【香港図鑑84】パントマイム:スタチュー

パントマイム:静寂を操る「スタチュー」の世界 ✨🗿

街角でふと目に入る、不思議な存在。
まるでブロンズ彫刻のように、まったく動かない人がいる……。
じっと見ていると、突如ぴくりと動き出し、観客を驚かせる。
──それが、スタチューと呼ばれるストリートパフォーマンスです。(゚o゚)

🎭「スタチュー」とは?

スタチューは、日本語では「彫像芸」や「生きた彫刻」とも呼ばれる、大道芸のひとつです。
一見すると、本物の彫刻やマネキンのように見えるその姿。
しかし、その正体は、息をひそめて立ち尽くすパフォーマー。
じっと静止し、周囲の人が油断した瞬間に、ごくわずかに動いたり、いきなりポーズを変えたりして観客を驚かせます。

この「静と動」のギャップこそが、スタチューの魅力なんですね✨

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🧑‍🎨 スタイルは千差万別!

スタチューといっても、そのスタイルはさまざまです。たとえば──

  • 銅像のような風合いのブロンズスタイル

  • 全身真っ白に塗られた大理石像風

  • ヨーロッパの街角にいそうなフランス人形風の衣装

  • ロボットのようにカクカクと動くメカニカル系

  • あえて笑わせにくるコミカル系まで!

それぞれのスタチューが持つ世界観がしっかりしていて、思わず見入ってしまいます。

また、スタチューといえば一人で行うパフォーマンスという印象がありますが、最近では複数人で演じるグループ型のスタチューも登場しています。
複数名が一糸乱れぬ動きで演じると、迫力も2倍、3倍に。
道行く人も「えっ、なにこれ?」と足を止めてしまうこと間違いなしですね( •̀ᴗ•́ )و

📍 香港で出会えるスタチューたち

香港の街角やイベントスペースでも、たびたびスタチューのパフォーマンスに遭遇することがあります。
特に観光客の多いエリアやショッピングモールの広場などでは、週末や祝日を中心に登場することも。
照明や背景効果を取り入れて演出する「夜のスタチュー」も人気なんですよ🌃

じっと静止しているだけかと思いきや、視線やわずかな指先の動きで、観客との「対話」が生まれる。
スタチューにはそんな無言のコミュニケーション力があるのだと感じます。

✅ イベントや商業施設にもおすすめ

スタチューはインパクトがあり、写真映えもするので、集客イベントや商業施設の演出にもぴったりです。
音を使わずに演じられるため、音響環境に制約がある場所でも安心して導入できます。
また、国籍や言語を問わない「視覚的な驚き」があるため、インバウンド施策としても効果的です。

「ちょっと変わった演出を入れたいな」「人の流れを止めて注目させたい」
そんな時こそ、スタチューの力が発揮されるかもしれません✨


🎬 まとめ

スタチューは、動かないことで魅せるパフォーマンス。
その一瞬の動きが、静寂の中に鮮やかなインパクトを残します。

街角で見かけたら、ぜひほんのしばらく立ち止まってみてください。
あなたの目の前で、彫像が“生きて”いるかもしれません( ´ ▽ ` )ノ

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