香港でスタートアップを目指すメリットについて/ The merit to start up business in Hong Kong

スタートアップ企業は香港で徐々に増加し続けています。インベスト香港によると、2015年1,558社だったスタートアップが、2016年には1,926社と24%もアップ。雇用は昨年3,721人のところ今年は5,229人と、41%の増加に。
今回は改めて実際スタートアップにとって香港にどんな魅力があるのか、メリットを整理してみました。

 

=メリット=

> シンガポールに比べ中国本土にアクセスしやすく、市場そのものや生産拠点、関連企業などとの連携が効率的。これは香港から立ち上げる場合だけでなく、他市場で既に成功しているビジネスを中国に展開する場合にも当てはまる。
グローバルな展開を視野に入れるスタートアップにとって欧米にもアジアにもアクセスし易い。
法人税率が低い。(16.5%)
法人の設立が簡単かつ便利(オーナーは香港居住者でなくても可、最低資本金$2から等)
経済の自由度は香港がトップ(2015 Index of Economic Freedom,Heritage Foundation)
国際都市、自由貿易のハブとしてグローバルな人材が多国籍企業、中小企業など、どのレベルにおいても豊富であり、人材確保の面から見ても理想的である。
改善の余地があるインフラが比較的多いので、新たなサービスをビジネスとして提案できる可能性が高い。
テストマーケティングの場所としては最適。
エンジェル投資家が多く、タイムマシン経営*をベースとしたスタートアップに投資する傾向がある。既にシリコンバレーでスケールしたサービスの香港バージョンであっても比較的簡単に投資を受けやすい。
>中国本土のようなインターネットに関する規制がない。
英語・中国語バイリンガルの優秀な人材(主にエンジニア)の確保が容易。

 

こうした中で、香港政庁も急速に支援を加速しています。具体的には「Science Park」や「CyberPort」等のイノベーション活性化施設や「Start Me UP HONGKONG」といった巨大イベントの開催。投資家とのマッチングなどの動きです。世界屈指のテックカンファレンスであるRISEへの香港スタートアップ企業の参加も第1回の2015年に比べて、飛躍的に増加しています。香港でスタートアップを始める魅力は十二分と言ってよさそうです。

 


2016年度に増加したスタートアップのうち62%が香港のローカルですが、20%はアメリカからとなっています。日本からは残念ながら2.2%のみでした。

 

タイムマシン経営*孫 正義 (ソフトバンクグループの創業者) が命名した言葉。すでにシリコンバレーなど他のマーケットで成功したアプリやサービスで、まだ自国にないものをローカライゼーションして輸入する方法。

*English translation after photos.

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The Startup companies are gradually increasing in Hong Kong. According to InvestHK, there were 1,558 companies in 2015 in Hong Kong, but then it has reached to 1,926 companies last year which is 24% more startup companies from 2015. Also, the employment gained 40% more in 2016 in comparison to 2015.

In this time, we would like to find out what is the merits to set up the startup company in Hong Kong.

 

== The Merit ==
>Hong Kong is located in very convenient point to go to China and easy to access manufacturing factories, relevant companies, and the Chinese market itself. After all, this locational benefit is very important to people who are targeting the Chinese market.

 

>It is also easy to access to Western countries and Eastern countries. (Beneficial to companies who aim global expansion)
>Hong Kong offers the simple and low tax (16.5%)regime.
>It is easy to set up a company in Hong Kong. ( Owner does not need to be living in Hong Kong, the minimum capital is only $2, and so on.)
>Hong Kong is ranked as the world’s freest economy by 2015 Index of Economic Freedom, Heritage Foundation.
As a hub of the international city and free trade, global talents are abundant in Hong Kong at all levels, including multinational companies, small and medium enterprises, and it is ideal from the aspect of securing human resources.
>There are plenty of rooms for infrastructural improvement, so there is a high possibility to be able to apply new services as a business.
> It is an ideal place to do test marketing.
Many angel investors tend to invest in startups based on Hong Kong version of the services that already succeeded with Silicon Valley are relatively easy to receive investment.
>There is no internet restrictions or limitations like the mainland China.
>Easy to secure excellent human resources (mainly engineers) in English / Chinese bilingual.
*

 

Under such circumstances, the Hong Kong Government has also been accelerating its support rapidly. Specifically, it holds huge events such as” Science Park “, ” CyberPort “and” Start Me UP HONGKONG “. Also, matching service with investors.

