香港に来て、もっと世界を知りたくなった

昔のえらい人たちは、外の世界を何も知らない人のことを「井の中の蛙、大海を知らず」とうまく表現しました。狭い見識や環境の中で過ごすしていると、外のことを何も知らないままになってしまうという意味のことわざです。昔の人はすごいですよね。
 

そして、今回の僕のインターンはまさに「井の中の蛙、大海を知らず」だったように思います。それは決してネガティブな意味ではありません。外の世界を初めてこの目で見たことで自分の無知を初めて痛感し、このまま井の中で過ごしていてはいけないと気づかせてくれました。

TYAで1ヶ月半インターンをさせていただいて感じたことが3つあります。

 

①自分の常識は相手の非常識

 

すごく当たり前のことなのですが、これはインターンを通して改めて強く感じたことのひとつです。日本と香港の間には文化・ビジネスのどちらにも大きな違いがあります。例えば先日ブログでも書かせていただいた香港はなんでも速いということやマクドナルドでは自分の食べたトレーは元に戻さないなど、日本ではありえないことが香港では常識だったりするのです。お互いの常識をぶつけ合わないことが、お互いにとってより良い関係を作ることができることを身をもって実感しました。

 

②ビジネスは大きく変化しようとしている

 

TYAでインターンをする前、自分はここで広告マーケティングをするんだと思ってオフィスにやってきたことを覚えています。しかし最初に飛び込んできた話は「今までの広告からTYAは変わらなければいけない」ということ。最初は理解するのに時間がかかりました。広告マーケティングでTYAでできることを探そうとしていた自分とビジネスの現場で起こっている現実とのギャップ。しかし、時間を重ねるごとに広告に限らず多くの業界が変化しようとしていることに気づきました。変化の激しい社会の最先端でビジネスをしている場所で過ごさなければこの現実には気づけなかったと思います。

 

③香港と日本への理解が深まった

 

50日間を香港で過ごして、香港の現状を以前よりもたくさん実際に見ることができました。政治的にも経済的にも不安定なこの場所で、それでも負けじと前を向いてなんとかしようとしている人たちが香港にはたくさんいました。日本も今後世界と戦っていく上で、アジアをはじめとするこれらの危機感を理解しなければいけないし、そのためにはもっと行動することが必要なんだなと思いました。

 

この3つに共通して言えることは「もっと世界を知らなければいけない」ということです。無知のままでは、取り残されてしまいます。植木さんとお話している中で「明日、明後日、その先の未来の正解を理解している人は誰もいない。けれども正解のためのヒントはそこらじゅうに転がっている」ということを言われていたのがとても印象に残っています。自分の考え方だけで生きるのではなく、物事の表側だけを見るのではなく、相手の考え方を理解し、物事の裏側に隠されているメッセージを読み取れるだけの感覚をこれから身につけることが必要なのです。井の中から出てきて、大海を飛び回る蛙になりたいと思いました。もちろんただ飛び回るだけの蛙にならないように井の中での勉強も必要ですが。笑

 

最後に、このインターンで多くの経験と多くのいろんな方々と関わることができました。この期間で自分から何かを還元することは多くなかったと思いますが、これから還元させていただくためのチャンスをもらったと考えています。そんな全ての方々への感謝の気持ちを込めて、今回の文章を締めさせていただきます。ありがとうございました。

#香港と日本 #自分の常識は相手の非常識 #ビジネスの変化 #ありがとう香港 


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In Japan, there is a proverb called ‘’The frog in the well knows nothing of the great ocean.’’ It’s used when a person who doesn’t know outside of the world because of staying in the comfort zone.

 

Through this internship, I realized that I was exactly ’The frog in the well knows nothing of the great ocean.’’ However, it wasn’t negative at all. Why? Because this is my first experience living in outside of Japan! It’s no wonder that I didn’t know anything about the outside. Therefore, my view was significantly changed by this experience.

I have 3 points that I want to share from the TYA internship.

1. My common sense is not common sense for others.

 

Although this is normal, I realized that I often forget about the fact. There is the huge difference in cultural backgrounds, business manors between Hong Kong and Japan. A general thing in Hong Kong sometime not general in Japan. What most important is that don’t force one’s common sense in other places. I keep in my mind when I try to make a good relationship with foreigners.

