【香港図鑑140:小食亭(再)】

カレーフィッシュボールや揚げ物など、魅惑の「ダーティフード」が並ぶ香港の小食亭(屋台)

ダーティフードという誘惑🍢

1️⃣ うちにいたスタッフが昔、香港の屋台フードを「ダーティフード(Dirty Food)」と呼んでいて、思わず笑ってしまいました😆。「汚い」という意味ではありません。衛生面の話ではなく、もっと親しみのある“罪深いおいしさ”というニュアンス。油っぽくてスパイシーで、ついつい食べすぎてしまうあの感じ。

つまり、香港人が愛してやまない「背徳の香港スナック」というわけです。香港の若者のあいだでは、仕事終わりに小腹を満たす“ストリート・コンフォート・フード”としても定番👀。

2️⃣ **カレーフィッシュボール(咖哩魚蛋)は、その代表格。魚のすり身団子をピリ辛のカレースープで煮込み、串に刺して提供されます。スープがとろりと染み込み、噛めば噛むほどスパイスの香りが広がる✨。香港の街角では、1本あたりHK$10数ドル(約200円~)**ほどと手頃で、学生も観光客もつい立ち止まって買ってしまいます。立ち食いでハフハフ言いながら食べるのが最高のごちそう!🔥

3️⃣ 続いては「三宝(サンポー)」。豆腐、ピーマン、茄子の3つに魚のすり身をぎゅっと詰めて揚げたものです。一見地味に見えますが、外は香ばしく中はふっくらジューシー。甘辛いソースを絡めれば、まさに庶民のごちそう🥢。街角の屋台では揚げたてをすぐ出してくれて、買ったその場でパクリ!油と香ばしさが一瞬で混ざり合い、食欲が止まりません。

4️⃣ そして忘れてはいけないのが、エッグワッフル(鷄蛋仔/Egg Waffle)🥞。丸い粒が連なるかわいらしい形が特徴で、外はカリッと中はふんわり。バターの香りに包まれながら、焼きたてを手でちぎって食べるのが香港式。最近ではチョコやストロベリーなどのアレンジも増え、香港人の約7割が「子どもの頃の思い出の味」と回答(※2022年・香港食文化調査)。老舗の鉄型で焼く香ばしい匂いが漂ってくると、思わず足を止めてしまいます。

5️⃣ 香港の屋台フードは、ただの軽食ではありません。ローカルの暮らしに息づくソウルフードであり、時代を超えて愛されている文化そのもの。グルメガイドに載る有名店もいいけれど、香港の真の魅力はこの道端の屋台にこそあるのです。観光地巡りに疲れたら、立ち食いの一串でひと休み。熱気とにぎわい、香辛料の香りに包まれるその瞬間こそ、香港という街のリアルな鼓動を感じられる時間なのです。 ■参考記事:Hong Kong Tourism Board “囍囍美食(Hei Hei Snack Stall)” ■香港図鑑いかがでしたか?香港でのマーケティングインサイト調査もTYAにお任せください。(こちらの記事”【香港図鑑49】乾物屋さん“もいかがですか?)