマーも多いんですね。
新しいアルゴリズム方式を取り入れることで、ニュースフィードに表示される投稿が絞られ、企業アカウントはロイヤリティの高いフォロワーにリーチしやすくなると考える賛成派もいます。一方、多くのユーザーに閲覧してもらうには広告費を支払わなければ投稿が閲覧されにくくなるので、Instagramを使ったマーケティングの効果が下がるとの反対意見もあります。
 しかし、ハッシュタグがフォローできるようになったり、ハッシュタグフォローに関しての過去記事InstagramはFacebookのようになっていくのか?をどうぞ!)「ストーリーズ」に「GIFスタンプ」をつけられたり、テキストのみを「ストーリーズ」に投稿できる「タイプモード」が導入されるなど、新機能も増え、日本では2017年に「インスタ映え」が流行語大賞に選ばれるなどして、まだまだ人気の衰えの見えないInstagramです。

 

<Twitter>

先述した2つのメディアとは異なって、ツイッターは基本的にタイムライン方式を採用しているため、時系列にツイートが表示されます。
しかし、部分的にアルゴリズムを導入し、ユーザーが、「タイムラインの表示設定」で、重要な新着ツイートをトップに表示」をオンにすると、ユーザーの好みや関心を自動で上部に表示されるオプションがあります。
 
Twitterの「友達のコメント」はフォローしている友人のリツイートやアクティビティはフィードに流れてきて、他の友人とのやりとりを確認することができますが、友人がリツイートしている相手が自分の友人・フォロワーでない場合はそのやりとりは確認できません。
 
香港ではTwitterの利用が少ないのですが、TYA香港もアカウントを開設しています!これからどんどんつツイートしていこうと思っています。ぜひ覗いてみてください。


<YouTube>

YouTubeでは、いろいろなユーザーと質の高いエンゲージメントを作っていくことが特に重要になります
コンテンツ制作者 … 視聴者にできるだけたくさんの動画を楽しんでもらいたい。

          ↕️

YouTube … ユーザーにできるだけ長く、質の高いセッションを行ってほしい。

アルゴリズムに優位に働く重要な要素として
再生時間=視聴回数×平均視聴時間があります。
さらに「セッションを開始した時に、最初に視聴する動画」が重要です。ユーザーにYouTubeの視聴を始めるきっかけを作った動画がアルゴリズム上、ポジティブに働くのです。
また動画の総再生時間と、特定のジャンルの動画との親和性」そしてそのチャンネルがどの位の頻度でアップデートされているか」重要になってきます。
反対に、コンテンツが視聴停止させたり、YouTubeサイトから離脱させてしまった」場合はアルゴリズム上、ネガティブに働きます。
 

<まとめ>

それぞれのソーシャルメディアの特徴を理解して、より効果的にターゲットユーザーとのコミュミケーションを図りたいですね!これからも頻繁に更新されるアルゴリズムやプラットフォームの基本方針、新しい機能などを随時ご紹介できればと思います。
また、TYAでもソーシャルメディアコンテンツマネジメントの依頼が増えてきました。香港のオーディエンスに向けたマーケティングのお手伝いも多数行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

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The Wiseman’s Dining Viral Video

TYA於1998年成立,是香港領先的一流創意代理商之一。

The Wiseman’s Dining Viral Video

在線上媒體觀看網絡爆紅影片(病毒視頻)已成為一種娛樂方式。 作為一種新的嘗試,一直利用各種渠道進行品牌推廣的「賢者之食卓~The Wiseman’s Dining」製作並發佈了一系列網絡爆紅影片。 以香港茶餐廳為背景,將產品的優勢以幽默的方式表現出來。 贏得媒體、自有媒體和付費媒體有助於在各地傳播參與度。

香港大塚製薬「賢者の食卓」バイラルビデオ企画制作

TYA は香港にて1998年に創立。数々のブランドの問題解決をお手伝いしてきたクリエイティブ・エージェンシーです。

香港大塚製薬「賢者の食卓」バイラルビデオ企画制作

オンラインメデイアにバイラルビデオを視聴することは、エンターテイメントの一つになっています。数々のチャネルを利用してブランディングを行なってきた「賢者の食卓~The Wiseman’s Dining」は新たな試みとして一連のバイラル動画の制作・配信を行いました。香港の茶餐廳を舞台にコント仕立てで製品の利点をコミカルに表現しました。オウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディアあらゆる場所でエンゲージメントを広めることに寄与しました。

音楽は香港を変えるか!?

みなさん、音楽聴いてますか? 僕はめちゃくちゃ聴いています。朝布団から出る前に必ず一曲、通学中、寝る前、寝ながら音楽、なんていう時もあります。

 

では次の質問です。みなさんは何を使って音楽を聴いていますか? CD、スマホ、パソコンなどなどいろいろとありますが、僕はSpotifyというスウェーデン発のストリーミング方式音楽アプリを使っています。ちなみにこれ、めちゃくちゃ良いアプリなので、よかったら使ってみてください!

 

ある日、香港でSpotifyの広告を見つけました。日本だけじゃなくて香港でもこのアプリは人気なんだなあとぼんやり考えていたら、ふと疑問に思ったのです。香港の人たちって音楽聴くのかな?

 

せっかくなので調べてみちゃいました! 音楽好きでもそうじゃない人も必読っ!