 

2.The fast-changing business environments  

 

I remember so vivid that I’ve assumed that I’ll be working typical “Advertising marketing” at TYA. However, the actual work was different from my expectation. They said to me that TYA needs to change from traditional advertising company to new digital creative agency. In the beginning, I couldn’t understand well what the meaning of it. But after spending some time in TYA, I’ve started to know that many companies and businesses are changing. After I understood this situation, I’ve started to develop my curiosity how they change and where they are heading. I wouldn’t be able to reach at this point if I didn’t work in rapidly evolving TYA.

3. Understanding Hong Kong and Japan much more than before

 

Through my stay, I was able to understand Hong Kong more than before. Although Hong Kong is economically and politically unstable, people in Hong Kong are fighting for their better lives so hard.

I strongly think Japan should see this situation seriously and take more actions in the world.

 

I found one common aspect on the 3 I have written above. It is that I have to know the world better. An ignorant person will be ignored by the upcoming world quickly. Mr Ueki told me  “Even though nobody knows what happening tomorrow and the correct way of carrying out in business, there are many hints which we can refer to direct ourselves.”

 

Rather than just living in my narrow view, not just looking at the front side of the things, it is necessary to understand the way people think and understand the message that is hidden behind things to survive today. I shall come out from the small world and be a frog jumping around the ocean!

 

To sums up, I appreciate TYA who gave me this fruitful internship and thank all the people those who have supported me!

See you soon again soon in Hong Kong!!

香港は笑わない

香港、過去最高のワースト5位

香港がスマイルミステリーショッパーによるスマイル指数調査で最高のワースト5位に!以前の調査結果からは若干の挽回を図っているものの、所詮、ワースト5位。

 

この理由には、サービス業に従事するワーキングクラスの収入の低さが考えられます。生活に余裕がなく、契約書に書かれた内容以上の労力を提供する余力や義理もないのででしょう。そもそも、日本のように礼儀正しさやマナーの良さそのものが社会の基準であるような国は稀です。日本と比べれば、香港も社会全体で礼儀正しさやマナーは重視されていない方だと言えるでしょう。(なんといってもワースト5位ですから!)なのでそういった教育もないと考えられます。

 

この調査結果の中で特に最低ランクを獲得したサービス業が、交通機関とタクシーでした。特にタクシーのサービスの酷さは友人間でも日常的に皮肉って話題にするほどです。しかし、同じタクシーでもUberの顧客体験はましです。それは評価システムが機能しているからです。通常のタクシードライバーは一度顧客にサービスを提供したらその後の関わりがほぼ全くなくなるのに対し、Uberの顧客はドライバーのサービス態度などをレビューで評価し他の顧客に推薦したりできるので、Uberのドライバーはマナーやサービス態度を気にします。

 

香港でスーパーのビニール袋が有料化された時、一気にマイバックが普及しました。やはりビジネスの街。お金やビジネスが絡んでくれば態度は劇的に変わる可能性があります。接客における「スマイル」に価値を見出さない環境下であっても、それが仕事上評価され、さらなる歳入につながる「自分ごと」になるシステムさえあれば「スマイル」は劇的に増えそうです。

 

これはある意味とても分かり易く、合理的な状況のようにも思えます。

 

South China Morning Post の2015年記事コメントの1つによると、ユニクロ、GAP、MUJIなど香港でも接客対応の評判が良いようです!(3年前から日本企業が高評価…さすがです!)

他のコメントも参考まで。 例えばこの人はロンドンでは上司が販売員の生命線を握っていて売り上げを出しているかないか目を光らせているのでこういう態度は許されないよね、と皮肉たっぷり。

 

この人はトロント(カナダの都市)なんて店員は重要な頼みごとをするかのように「もっと買って!」と接客してる!とコメント。

そしてこの人はセブンイレブンやコンピューターセンターで入店するたび繰り返し耳にする「いらっしゃいませ」「どうぞ見ていってください」といった機械的な呼びかけがとっても嫌だ!とコメント。

最後にこちら。香港は’97年以前からずっとこう。激烈な物質主義と資本主義を繁殖させる都市で、誰が礼儀正しさを培う時間なんて持ってる?


