【香港図鑑083】トランスフォーマー、レストランになるも——変形しすぎて閉店へ🤖🍴

香港の銅鑼湾で閉店した「トランスフォーマー・レストラン」の店舗前景。シャッターは閉まっているが、入り口上部の看板やサイバトロン星を模した装飾はまだ点灯している。

銅鑼湾(Causeway Bay)のタイムズスクエア前。

人の流れも視線も集まるこの一等地に、突如として現れた巨大な**「トランスフォーマーの世界観全開」レストラン**がありました。

その名も、Transformers: The Ark。 世界初の公式トランスフォーマー・テーマレストランです。🛸✨ (最終営業日の映像です)


🤖 映画は未視聴。でもアトラクションは好き。

正直に申し上げますと、私は『トランスフォーマー』の映画をちゃんと観たことはありません。 でも、ユニバーサルスタジオ・シンガポールのあのライドは大好きです。あの「ガタガタガシャーン!」という変形感、たまりませんよね🚀

そんな私でも、「これはすごい……!」と初見でテンションが上がったのが、このレストラン。 外観からして、もう別の世界にワープしたような派手さです。


🍔 レストランで世界観を再現、という挑戦

この「The Ark」は2023年中頃にオープン。 内装もメニューも、細部まで“変形”の美学が貫かれていました。 ……が、2024年2月8日、ひっそりと閉業となってしまいました😢

しかも、将軍澳(Tseung Kwan O)にあった別店舗も、昨年すでにわずか半年でクローズ。 どうやらこのレストラン形態は、香港ではやや“変形しすぎた”のかもしれません。


🧭 それでも電飾は光り続けるのが香港✨

面白いのは、すでに営業していないのに、店のサインや電動パネルが動いたままなところ。 「もう閉まってるのに……なんか光ってるぞ?」というズレ。 でも、それがなんだか香港らしい。こういう“残像”がこの街の魅力でもあります💡

ちなみに今後は、深圳に新たな店舗を構える予定だそうです。 場所が変われば、運命も変わるかも?(……変形だけに)😎


🎯 一等地 × キャラクターIP × 飲食業 の難しさ

観察していて思ったのは、「アトラクションとしては魅力的でも、飲食の導線としては難しかったのでは?」という点です。 特に、銅鑼湾のような立地で、キャラクター体験と食事の融合を実現するには、かなりの工夫と回転率が求められます。

テーマレストランという業態は、つい「話題性」や「映え」で語られがちですが、“滞在時間”と“動線効率”のバランスが問われる。 このあたり、飲食×エンタメの未来を考えるうえで、なかなか示唆に富んでいます。


👀 次は深圳でどんな変形を見せてくれるのか。 香港での“短命”に終わった理由も含めて、都市とIPの相性、考えるきっかけになりました。

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