 

~大きく変化している香港の音楽~

かつての香港の音楽は海外の有名アーティストや香港ポップで独占されていました。しかしインターネットが登場すると香港人の音楽の聴き方にも変化が訪れます。

 

インターネットの普及により、音楽はCDやテレビじゃなくても簡単に聴けるようになりました。一度スマホに音楽アプリを入れてしまえばいつでもどこでも気軽に音楽を楽しむことができるようになったのです。

 

僕が使っている音楽アプリ「Spotify」は香港でも日本よりも約3年ほど早く配信されています。香港は誰もがスマホを持っている市場なので、当然のように配信直後からダウンロード数はうなぎのぼり。配信スタートからの1年間で130万以上のプレイリストが作成され、総再生時間数は年換算で800年にも相当したそうです。他にも香港にはすでに配信されていた台湾発のKKBOXなどの音楽アプリもありました。香港ではCDではなく、スマホを通じて音楽を聴くというライフスタイルが早い段階で確立したのです。さすがスマホ保有率世界一の香港ですね。

 

世界的に有名なアーティストから地元のインディーズすらも聴くことができる。香港ではインターネットの普及で音楽がとても身近な存在になったのです。

 

近年では「Clockenflap」と呼ばれる中環で2008年から毎年行われている音楽フェスティバルが開催されるなど、香港での音楽を楽しむ環境はどんどん向上しています。

 

 

~今後の香港での音楽はどうなっていく?~

今、香港では音楽を通して大きなムーブメントが起きようとしています。音楽を多くの人が楽しむようになれば、商業的な面以外でも香港は国際都市としての魅力を大いに発揮できるでしょう。世界的に有名なアーティストはこぞって世界ツアーを香港でも行いたいと考えるようになるだろうし、地元のアーティストも香港をより一層クリエイティブに富んだ場所に変えたいと思うようになるはずです。

今以上にクリエイティブな街に香港はなることができるのか!? 


音楽が持つ無限の力を是非とも信じたいものですね。

 

#多様化する娯楽の嗜好性 #音楽の場合 #乗るのか #香港 #このビッグウェーブに

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無印良品を意識し始めたシャオミ、行ってみた!@銅鑼湾

いつもの通り、定点観測のために銅鑼湾のそごうバス停前の看板をチェックしに行きました。見覚えのあるロゴ、一見家具屋産のようですが、実は携帯メーカーとして有名だったシャオミです!

シャオミは2010年に中国の携帯電話メーカーとして始まった会社で2015年にはiPhoneを押しのけて中国での携帯販売第一位にもなりました。しかしどうやら今では総合家電メーカーとなっているようです。

 

実はテクノロジー界の無印良品になりたいのだとか。

そこで実際に銅鑼湾のシャオミのお店「ミーホーム」に行ってみることにしました。

コーズウェイベイのファッションウォークにほど近い 場所にある、「恒隆中心」というビルの8階にあります。路面店じゃないので人が入っているのか疑問でしたが、意外に賑わっていました!

お店のディスプレイやスマート家電のデザインは無印良品を思い起こさせるようなものになっています。コンペ等でもいろいろな賞を受賞しているようですね。

さて、シャオミのプロダクトを見てみましょう!

 

なんとVRヘッドセットは119HK$です。安いですね!この他にもバックパックやケーブルケース、スピーカーなどとてもよくデザインされていて、賞を取ったBlootooth スピーカーでさえ200HK$程度と手頃価格なのには驚かされます。電気ケトルなど幾つかの家電はでスマホでコントロール&状況確認ができる、いわゆるIoT(Internet of Things)家電になっています!

中でも若者に人気だったのがIH炊飯器だそうです。コメの品種をスマートフォンで読み取って、最適温度や炊きあげのタイミングの情報をスマホから炊飯器に伝送し、遠隔操作が可能です。しかも時間表示部分が上蓋部分に埋め込まれていてデザイン性も高く、かつ、549HK$と安かったのが人気の秘訣だそうです!

しかし、「なぜ?」と思ってしまう商品もありました。

 

例えば、おもちゃ。ルービックキューブほどの知能的な遊びもできない単純なおもちゃです…なぜこれを作ったのでしょうか。

 

歯ブラシもあります。はい。これは全く普通の歯ブラシです。

 

ペンやノートも。スタイリッシュにデザインされているのに価格はお手頃です。ですが、ノートもペンも重く、携帯性はあまり考慮されていないようです。またこの他にもタッパーやタオル、ジャンプ傘、サングラスなどなど…

一体なぜ、こんなセレクションになったのでしょうか?

 

まとめ

確かに、デジタルとは全く親和性のないような商品もありました。

けれど、シャオミの「ミーホーム」銅鑼湾に訪れていた人々はまるで研究所か未来の展示会に来たかのように色々なプロダクトを興味深く手にとって吟味していました。

培ってきたデジタルのノウハウを活かして、白物家電の分野でのIoTでも存在感を出そうとしているシャオミ。また様々な商品を販売しているところからちぐはぐ感は拭えませんが、実験的な力強いチャレンジ精神が伝わってきます。

シャオミはこれまでにも色々なプロダクトや雷軍CEOのプレゼンテーション、立ち居振る舞いまでもが「コピーだ!」「ジョブスの真似をしすぎ!」と言われてきました。「テクノロジー界の無印良品になりたい」シャオミは「無印良品のコピーのようなチープなブランド」になるのでしょうか、それとも、「テクノロジー界の無印良品」のようなオリジナルなブランドに成長するのでしょうか。これからもその成長を見守りたいと思います。

 

 

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 参考リンク:http://tamakino.hatenablog.com/entry/2017/10/12/080000