 

 

 

日本の接客対応

サービス業界での接客対応が徹底された日本では、「お客様は神様である」という風潮があります。これは演歌歌手の三波春夫が対談中に「客席にいらっしゃる「お客様(オーディエンス)」を神様と思って心を込めて歌っています。」と語った言葉がいつの間にか接客業で理想的な接客態度を表す言葉として広まったことから始まりました。

 

私も家電量販店でアルバイトをしていた頃は、接客中でなくても笑顔なしで店内にいるとバックヤードによばれて怒られました。「お客様」に聞かれたことは、どんなことでも「わかりません、知りません」は禁句。調べてでも最後まで案内しました。他にも腕を組んで店内を歩く、あくびをする、私語、携帯持ち込みなどもすべて厳禁です。それに比べて香港では全てOK!日本人からしたら香港の接客員の態度はまるで常に休憩中…運が悪ければ一言目から「はぁ?(語尾上がる)」が飛んできます。(寧ろちょっと羨ましいです…)

 

日本の接客員の態度はサービスを受ける側にとってはとてもいいものですが、これを逆手に、神のように丁重に扱われないと気が済まない悪質なクレーマーが増えて問題になっています。顧客からのクレーム対応中、土下座の強要や「殺す」と脅されるといった「迷惑行為」に遭遇したことがある従業員が7割以上にのぼることが、労働組合の調査でわかっています。

 

 

これとは逆に、店員とは顔も合わせたくない、ご愛想の「スマイル」に嫌悪感を感じる人もいます。「スマイル」は確かにやりすぎると不自然ですし、セールスのための下心と考えれば不気味です。丁寧すぎる接客は客を恐縮させかねませんし、素晴らしい接客対応がきちんとお金に還元されている現場なのかという問題もあります。

 

自然でちょうどいい「スマイル」難しい問題です。

 

 

 

これからの接客・サービス業界のスマイル

最近では、「スマイル」接客とは別に、スタッフフリーのコンビニやセルフレジ、進化した自販機、レストランの注文用のデジタルパッド、オンラインレビュー、Amazonなど、生身の人間に代わる様々なデジタルサービスが登場してきています。

これを受けて、今後生身の人間が提供する接客サービスはますます貴重になるでしょう。その時に、本当に顧客のために心を込めて提供される「スマイル」や接客がどんなに素晴らしいものだったのか知ることになるのかもしれません。

 

日本での接客の難しさを見ると一概に「スマイル」や礼儀正しさが顧客満足度や売り上げに直接、絶対的につながっているのか疑問になる部分もあります。また顧客それぞれ多様な文化差異やニーズは「スマイル」だけで超えられないように感じます。

 

しかし、どんな変化があったにせよ、基本的には「スマイル」は人を安心させ、心をオープンにしてくれるポジティブなコミュニケーションであることに変わりはないのではないでしょうか。多くの人が顧客体験として、笑顔での対応を心地よいと感じるはずです。


「スマイル0円」と言っていられるうちは、なるべく気持ちの良い笑顔での接客を受けたいものです。

 

 

 


#スマイル指数がどうであれ 
#香港は笑わない
#効率重視
#共犯関係
#無人店舗まで待て


#本当のスマイルを大事にしたい

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移動の際に必要な手続きの「デジタル化」

香港にいると、東南アジアやインドなど他のアジア諸国がより地理的にも身近で、様々な目的でこれらの国々に訪れる回数も多くなります。もちろん日本にも帰る回数も多いでしょう。そんな時に見知らぬ航空会社や旅行会社と連絡を取って、大量の紙の旅程表を持ち歩くことはもうありません。

今回は香港や日本、東南アジアの旅行・移動の際に必要な手続きの「デジタル化」について書いていきます。

  • 航空券におけるオンラインチェックイン

まずオンラインチェックインを皆さんは活用しているでしょうか?自分はそうでも、家族や友人はいつも空港で面倒な手続きをしているという人もいるかもしれません。

オンラインチェックインとは、空港でカウンターに出向いて、いちいちチェックインをしてチケットを発行してもらわずとも、自宅やオフィスで簡単にネットでチェックイン、チケットも手に入るというサービスのことです。手荷物がなければ国内線でも国際線でもそのまま保安検査場に行けてしまうという便利さ。大きく分けて以下のようなメリットがあります。

《オンラインチェックイン利用者のメリット》

 
⑴ 時短になる!

今述べたように、カウンターでの面倒な手続きなしで、直接搭乗口へ向かえ
る(受託手荷物がある場合は除く)。

 
⑵ 座席を選択できる!