 

This year, at RISE conference, one of the world’s leading Tech conferences, participants of Hong Kong startup companies have increased dramatically in comparison with the first conference in 2015. The appeal of setting up the startup company in Hong Kong seems more than enough.

 

62% of the startups that increased in fiscal 2016 are local, but 20% are from the United States. Unfortunately, it was only 2.2% from Japan.

 

 

 

インベスト香港:http://www.startmeup.hk/
start meup.hk:http://www.startmeup.hk/
<参考サイト>

 

テックウェイブ:http://techwave.jp/archives/unknown-situation-of-hongkong.html
owlhongkong:http://www.owlhongkong.com/1058

 

 

#加速するか #エコシステム #香港からのスタートアップ #accelerating #ecosystem #startupHK
#tya #hk #design #solution #upgrading #marketing #creative #advertising

 

 

RISE Hong Kong 2017にて

まるで最近のスコールのようにバンバンと。ハードからソフトへのサービスの移行の嵐が続いています。
ブランドがマス・マーケティングを通じて顧客とコミュニケートする時代。プレ・デジタルの時代まではまだまだもてはやされていた考え方。今でももちろんマスの王者であるテレビは、見られなくなっているとは言ってもすでに名前の浸透しているブランドに取っては完全にやめてしまうのには勇気が必要ですね。

 

顧客はデジタル時代に現れた様々な新旧のツールを用いて、自分の取捨選択したお気に入りのプラットフォームやサービスにアクセスし、さらにはブランドが発信するコンテンツでエンゲージメントを行う。次には自分の気に入った形にカスタマイズを行い、さらにはファン同士がコネクトしつつ、コラボレーションを行うようになる。

 

すべてのコミュニケーションは今やこうした文脈の中で考えられたものでなくてはならなのでしょう。ブランドはいかに練り上げられたストーリーを持ってファンを作り、仲間になってもらい、心地の良いサービス・体験を提供し、価値を認めてもらい広めてもらうかということに専念する訳です。

 

もしかするとそれはブランディングというよりもデ・ブランディングかもしれないのです。例えば、大手ほどの展開力はないけれど、あるコミュニティがすべてオーガニックに手だけを使って収穫するコーヒー豆。フェア・トレードで取引され、サイトに行けば実際にコーヒーを収穫してくれたオリベイラやジーコやロナルドの笑顔や、彼らの物語が掲載されている。世界中からファンのリピーターが定期的にこの農場のコーヒーをオーダーしている。そういうストーリー。これをデジタルのプラットフォーム、WEB、アプリ、ソーシャル、さらにはウォレットなどを最大限に使ってSEOやレビュー、スライドシェアなど最大限に利用しつつ、展開していく。

 

デジタル化というとテクニックやエンジニアリングが前に出やすい傾向にあるけれど、実はデジタルというツールを用いてより快適に、より自分が好きになものに、より簡単に巡り会えるようにすることに鍵があるのだと思います。
RISEのようなカンファレンスで大事なのはきっと先端技術にあるのではなく、ヒューマンであることをどのように実現できるかというマーケティング上の大きな課題を見つけることにあるのだと思います。
TYAはマス・マーケティングの時代から始まった会社であるし、スタートアップ業界のエコシステムの中に身をおいているわけでもない。しかし「ソリューションをデザインする」という作業の幅がますます広がっていることにはいつも刺激を受けるようになっているし、お客様やパートナーの皆様ともそういう視点を持って議論を重ねていきたいと考えています。

 

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カルチャーギャップ=6次元モデルを通してみる“日本と香港“

世界で最も論文引用件数の多いオランダの社会心理学者
ヘールトホフステード。彼の作った国民性の指標を計る6次元モデルの分析結果から、香港と日本で特に違いが際立っている3つの指標を比べてみた。

 

(1)男性的な社会か、女性的な社会か?

