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香港のスーパーマーケットの陳列棚に並ぶ、シマヤの「だしてんねん」やカネ七の「しいたけだし」などの日本産だしの素

【香港図鑑111:大豆油】

オイル缶の横に、街の記憶が積もっている この通りを歩いていると、ふと立ち止まりたくなる風景がある。 天井が高く、奥行きのある建物。その多くは、もともと食材倉庫や車の修理工場として使われていたそうです。

カラフルな絵の具で塗られた両手を顔の前にかざし、指の間からこちらを見つめる子供のクローズアップ。

【マーケの種119:売れるための変質②】

第二回:子どもに届くには、「読みやすさ」が要る アニメが成功するためには、誰に届けるか——つまりターゲット層に合わせた表現の調整が不可欠です。とりわけ、原作に潜む複雑なテーマや残酷な描写は、子ども向けコンテンツとしては扱いづらいものです。

香港のスーパーマーケットの陳列棚に並ぶ、シマヤの「だしてんねん」やカネ七の「しいたけだし」などの日本産だしの素

【香港図鑑110:だしの素】

おうち和食の時代、香港にもじわじわ広がる「出汁文化」 誤解を恐れずに言えば、かつての香港では**「自炊」はそこまで一般的な行為ではありません**でした。 特に中心部では、外食文化が根強く、屋台・茶餐廳(チャーチャンテン)・点心店などの選択肢が豊富で、しかも安くておいしい。

テーブルの上に置かれた開いた本。ページがめくれかけており、物語の始まりや変化を象徴している。

【マーケの種118:売れるための変質①】

「売れる」って、どういうことだろう? 作品が広く知られ、長く愛されるようになるとき、そこには“変化”が起きています。原作にあった哲学的な深さ、社会への問題提起、登場人物の複雑な内面——そうした要素が、より「わかりやすく」「親しみやすく」変えられていく。 たとえば、ムーミン。鬼太郎。デビルマン。どれも、原作とは姿を変えながら、アニメや商品展開を通じて世代を超える存在となりました。

香港・尖沙咀のネイザンロード沿いにある重慶大廈(チョンキンマンション)の入り口と「重慶大廈」の看板

【香港図鑑109:重慶大廈】

ニセモノ時計とカレーの迷宮は、静かに変わりつつある 香港は尖沙咀(チムサーチョイ)のネイザンロード沿い。通称「チョンキンマンション」こと**重慶大廈(Chungking Mansions)**は、今日も堂々と街の一角にそびえ立っています。

赤と金を基調とした高級イタリアンレストランの内装と、鯉のぼりが飾られたカジュアルな日本料理店の外観の比較

【マーケの種117:飲食とは雰囲気を作ること⑤】

🏮**“空間が味を変える”──飲食体験を左右する雰囲気の力** 赤と金のイタリアンも、鯉のぼりの日本料理店も、 それぞれのターゲットにとって“魅力的な雰囲気”を提供しているという点で共通しています。 料理の味そのものはもちろん重要ですが、空間の演出が体験全体の印象を大きく左右するのです。

正面を向いた白い馬の顔のクローズアップ。穏やかで力強い眼差し。

【マーケの種122:売れるための変質⑤】

第五回:売れることは、必ずしも価値の毀損ではない 作品が売れる過程で、その本質が薄められることはあります。それは確かに批判の対象になります。しかし、その変質によって作品が生き残り、再評価され、世代を超えて愛されていくのであれば、それは単なる劣化とは言い切れないのではないでしょうか。

香港のスーパーマーケットの通路脇に置かれている、くまモンともう一体のキャラクターの像。手前には段ボール箱がある。

【香港図鑑120】香港で愛されるくまモン。

店の隅で頑張る「営業部長」の経済効果とは? 🐻🇯🇵 香港の街角で頑張る“熊本の営業部長” 香港の街を歩いていると、ふとした瞬間に日本の風景と重なることがあります。その理由の一つが、至る所にいる「日本のキャラクター」たち。 中でも圧倒的な存在感を放つのが、熊本県のPRマスコットキャラクター「くまモン」です。2010年の誕生以来、その愛くるしいフォルムと機敏な動きで世界中を虜にしてきました。ここ香港でも、その人気は不動のものです。

モノクロの渦巻き模様(トンネル効果)の前に立つ、向き合う二人の人物のシルエット。

【マーケの種121:売れるための変質④】

第4回:「入口としての変質」から「深化への導線」へ マーケティングにおいて有効なのは、まず大衆向けの“入口”を用意し、そこからコア層へ導くという二段階戦略です。ムーミン、鬼太郎、デビルマンはいずれも、そのモデルを体現しています。

香港の街中を走行するフードデリバリーのバイクと、Foodpanda(フードパンダ)やKeeta(キータ)のロゴ

【香港図鑑112:フードパンダ VS デリバルー】

老舗Deliveroo、香港から撤退へ 📉2024年4月、イギリス発のフードデリバリー大手「Deliveroo(デリバルー)」が香港市場からの撤退を発表しました。 今回は、香港のフードデリバリー業界を揺るがす**Deliveroo(デリバルー)の撤退と、新興勢力Keeta(キータ)**の台頭についてレポートします

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