座席表を見ながら座席を選択することができる。LCCでは追加料金を払えば
前が広い、のびのびとした座席も選択できる。

 
⑶ 超過手荷物料金の割引が受けられる!

 

無料で預けられる以上の手荷物を預けたいときは、事前にネットで申し込むことでカウンターで手続きするよりも割引になることが多い。

 
⑷ オーバーブッキングを防げる!

早めにチェックインすることで(航空会社にもよるが48時間前からチェックイン可能)、オーバーブッキングで搭乗できなくなることが避けられる。


今航空会社のメリット》

業務が楽になる。

限られた時間内にチェックイン業務をこなさなければならない航空会社のスタッフ側の業務が楽になる。ゆくゆくは今以上に少ない人員で、よりスムーズなサービスが提供できるようになるのではないでしょうか。

 

 

  • 今ではLCCや東南アジアの新興国地域でも利用可能

このようなネットでチェックインできるサービスは、今や広く普及しています。日系航空会社はもちろんのこと、韓国系や、香港を含む中華系のキャリアでも利用可能です。

さらに驚きなのは国内外のLCCでも利用可能ということです。個人的に日本への一時帰国などでよく利用する香港エクスプレスや、先日ベトナムに旅行に行った際に利用したベトジェットエアといった日本にいてはまったく馴染みのないようなLCCでも利用可能でした。

どの航空会社もネット上で素早く便利に直感的にチェックインからチケットの取得までできるようなウェブサービスに力を入れているようです。

先日オンラインチェックインを利用したベトジェットエア

 

  • 香港ではネットで地下鉄の切符を買えてしまう?

ここ、香港では地下鉄や電車もオンラインでチケットを購入しQRコードを手に入れられるのです。

あらかじめ、ウェブで香港の地下鉄(MTR)のサイトに行き、“Ticket Purchase”でQRコードのチケットを選択すると、スマホがあれば地下鉄に乗れちゃうんです(Airport Express)。





 

  • 香港で、顔認証出国システムが使える!

香港在住の日本人には「e-道(e-channel)」での香港への指紋認証出入国はおなじみですが、旅行・出張者が顔認証システムで出国ができる「Smart Departure(スマート・ディパーチャー)」もサービスが始まっています!

日本を含む74ヶ国のICチップ入りのパスポート所有者が対象で、11歳以上なら事前登録不要で自動ゲートにより出国が可能になりました。日本のパスポートの場合、2006年3月以降のICチップ入りであればこのサービスを利用できます。

香港入国の際に顔写真の撮影されます。Smart Departure対象者を示す「SD」のロゴ入りの入国スリップが渡され入国&顔認証システム登録完了!

香港出国の際にSmart Departureと表示された自動ゲートで顔認証での出国が可能です!!

顔認証システムはすでにドイツやオランダなどで採用されており、その精度は99%以上だそう。香港訪問の際は、是非、利用してみてください!

なお、香港IDカード保有者は残念ながらSmart Departureの利用はできないそうです。

  • 今後はいかに便利に利用できるかの勝負!?

 近年は飛行機や電車、新幹線など様々な交通サービスにおいての諸手続きの「デジタル化」が進んできました。

 もちろん消費者はデジタル面での利便性のみを見てサービスを選んでいるわけではありません。また、ひとたびデジタル化さえしてしまえばOKではなく、いかに、消費者が利用しやすい、便利だと感じられるUIやUXを設計し、運営・改善していくことが差別化の鍵になるのかもしれませんね。

 とにかく便利になることに越したことはありません。皆さんも積極的に新しいサービスを利用してみてはいかがでしょう。

#Departureもスマート化 #私達もますますSmart #SmartDeparture #hk #design #solution #upgrading #marketing #creative #advertising

参考サイト:香港BS

Alexaの考えてる次のこと

Amazonが新しいスマートホーム機器を提供していくことが報道されました。

古代ローマのかまどの女神にちなんで「Vesta」と名付けられた極秘プロジェクトAlexaの進化版を搭載する自律走行型デバイスで、試作品のロボットには高品質のカメラとそれを分析するナビゲーションソフが付いていて、それに従って自走するようです。