 

項目はその国が男性的か女性的か?ということについて。日本社会は男性的であるという指標が95%と高い。対して香港は57%で、男性的か女性的のほぼ中間の数字となっている。
男性的な社会は競争や野心、パワーといったことに重点を置きやすい。日本がまさにこれにあたっているということが見て取れる。一方、女性的な社会では人々の関係性や人生の質ということに重点が置かれるとされるので香港はちょうどその中間的な位置にあるようである。
香港でもテストなどの競争では高いスコアを得て成功しなければいけないという価値観が浸透していて、男性的な社会としての性格も少なからずあることになる。

 

(2) 曖昧さを避けたがる社会であるかどうか?

 

文化人類学者エドワード・ホールによれば、日本も中国もハイコンテクストの文化、つまり「言わなくてもお互いになんとなくわかるよね」という文化であると分類されている。逆にドイツやアメリカは「言わなければわからない!」というローコンテクストの文化である。
でありながら、香港の曖昧さ回避率は日本の1/3。これは、能率や即効性を最も重んじるために、できれば最小限のわかりやすいルールを設定して物事が早く解決していくことを尊ぶ香港人の性格を反映しているのではないだろうか。

 


(3)自分の欲求や衝動に抑制的かどうか


この項目でもとても興味深いコントラストが見られた。日本は中間値。ものすごく開放的でもなければものすごく抑制的でもないということになる。対して香港はとても抑制的で17%という低い数字になっている。これは人生のゴールが成功という名前ではっきりと設定されていて、その成功を目指すためには抑制的であるべきだと考えているからではないかと考えられる*

ただ、香港の社会も年々変化して来ていて成功、ゴールの定義は必ずしも一定ではない。例えば不動産の驚異的な高騰も相まって昔ほど簡単に家を購入することもできなくなっている。一方でライフスタイルの選択肢の幅は大きく広がっていて必ずしも抑制的であることが美徳であるわけでもなさそうである。

これまでになんとなく感じていた文化の差異。改めて数値を通してみると今まで見えていなかった性格や差異が体系的に見えてきて面白い。

絶対的な指標ではないが、一つの客観的な分析結果として参考に知っておいて損はないだろう。海外の異文化の中で働く人間には特に有意義だとおもう。
#カルチャーギャップ #異文化マネジメント
* (反対のローコンテクストは論理的で言語自体が明快。含まれる意味が常に限定的。例:英語)

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We will focus on striking 3 indicators out of 6D of Geert Hofstede for HK and JP.
<1> Masculine or Feminine?
Japan shows its society as the almost perfectly masculine rate at 95%. On the other hand, Hong Kong is about half of 57%.
Masculine society has more competition, power over people, desire.
Feminine society has more gentle, caring, taking care of life quality and relationships with people.
Even though Hong Kong has the very competitive environment in the academic year or getting high scores at any time, Hong Kong seems to have the very balanced on masculinity and Feminity in their society.
<2> How far the society want to avoid ambiguity?
According to Cultural anthropologist Edward Twitchell Hall, Jr., both Japanese and Chinese are high context languages which have rich emotions and meaning in it.*
Thus, it is quite understandable that Japan has so many consensus and documentation avoiding misunderstandings and unwanted errors.
However, regardless of the same type of the high context language, Hong Kong does not seem to avoid the ambiguity much.
It would be reflecting strong Hong Kong’s preference of efficiency than making more processes on the confirmation.
<3> Are they inhibitory on the citizens’desire for their life?
Interestingly, Japanese society has balanced opinion on having good leisure time. Contrary, Hong Kong is very inhibitory society about having leisure time, the indicator rate at only 17%. It is because their life goal is to have the success.
However, society changes rapidly, the choices of the current lifestyle are more diverse. In Hong Kong, it seems that there is not so serious suppression.
It is very interesting to see the cultural differences through the objective analysis result to understand “different feelings” in another country.
Hopefully, it can be useful to manage your cross cultural office or to understand other culture.

