【香港図鑑151:海鮮料理屋さん厨房】

香港の海鮮料理店の厨房に整然と並べられた下ごしらえ済みの野菜や食器

海鮮料理屋さんの厨房を、皆さんは覗いたことがありますか?

香港の厨房はまさに“熱気のスタジアム”で、五感が一度に刺激される独特の世界です。ガーガーと唸るような音を立てる業務用ガステーブルは、火力が家庭用の数倍と言われるほど強力で、調理台は広くて頑丈で、表面には整然と並べられた皿やボウルが光を反射して静かに輝いています。


そこには乱れがなく、むしろ“嵐の前の静けさ”のような気配があります。その脇には、山のように積まれた卵鮮やかな野菜が控え、さらに瓶入りの調味料がぎっしり並びます。豆板醤、オイスターソース、醤油、魚露——まるで舞台裏のキャストのように出番を待っています。

油が熱せられると、独特の香りが一気に立ちのぼり、鍋の中でパチパチと跳ねる音が響きます。これがまた食欲を刺激するんですよね (´﹃`)。

そして、エビ、カニ、魚たち。市場直送の新鮮な海鮮は、あの強烈な火力の中であっという間に調理され、驚くほど短時間で一皿に仕上がります。強火だからこそ素材の“水分”を閉じ込め、旨味を逃さず、最後の一瞬まで一気に仕上げてしまう。香港の海鮮料理があれほど美味しい理由が、厨房を見るとよくわかります。

炎の迫力、鍋を振る音、調味料の香り、海鮮が躍る一瞬——すべてが混ざり合って、圧巻のライブパフォーマンス。

そして完成した料理はただ一言…美味しい‼︎

■Hong Kong Tourism Board 「鯉魚門ウォータ―フロント」
■Hong Kong Tourism Board「西貢(Sai Kung) 」

■香港図鑑いかがでしたか?香港でのマーケティングインサイト調査もTYAにお任せください
■シリーズの記事”【香港図鑑61】 閉店セールという風景”もぜひお読みください、

業務用ガステーブルの強力な炎の前で、中華鍋を振って海鮮を調理する香港のシェフ