ここで改めて、Alexaとは、スマートスピーカーとはなんなのか、まとめてみたいと思います。
◼︎AmazonのAlexaとは
AlexaはアマゾンのラボLab126で開発された音声対応する人工知能です。このラボLab126は電子書籍端末「Kindle」やAmazon初のスマートフォン「Fire Phone」を開発したことで知られています。Amazon Echoは2015年にアメリカで先行発売されてから爆発的に売れ、現在Amazonのハードウェア史上最高の売り上げを記録中。しかし、AmazonにとってAmazon EchoはAlexaを活用する単なるエントリーモデルに過ぎないようです。そう、本命は「Alexaシステムそのもの」なのです。
どういうことなのか、Amazonのとった戦略を見てみましょう。AmazonはAmazon Echoを発売してから、Alexa Voice Service(AVS)という音声認識機能を解放し、Alexa Skill Kit(ASK)と呼ばれるコンテンツ作成の枠組みを作りました。これによってSkill(スキル)と呼ばれるアドオンを使って開発者はAlexaに飲食店、そのたサービスなどさまざまな注文を処理させることを可能にしました。(つまり、サードパーティーや開発者が無料でこのAlexaのスキル(スマホでいうアプリ)を通してサービスが提供できるようにしたのです。)

◼︎Alexaの活用例と対抗するGoogle

Alexa用に開発されたスキルは現在5000種類にもなり、既にAlexaは車や冷蔵庫、その他電化製品など様々なサードパーティ製品やサービスに組み込まれています。例を見てみましょう!

スシロー注文してみた 日本語の問題なのか、スシローへの注文はスムーズとは言い難いようです。

ドミノピザの注文  英語の方がナチュラルに聞こえ、レスポンスも良いですね。

高齢者のサポート役!  これはとてもいいですね。特にスマホの操作を音声でサポートしてくれるなど、
スマート機器に慣れてない方には心強い味方となりそうです!
◼︎Googleの動き
Gartner
によると、2020年までにアメリカの一般家庭の75%がスマートスピーカーを利用するようになると予測しています。

 

Amazon Echoに差をつけられてはいるものの、米国のその他の5つのデジタルジャイアント、Facebook、Apple、Microsoft、Googleもスマートスピーカーを販売しています。

 

現時点で唯一Amazonに対抗できそうなのがGoogleです。

人工知能の第一人者であるワシントン大学教授のペドロ・ドミンゴス氏によると現在ではAI開発で世界最先端を走っているのはGoogleだと述べています。Googleは検索エンジンとして始まった会社ですが、機械学習の質を向上させ、ユーザー一人一人が検索する文字の文脈を理解するようになってきています。Googleのエンジニアは、ゆくゆくは気がつかないほど自然に「検索」といった手続き無しで、デバイスの方から私達に必要な情報を教えてくれるようになるかもしれない、と語っています。最高のAI技術と莫大なデータをを有するGoogleがGoogle Home の売り上げを発売以降、徐々に伸ばして来ています。
◼︎「スマホの次」のOS戦争

今日、スマホは1人1台の時代。スマート家電やIoT製品が増えれば、住まいの中にある電子機器がオペレーションシステムを必要とするようになります。Accentureの調査によるとアメリカでは音声対応機器への関心が高まっており、14–54歳の間で50%以上がポジティブな回答をしています。

PCならWindows  vs Apple、携帯ならiOS  vs Android、そして各企業の狙いは「スマホの次」のプラットフォームを独占すること。ハードウェアのコモディティ化が起こる局面においても、OSプロバイダーは最大限の利益を得る事ができます。莫大なデータを収集しつつ、顧客との長期的な関係も望めます。
どの企業がこのOS戦争を制するのでしょうか?
Amazonの「Vesta」は先ず従業員の家庭に試験的に導入し、早ければ2019年の発売が見込まれます。
新しい情報を待ちたいと思います。

参考サイト
https://www.voicebot.ai/2017/04/14/gartner-predicts-75-us-households-will-smart-speakers-2020/

#スマホの次の時代 #AIに聞いてみよう

TYAはアンチ・ショートカット〜スタジオ制作編〜

事前に入念なテスト撮影をくり返し、イメージをすり合わせました。本番に使うプロップや道具の確認、進行スケジュールの作成など、準備万全な撮影本番です。

本番では、テスト撮影と違ってたくさんのスタッフが入り混じって忙しく動き回ります。

アングルやレイアウト、光の加減などできる限りのことをスタジオで仕上げます。カメラのジェフ、撮影アシスタントスタッフとスタイリスト。そこにクライアントも加わって更に完成にイメージに近いどころまで調整していきます。