#カルチャーギャップ #異文化マネジメント#Culturalgap #crossculturalmanagement
#tya #hk #illustration #advertising #marketing #creative

Reference

https://geert-hofstede.com/national-culture.html
https://www.cicombrains.com/theculturefactor/jetro201604.pdf
https://www.slideshare.net/slideshow/embed_code/key/iIiYEMkonxWEnH

TYA チャレンジの歴史 TYA History 5 ( JP/EN )

スタートからいい感じで波に乗る。
おかげさまで順調に増え続ける仕事。
でもオーバータイムやオーバーナイトでだんだん疲れがたまってきます。
みんなの不満もたまってきます。ギスギスします。
仕事はいただけているのに、こなすのが大変になってしまう。
クリエイティブ産業にはありがちだとか、日本では当たり前と言ってしまうとそれまで。
実は考えが浅かったり、力が及んでいなかったりが最大の理由。そして。

<2000年には3ヶ月の内に6人が辞めていきました。>
(コンサルができるレベル)

ブラックでした。
月日が経つ内に荒波に揉まれたり、日照りが続く事もあります。

<2001年にはITバブルが崩壊。>

<2003年にはあのSARSが香港を襲いました。>

<2007年には日本のハイテク商品が店頭に並ばなくなります。>


<2010年を過ぎると爆買い、不動産高騰、軋轢が起こり始め、>


<2015年には香港のティーン100人の中で日本文化にあこがれている人がゼロになる>

人材の流動性が高い香港にあって手探りで異文化マネジメントを行います。

コミュニケーションの形がものすごいスピードで変わっていきます。
めまぐるしい変化に対応していくのはとてもエキサイティングな体験です。時々めまいにおそわれますけれど。

新たにアジアに展開される企業さんも多くなって来ました。

一方でアジアで長くでがんばっている方々もたくさんいらっしゃいます。
みなさんにエールをお送りします。

TYAも転がり続けます。チャレンジの好きな人がいたら、ぜひ一緒にやりましょう。

これからどんどんエキサイティングになっていくので。

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We have started our business with good luck from the beginning and smoothly increasing the volume of the work.

 

However, we had to go through some difficulties such as overworks and overnights.
The staff gradually stressed out under the intensive condition and the atmosphere in the office had deteriorated.

 

Perhaps this issue would be common in the creative industry, or in Japan generally but the real problem, at the time, was that TYA Hong Kong did not have the clear mindset and method to the cross-cultural management.

< In 2000, 6people had quitted within 3months>
This experience could be useful for other companies who have the similar problem.
Sometimes we have some bad days in our long life…

<In 2001, IT bubble had bloken>


<In 2003, SARS had hit to Hong Kong>


<In 2007, No more Japanese high-tech products were popular in Hong Kong >


<After 2010, Chinese people started shopping spree,

and real estate soaring>

<After 2015, According to a survey, no one in the 100 of teenagers in HK is looking up to Japan>

We still have been learning how to organise cross-cultural management in our office with the tendency of the high liquidity of labour in HK.

Although the shape of communication has been changing in both in the daily life and in the business market dramatically and quickly, It is very exciting to work in such dynamic era.


We would like to send the yell to the both companies who expanding the business into Asia and who working in Asia from a long time ago.


TYA Hong Kong also rolls our business. Roll and Roll….

Let’s work together If anyone has a passionate motivation to work in the different culture at a dizzy speed.

We believe it would be more exciting exploring in the “every day is brand new” business world and gain new muscles and wisdom for the new needs.

