Posted on 2026年9月7日2026年9月4日【マーケの種154:北上消費と“すれ違う”香港②】 「財布を閉じる観光客たち」 香港に来る観光客のスタイルが、明らかに変わってきています。数年前まで旺角や尖沙咀で見られたような“爆買い”の姿はすっかり影を潜め、代わりに目立つのはスマホを片手に街を歩く、軽やかな旅行者たち。彼らの目的は、**買うことより「どこでどう過ごすか」**にシフトしています。 (more…)
Posted on 2026年8月31日2026年8月14日【マーケの種153:インバウンドから移住者へ?⑤】 📜 見えない“移民政策”が生む新たな階層構造。 日本政府は「移民政策を推進していない」と明言していますが、現行のビザ制度は実質的に「富裕層の移住」を認める枠を持っています。たとえば、投資・経営ビザや高度専門職ビザは、一定の資産や収入基準を満たせば比較的容易に長期滞在が可能。近年ではアジア圏の富裕層が、東京や京都、沖縄などを「第2の生活拠点」とする例も増えています。🏝️ こうした曖昧な制度設計は、短期的な経済刺激にはなる一方で、経済格差を拡大させる温床にもなりかねません。 (more…)
Posted on 2026年8月24日2026年8月14日【マーケの種152:インバウンドから移住者へ?④】 ✈️ 「観光から定住へ」──時代の変化が見えてきました。日本はこの数年、観光客の爆発的増加を背景に、インバウンドを成長戦略の主軸と位置づけてきました。2023年には訪日外国人が年間2,500万人を突破し、コロナ前の水準に迫っています。しかし、最近注目されているのは「滞在」ではなく「移住」という新たな流れ。働き方の国際化やリモートワークの普及により、長期滞在者や定住を希望する外国人が確実に増加しています。🌍 (more…)
Posted on 2026年8月17日2026年8月14日【マーケの種151:インバウンドから移住者へ?③💼】 📊 変わる企業の視線――「観光客」から「生活者」へ。外国人移住者の増加を単なる現象ではなく、新しい市場の兆しとして読み取り始めた企業が現れています。東京・大阪など都心の金融機関や不動産会社では、これまでの観光向けセールスから一歩踏み込み、“暮らす”層へのサービス転換が進行中です。英語や中国語(繁体字・簡体字)でのカスタマーサポートを拡充し、香港・台湾・シンガポールの富裕層向けに「永住・長期滞在サポート窓口」を設ける動きも。たとえば、大手都市銀行の一部では**外国籍の住宅ローン申し込み件数が前年比35%増(2023年時点)**に。経済動向とともに、企業の構え方も確実に変わってきています。 (more…)
Posted on 2026年8月10日2026年7月27日【マーケの種150:インバウンドから移住者へ?②🌏】 🌏 「いざとなったら日本に移民する」――。 そんな言葉を、近年の香港では冗談のように、けれどどこか真剣な響きとともに耳にするようになりました。かつては観光目的、あるいはアニメやJ-POPなどカルチャー的な“憧れの場所”だった日本が、今や“現実的な選択肢”として語られる時代に。経済的背景、社会情勢、そしてライフスタイルの変化が、この潮流を静かに後押ししています。📊2023年の調査(香港貿易発展局)によると、20代〜40代の香港人の約43%が「日本での長期滞在・移住に関心あり」と回答。その数字が、単なる冗談ではないことを証明しています。 (more…)
Posted on 2026年8月3日2026年7月27日【マーケの種149:インバウンドから移住へ?🏠①】 ■ 「観光客」から「移住者」へ。ここ数年、日本を訪れる外国人の姿がじわじわと変化しています。以前はカメラ片手に街を歩く“短期観光客”が主流でしたが、最近では「長く住みたい」「拠点を持ちたい」という人たちの動きが目立ちます。観光目的のインバウンド(訪日外国人消費)は一巡し、いまや次のステージ――**「ライフスタイルとしての日本」**が広がりつつあるのです。 (more…)
Posted on 2026年7月27日2026年7月26日【マーケの種148:キレッキレか侘び寂びか⑦(最終回)】 🗓️ 7日目🎯 「深さと広さ──どちらが優れているかではなく、“何を届けたいのか”」ここまで6日間にわたり、K-POPとJ-POPの設計思想の違いを見てきました。結論として言えるのは、両者に優劣があるわけではなく、マーケティングで最も大事なのは 「どんな体験を届けたいのか」 を最初に定義することだ、という点です。 (more…)
Posted on 2026年7月20日2026年7月19日【マーケの種147:キレッキレか侘び寂びか⑥】 📊 「設計思想の差異は、届け方の差異である」 K-POPとJ-POPの違いは、表現スタイルのみにとどまりません。どのように届け、どのように受け取られるか──つまり「流通モデル」そのものに明確な差が存在しています。 (more…)
Posted on 2026年7月13日2026年6月22日【マーケの種146:キレッキレか侘び寂びか⑤】 💡 「結論:『欲望に忠実』=『わかりやすく、人間の本能に沿う』」ここまで見てきたように、K-POPとJ-POPの差は単なるスタイルの違いではなく、「入口の設計」そのものに起因しています。では最終的にどんな示唆が得られるのでしょうか。 (more…)
Posted on 2026年7月6日2026年6月22日【マーケの種145:キレッキレか侘び寂びか④】 📈 「マーケティングにおいて、欲望を直視することは強さである」マーケティングとは単なる販売促進ではなく、人間の欲望の地図を読み解く行為です。人は何に惹かれ、何に拒否反応を示し、何を求めるのか──この「無意識の行動原理」をどこまで理解できるかで成果は変わります。 (more…)