TYAメンバーがおやつの差し入れも…ではなくて、撮影用に商品をレイアウトしているところです。

 

 

今回採用することにしたイラストの上に、商品のSOYJOYを配置。(写真左下角)


イラストレーターのビビアンさんとはPILOT PENのビデオ撮影でもお仕事をさせていただきました。その時の作品はSNSでも大きな反響があったようです。今回もここちらの意図にドンピシャリ。

TYAのは口コミや紹介でたくさんのご縁をいただきます。そのご縁が続いてより良い関係になっていきます。そしてメンバーそれぞれが自分の役割を果たしながらチームとしてプロジェクト作っていく。結果としてスキルにもますます磨きがかかる好循環。

TYAの強みであり、様々な種類のビジネスの課題を解決することを可能にしています。

これからも様々なパートナーの方々とユニークなお仕事を作っていきたいと思います。

さて、次回はいよいよプロジェクトが完成していきます!

#クラフトマンシップ #リーダーシップ #チームワーク #制作 #お問い合わせください #アンチショートカット#tya #hk #design #solution #upgrading #marketing #creative #advertising

ダナン・ホイアンに行ってみた〜ローカル店の集客方法〜

今回は香港を離れて他のアジアの国に目を向けてみました。

先日、ベトナム中部の都市ダナンとそこからバイクで30分ほどの古都ホイアンに行ってきました。完全に浮かれ気分でビーチや街並みを観光して、真っ赤に日に焼けてしまいましたが、それでも最高の旅でした。

「一食」「一食」絶対に無駄にしたくないという考えのもと、ネットでしっかりとレストランの下調べをしてお店選びをした私ですが、そんな旅の中で気づいたことを書いていきます。

 

  • 旅行先でネットでグルメを調べる人は7割

マルハニチロさんによる「旅ごはんに関する調査」によると、年一回以上旅行に行く20~59歳の男女1000名へのアンケートでは、旅行で何を楽しみにしているかという質問では「食事・グルメ」が86%と最も高かった。「ショッピング」も45%となっていて、旅行先でローカルな体験をしようという意識はもちろん強いといえます。

では旅行先でレストランを探す際はどのようにしているのでしょうか。調査によると、「旅行情報・観光ガイドサイト」が67%と最も高い。さらに「旅行の口コミサイト」の利用者も38%超と、ネットで調べる人が多いということがわかります。

 

  • 本当に美味しい店を選んでいるのか?

調査の結果を踏まえると、一部の人は行く先々でたまたま見つけたローカル店に入ることもあるだろうが、多くの人は事前にネットで情報を調べてから、決めたお店に行くことが多い。

裏を返せば、数あるお店の中から「ネット上で検索できる」というフィルターにかけられて、生き残った一部のお店の中から選んでいると言うこともできる。

さらにネット上での検索言語は英語だったり、日本語だったり、調べる人の言語によって制約されるので、その言語で何らかのコンテンツを持っていたり、旅行サイトに取り上げてもらわなければならない。

私がダナンで食べたフォーは、もちろん下調べをネットで済ませ、評判の良いお店を選んで向かった。土曜日のお昼時の忙しい時間帯ではあるが、そのお店は小さい店内だが、私と友達の2人以外は店員さんしかいなかった。

(PHO 75というお店、ちゃんと美味しかったです)

 

  • ネット上でのマーケティングで大繁盛!?

自分がお店を開いている場所はローカル人以外にどんなところから観光客がやってきているかを考慮して、他言語に対応したウェブ上のコンテンツを作ったり、観光サイトに取り上げてもらうようにすることでお店の露出度は急激に高まります。一度、観光客に認知してもらえたら、価格設定だって有利に変えられることだってできます。

観光客向けに、それぞれの言語で、自然で説得力のあるコンテンツを制作できれば無名のローカル店も一気に売上を伸ばすチャンスがあるのかなと感じるところです。

ただし、ネットリテラシーやマーケティングに関する初歩的な認識がなければ元も子もないが…。

 

  • グルメだけの話ではない!