 


#アジアへ #みんながんばれ #joinus #yelltoAsia
#tya #hk #design #solution #upgrading #marketing #creative #advertising

女性のキャリア

私が香港の大学に留学していた時、女の子の友達によく将来のキャリアパスについて質問されました。その子たちが大学一年生なのか二年生なのか学年は関係なしに。彼女たちの答えは、大学院に行くべきか迷っている子もいれば、「アジアの様々な国の金融機関で働きたい」などの大きな具体的な夢を持っている子もたくさんいました。大学で良いGPAを取るために一生懸命勉強したり、長期のインターンや海外でのボランティアに挑戦していたり、将来のために努力をしている子がいっぱいいました。
当時大学3年生なのにも関わらず、留学後の具体的な将来の目標がないことに私はその時とても焦りを感じました。
それと同時に香港の女性は、結婚後も仕事を辞めることはほとんどない、と言う事実を知り衝撃を受けました。
日本では、女性が大学を卒業していたとしても結婚後にキャリアをストップし、専業主婦になるのが一般的だと思ったからです。
香港政府によるHong Kong Women in Figuresによると、香港の結婚平均年齢は29歳。25-29歳のグループでの女性就労割合は83.4%。そして30-34歳のグループでは76.4%と少し減少するも、49歳まで70%台をキープしています。
対する日本人女性労働力率では、「M字カーブ」と呼ばれるグラフの形が特徴だと言われています。「M字カーブ」とは、30代の女性が結婚・出産を機に仕事を一度辞めてしまい、労働率が一時的に低下しその後再び上昇するMの形をしたグラフのことを指します。78%ある25-29歳の労働力率がその後、一気に70%69%とおよそ10%減少してしまいます。
香港に住む女性が社会で活躍できる背景としてあげられるのが、世界のトレンドに続く男子学生に引けを取らない女子学生の大学・高等教育を受ける高い割合や家庭内でのアマさんの家事・育児のお手伝いが一般的に普及している、などの理由が考えられます。また、そもそも家賃が高いため共働きでないと生活費を稼げない、と言う風潮もあると思います。
そして、香港では2004年のデータと比べ女性の管理職の割合が26%から10年で33%へと上昇しているのも女性の社会での活躍の可能性を高めていると思います。
一方、日本は女性の就業状況が香港とほぼ同じであるにも関わらず、管理職についている割合はわずか11%という統計結果が出ています。この結果は日本の社会環境が女性が働くことにが対してまだまだ適切な環境を用意できていないことを示唆しているのではないでしょうか?“女性は結婚したら養ってもらうもの“という考え方が社会全体に根付いていて、生涯に渡って働き続ける意識を持つこと、家庭でも仕事の場でもを男女が平等にいられること、そのための用意を社会がきちんと整えること、が現実になるにはまだまだ時間がかかりそうです。
女性が生涯働き続けキャリアを築く事がごく普通な香港。

ここで
出会った友達は、私の将来のキャリアパスに大きな刺激を与えてくれただけでなく、もう一度自分のキャリアについて真剣に考え直す機会を与えてくれました。
私も将来、香港で仕事を頑張る女性のように、日本のみならずアジアで活躍できる女性になりたいです。

<資料>
http://www.women.gov.hk/download/research/HK_Women2015_e.pdf
http://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/h29/gaiyou/html/honpen/b1_s00_01.html 

香港の住宅について

香港は家賃、生活費の高い都市として世界的に有名です。

高層ビル・マンションの数でも世界1位の数を誇っています。

Business Insider UKによると、香港は世界で三番目に家賃の高い都市として紹介されています。それに比べ、東京は香港の一つ下の4位となっています。平均的な一ヶ月にかける家賃の割合は、給料の44%と約半分にもなっているようです。

香港はこのように高層マンションの建物が密集しています。

部屋が狭いにも関わらず家賃が高く、部屋の狭さが社会問題にもなっています。

香港の両親たちは、子供達が狭い空間では健康に育たないのではないかと心配している、とテレビで見たことがあります。

このように狭い部屋の空間をどれだけ上手く使うか、が香港の家では重要になってきます。

香港での一般的なアパートの一室を紹介しようと思います。

まず、香港の家には玄関がありません。ドアを開けるとまずリビングになっています。私がルームシェアをしていた時はカーテンで区切って、リビングにも1人住んでいました。

また、洗濯機がキッチンにあることにもとても驚きました。

寝室には、壁やベッドに埋め込まれた収納スペースがいっぱいあります。

そして、空間を有効に使う手段の一つとして香港の小さな部屋で最も使われているのが、二段ベッドです。二段ベッドを使うことで縦の空間をより有効に使うことが可能になります。


