― 消えない火、残りつづける時間 ―** 🕯️
油灯の火は、今日も静かに灯っています。炎は小さく、ほとんど風に揺れているだけ。それでも消える気配はありません。金属の器には澄んだ油が張られ、芯の根元は深く沈み、時間そのものを燃料にしているかのようです。火は派手さを拒み、ただそこに在り続けます。 Continue reading “香港図鑑158|お廟・祈り”
油灯の火は、今日も静かに灯っています。炎は小さく、ほとんど風に揺れているだけ。それでも消える気配はありません。金属の器には澄んだ油が張られ、芯の根元は深く沈み、時間そのものを燃料にしているかのようです。火は派手さを拒み、ただそこに在り続けます。 Continue reading “香港図鑑158|お廟・祈り”
香港の喧騒を歩いていると、ふと重力に逆らうような光景に出会うことがあります。コンクリートの割れ目から、あるいは垂直に切り立つ石垣の隙間から、無数の「触手」のようなものが垂れ下がっている。それが香港を象徴する樹木、バンヤンツリー(榕樹)です。 Continue reading “【香港図鑑133:バンヤンツリー】”