今回は超プライベートなベトナム旅行を引き合いに出しましたが、これはローカルのグルメに限った話ではありません。

どんな製品サービスも、観光客をはじめとした外国人や、海外に直接言ってビジネスを展開する際には、現地で何の疑いもなく受け入れられるような、自然なコンテンツによるマーケティングが欠かせません。

自社でカバーするノウハウや余力がないのなら、日本もローカルも両方に適切な知見と理解のあるパートナー(もちろん香港のことならTYA香港にお任せです!!)を見つけることが大切なのかもしれません。

余談ですが、先日訪れたダナンとホイアンは本当にオススメです。せめて写真だけでもみんなと素晴らしさを共有したい!!(嫌味なようですいません) 

(ホイアンの風景)

#いつもと違う風景から学ぶ #デジタルシフト #いつやるの? #今でしょ #日本もローカルも#tya #hk #design #solution#upgrading #marketing #creative #advertising

2018年版SNSアルゴリズム!

目まぐるしく変わってきた2018 版SNSアルゴリズムの仕組み、一気におさらいしましょう!
 
*1エッジランク… 主にユーザー同士の親密度、投稿に対する他のユーザーからの評価。投稿の新しさなどの要素により、スコア付けされるといわれています。よりスコアの高い投稿ほどより良い投稿としてリーチが高くなり、ユーザーの注目を集めやすくなります。
*2タイムライン… 投稿を時系列に一覧表示します。Twitterにおけるライムラインは、ユーザーが投稿したツイートを時系列順に表示しているもので、新しいツイートほど上に表示されます。蓄積されたタイムラインを遡ることで、Twitterをミニブログとして活用することもできます。
以上(IT用語)より引用

 

<Facebook>

世界中で毎日13億人が利用するフェイスブック。香港でも多くの人がメインのソーシャルメディアとして利用していますよね。
 フェイスブックは今年新たに「利用者同士の有意義な交流を増やすことに役立つ」ことに努める、と発表。ニュースフィードには企業ポストよりも家族や友人の投稿を優先表示するようにアルゴリズムを修正しました。
 
 よりリーチがし易くなる要素としては
意味があり有益な情報
正しくて信頼できる情報
 
よりリーチが難しくなる要素としては
スパムや誤った情報
ヌード、ヘイトスピーチ、暴力的なコンテンツ
公共の安全を侵すもの を排除、制限。 

 

身近な人の投稿を見逃さないよう、身近な人の投稿やシェアはフィードの上部に表示される反面、「〜な人はいいね!」といった釣りタイトル」をフィードの下部にクリックしてすぐに離脱されるようなページも「釣り」とみなし同様にフィードの下部へ表示します。
友達のコメントやアクティビティは個別に「フォローしない」や「表示しない」などの設定で変更することが可能です。
現在Facebookは新たな個人情報流出の問題でマーク・ザッカーバーグ氏が議会証言に臨んでいます。こういった信用問題が浮上した関係で、特にアメリカではフェイスブック削除を呼びかける「#deletefacebook」活動が始まり、スペースXとテスラのイーロン・マスクCEOもこの流れで自社のFacebookアカウントを削除するなど、ネガティブな動きが拡がっています。しかし世界中で毎日13億人が利用するフェイスブック。簡単になくならないとの見方が強いようです。

過去ブログ
[blogcard url=”https://www.tya.com.hk/blog/index.php/2018/02/02/2018howtousefacebook/“]


<Instagram>

2016年3月、投稿順のタイムライン方式を廃止し同6月エッジランク式のアルゴリズムを導入。
■ エンゲージメント(ポスト・投稿自体の人気度)
■ 関連性(あなたが興味を示したジャンル)
■ 関係性(よく絡むアカウント)
■ プロフィール検索(頻繁に投稿を見るアカウントかどうか)
■ シェアした投稿(あなた自身がシェアした投稿の内容)
■ 費やした時間(投稿の閲覧時間)
 
フォローしたアカウントのアクティビティログはインスタグラムのハートマークのアクティビティセクションで確認できます。プッシュ通知に関しては設定が可能ですがアクティビティログはフォローすればこのセクションで筒抜けになってしまいます。これを防ぐには現時点では自分のアクティビティを見てほしくない人をブロックするしかありません。
こういった点から、「鍵垢」(鍵がかかったアカウントの略)を使っているインスタグラマーも多いんですね。
新しいアルゴリズム方式を取り入れることで、ニュースフィードに表示される投稿が絞られ、企業アカウントはロイヤリティの高いフォロワーにリーチしやすくなると考える賛成派もいます。一方、多くのユーザーに閲覧してもらうには広告費を支払わなければ投稿が閲覧されにくくなるので、Instagramを使ったマーケティングの効果が下がるとの反対意見もあります。
 しかし、ハッシュタグがフォローできるようになったり、ハッシュタグフォローに関しての過去記事InstagramはFacebookのようになっていくのか?をどうぞ!)「ストーリーズ」に「GIFスタンプ」をつけられたり、テキストのみを「ストーリーズ」に投稿できる「タイプモード」が導入されるなど、新機能も増え、日本では2017年に「インスタ映え」が流行語大賞に選ばれるなどして、まだまだ人気の衰えの見えないInstagramです。