小さい頃、私はいつも二段ベッドに憧れていました。香港で母の友人の家に泊まった時に二段ベッドで寝たことが嬉しかったのを今でもはっきりと覚えています。しかし、今の歳になってもまだ二段ベッドで寝るのはとても疲れます。硬い垂直の木の階段を登るたびに膝を打つけ痣ができ、勢いをつけないとベッドに辿り着けない生活はとても大変です。

このように、高い家賃にも関わらず部屋も狭くて、香港の住宅は最悪とも言える環境でしょう。これは、外国人が移住を考える時や香港の若者が一人暮らしを考える時の一番の大きな問題点だと考えられます。

http://uk.businessinsider.com/the-cost-of-renting-a-home-house-property-in-the-leading-global-cities-2017-3/#13-toronto-canadas-most-populous-city-is-the-least-affordable-in-the-country-though-two-north-american-cities-fare-worse-in-terms-unaffordability-1

TYA Work: ポカリスエットTVC舞台裏!

TYAが全力でサポートしたポカリスエットTVCが6月から放映中です。ご覧になりましたか?香港大塚製薬Youtubeチャンネルでもご覧になれます。そして本編(https://youtu.be/2K0E41OYtZg)に続きましてメイキング・オブ(https://youtu.be/fBDgpoPl9oc) の映像が出来ました。ぜひお楽しみください。

主演のSadie嬢やその他のキャストにとって難題となったのはCMの舞台となったスポーツ“サップボール“をの動きをマスターすること。海の上に作られたコート内を1本のパドルの動きだけでボードの行方をコントロール。これが難しい!そしてめちゃくちゃ体力必要です。

動いているだけではゲームにならないので、更にパドルを使って今度はボールをパス、キャッチ、そしてシュート!しないといけないのです。パドルにボールが意外に収まらないんですよね。


限られた日程の中であれだけの動きがこなせるようになってくれて助かりました。数時間行われた練習の後は全員くたくた。撮影クルーも海の中で波にもまれながらのハードワークお疲れ様でした。

TVCの撮影には複数の会社から多くの人が参加します。目的は一つと言ってもそれぞれの価値観、仕事観、正義感、センスがそれぞれにあります。そこを乗り越えて作品を作る。それが重要です。今回も撮影が進んでいくにつれて素晴らしいチームワークが出来上がっていきました。感謝!

このTVCを通じてたくさんの人にブランドをより好きになってもらえることを願ってやみません。

#goodteam #hardworking #underthbluesky #done

#みんながんばれ
#sweattogether #pocarihk #likeyourbody #sweatfordream
#TYA #hk #upgrading #design #solution #marketing #creative #advertising

POCARI SWEAT Advertising Campaign – Sweat Together

TYA於1998年成立,是香港領先的一流創意代理商之一。

POCARI SWEAT Advertising Campaign – Sweat Together

TYA負責了廣告策劃到製作和核心創意開發的工作。 團隊的組合非常國際化,包括日本導演、澳洲攝影師、香港及泰國藝人、加拿大歌手及香港創意團隊。 配合一年內舉辦的多個活動,我們亦製作了多個廣告和主視覺。

ポカリスエット年間総合キャンペーン – Sweat Together

TYA は香港にて1998年に創立。数々のブランドの問題解決をお手伝いしてきたクリエイティブ・エージェンシーです。

ポカリスエット年間総合キャンペーン – Sweat Together

CM企画から制作、キービジュアルの開発まで担当しました。チームは日本人監督、オーストラリア人カメラマン、主役の香港人からタイ人のタレント、カナダ人シンガー、香港人クリエイティブチームなど国際色豊かな構成となりました。CMもキービジュアルも一年に行う複数のキャンペーンに合わせて複数を制作しました。