 

<Twitter>

先述した2つのメディアとは異なって、ツイッターは基本的にタイムライン方式を採用しているため、時系列にツイートが表示されます。
しかし、部分的にアルゴリズムを導入し、ユーザーが、「タイムラインの表示設定」で、重要な新着ツイートをトップに表示」をオンにすると、ユーザーの好みや関心を自動で上部に表示されるオプションがあります。
 
Twitterの「友達のコメント」はフォローしている友人のリツイートやアクティビティはフィードに流れてきて、他の友人とのやりとりを確認することができますが、友人がリツイートしている相手が自分の友人・フォロワーでない場合はそのやりとりは確認できません。
 
香港ではTwitterの利用が少ないのですが、TYA香港もアカウントを開設しています!これからどんどんつツイートしていこうと思っています。ぜひ覗いてみてください。


<YouTube>

YouTubeでは、いろいろなユーザーと質の高いエンゲージメントを作っていくことが特に重要になります
コンテンツ制作者 … 視聴者にできるだけたくさんの動画を楽しんでもらいたい。

          ↕️

YouTube … ユーザーにできるだけ長く、質の高いセッションを行ってほしい。

アルゴリズムに優位に働く重要な要素として
再生時間=視聴回数×平均視聴時間があります。
さらに「セッションを開始した時に、最初に視聴する動画」が重要です。ユーザーにYouTubeの視聴を始めるきっかけを作った動画がアルゴリズム上、ポジティブに働くのです。
また動画の総再生時間と、特定のジャンルの動画との親和性」そしてそのチャンネルがどの位の頻度でアップデートされているか」重要になってきます。
反対に、コンテンツが視聴停止させたり、YouTubeサイトから離脱させてしまった」場合はアルゴリズム上、ネガティブに働きます。
 

<まとめ>

それぞれのソーシャルメディアの特徴を理解して、より効果的にターゲットユーザーとのコミュミケーションを図りたいですね!これからも頻繁に更新されるアルゴリズムやプラットフォームの基本方針、新しい機能などを随時ご紹介できればと思います。
また、TYAでもソーシャルメディアコンテンツマネジメントの依頼が増えてきました。香港のオーディエンスに向けたマーケティングのお手伝いも多数行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

#アルゴリズム #ユーザーも #コンテンツクリエーターも #SNSマーケターも #日々是勉強 #アプデ
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The Wiseman’s Dining Viral Video

TYA於1998年成立,是香港領先的一流創意代理商之一。

The Wiseman’s Dining Viral Video

在線上媒體觀看網絡爆紅影片(病毒視頻)已成為一種娛樂方式。 作為一種新的嘗試,一直利用各種渠道進行品牌推廣的「賢者之食卓~The Wiseman’s Dining」製作並發佈了一系列網絡爆紅影片。 以香港茶餐廳為背景,將產品的優勢以幽默的方式表現出來。 贏得媒體、自有媒體和付費媒體有助於在各地傳播參與度。

香港大塚製薬「賢者の食卓」バイラルビデオ企画制作

TYA は香港にて1998年に創立。数々のブランドの問題解決をお手伝いしてきたクリエイティブ・エージェンシーです。

香港大塚製薬「賢者の食卓」バイラルビデオ企画制作

オンラインメデイアにバイラルビデオを視聴することは、エンターテイメントの一つになっています。数々のチャネルを利用してブランディングを行なってきた「賢者の食卓~The Wiseman’s Dining」は新たな試みとして一連のバイラル動画の制作・配信を行いました。香港の茶餐廳を舞台にコント仕立てで製品の利点をコミカルに表現しました。オウンドメディア、アーンドメディア、ペイドメディアあらゆる場所でエンゲージメントを広めることに寄与しました。