2018年フェイスブックの使い方

 フェイスブックはユーザーに対して関連性の高いコンテンツを提供することをミッションにしてきました。ところが、企業やメディアからのコンテンツがユーザーのニュースフィードを埋め尽くしているという批判を浴びるようになります。

 

 マーク・ザッカーバーグは、これを認めて「利用者同士の有意義な交流を増やすことに役立つ」ことに努めると発表しました。

 

 これを実行するために、フェイスブックはニュースフィードの企業やメディアからのコンテンツに占める比率を減らし、ニュース投稿の比率は現在の約5%から4%に減らし、さらに信頼のできるニュースを選別していくと発表しました。そして友だちや家族、ユーザーの所属しているグループや地域の情報を優先してユーザーに届けます。

 

 

 広告については現在変更点は発表されていないようです。しかし広告料を払わずに、自社ページのコンテンツを用いてユーザーにリーチすることでマーケティングを行いたい企業は、今回の方針でユーザーへのリーチが今まで以上に難しくなると予測されます。デジタルエージェンシー「360i」CEOのサラ・ホフスタッター氏は、ウォールストリート・ジャーナルのインタビューに「この変更でオーガニックな投稿が壊滅的な痛手を被ることになる」とコメントしました。

 

オーガニックな投稿が排除されるなら、有料で広告コンテンツとしての掲載にとシフトしていくしかない、という意味のようです。

 

 その他「有意義な交流」を促進するための改善策として、ポストとして投稿されたりシェアされた動画よりも、よりエンゲージメントの高い「ライブ動画」に注目していくと発表しました。



この「ライブ動画」はその場で起こっていることをリアルタイムで紹介でき、時間が経つと消えてしまう限定感や臨場感などが人気で多くの人々が活発に利用し始めています。フェイスブックとしても新しいコミュニケーション方法として早くから注力しています。

 

 

 世界中で毎日13億人が利用するフェイスブック。2016年にはアメリカの大統領選挙に関与したフェイクニュース、2017年にはヘイトスピーチ裁判にまつわる炎上など様々な問題に向き合わなければなりませんでした。

 

大きな影響力を持つからこそ、プラットフォームとして単にコミュニケーションの場を提供するだけでなく、透明性を高め、個々のユーザーに安心して利用してもらえる環境を「編集・管理」する必要性が高くなったと言えそうです。しかしこういった変化に危機感を募らせる人もいます。

 

企業は、今回の変更に伴い、どのようにユーザーにとって関連性の高い有益なコンテンツを作るのかに力を入れる一方で、有料で広告コンテンツを増やしてリーチを稼ぎに行くこともバランスよく計画して行く必要がありそうです。

 

#ネイティブであること #関連性を高めること #より良いソーシャルメディア #フェイスブックの冒険 

#tya #hk #design #solution #upgrading #marketing #creative#advertising

参考サイト
http://jp.techcrunch.com/2018/01/22/2018-01-19-facebooks-news-feed-update-trusted-sources/

 

なぜ日本と香港のラーメンはこんなにも値段が違うのか?

今や世界中で人気になっている日本のソウルフード、“ラーメン”は、もちろん香港でも大変な人気を博しています。私もラーメン大好き人間で、日本にいるときは週に2〜3回は食べに行っています。だがここで問題が…。

香港のラーメンは高すぎます!!おかげさまでカップ麺を食べざるをえない生活になっています。今回は、この価格差はなぜ起きてしまうのか、マーケティング目線から見ていきます。

 

  • 約2倍の価格差??

 私の愛する立川の家系ラーメン家、「つばさ家」では、一杯670円ですが、同じ家系ラーメンの「松壱家」(Causeway Bay店)では78HKD、約1150円の価格となっています。約2倍の価格差です。香港は確かに物価も高いですが、東京と比べて2倍も高いということはありません。しかしその価格差には合理的な理由がありそうです。

 

  • 製品コストの問題

 供給側の問題としてまず製品コストが挙げられます。

日本でラーメン店を開くなら、様々な地域の製麺所から麺を購入し、スーパーや市場からチャーシューやスープ用の豚肉を買えます。しかし、香港をはじめとする海外ではまず、ラーメンの麺を作ってくれる製麺所を探すにも一苦労です。

あらゆるものが現地のローカルのものなので、その中で本場日本の材料を手に入れる為には、手間やコストが必然的に重くのしかかってきます。これは固定費であり、よっぽど店の規模や店舗数を増やす以外にはなかなか解決が難しいです。

 

  • ブランド、消費者の知覚と価格競争

 加えて、価格設定や日本食のイメージを利用してラーメンのイメージを作り出す価格戦略があるのではないかと言えます。香港をはじめとする外国では、日本食は当然ローカルフードよりも少しお高くつくイメージがあるでしょう。特に香港は日本食が人気で、少し高いお金を払ってでも食べに行こうという人が多いです。

 

加えて、多くのラーメン店は、CentralやTsim Sha Tsui、Causeway Bayといった繁華街に位置し、こうした場所では当然物価も高くなっています。日本食というブランド+身近にない海外料理+出店場所などの要因の組み合わせにより、消費者側のラーメンの知覚価格も上昇します。

この点を理解した上で、日本と比べより高価格に設定されているのではないでしょうか。

 

 また日本ほど競争も激しくありません。東京のラーメン店舗数は約4000店舗近くありますが、香港では500店舗ほどです。先ほど挙げた中心部の繁華街に限っては数十店舗ほどしかなく、日本に比べ熾烈な価格競争は避けられているのではないでしょうか。

 さらに、その価格設定から、他業界との競合も比較的避けられていると言えます。一般的なローカルレストラン、ファストフード店の相場は50HKD前後ですが、その価格帯を避けられたことで、顧客の奪い合いを回避でき、彼らの価格設定に左右されず営業できているとも言えますね。

 

  • まとめ

 香港をはじめとする海外のラーメン店では消費者のイメージや知覚を巧みに利用し、適切にポジショニング、ブランディングを行った結果、日本よりも高価格を設定しています。

製品コストの面で利益率は見かけの価格差ほど高いわけではないかもしれませんが、1度成功し、基準となる価格やビジネスモデルが作られ、新規参入者もこれに追随するような形になっていると言えます。

ちなみに、香港初の日本のラーメン店は、1980年代の「横綱」というラーメン店だったそうです。

最近は何かと横綱が話題になっていますが、こちらの「横綱」も一度拝見してみたいですね!

無人のコンビニは未来?!

  今年は中国本土の無人コンビニ「BINGO BOX(繽果盒子)」が、香港に進出してくる予定です!まず公団やコンビニのない地域をはじめに10店舗を開設予定だとか。

既に本土で約200店を展開中の同社は今年1年中に本土の店舗数を25倍に拡大するとも発表し、今年6月までには韓国とマレーシアへの進出も計画しています。


 この無人コンビニは、スマートフォンでQRコードを読み取って入店し、商品を自動会計カウンターで計算・確認したら「支付宝(アリペイ)」や「微信支付(ウィーチャットペイ)」でモバイル決済して利用します。

 気になる盗難ですが、BINGO BOXでは盗難はほぼ起こっていません。


なぜかというとまず1つはこのコンテナ型の無人コンビニはハイクラスからミドルクラスの立地にあること。店内には約16もの防犯システムが張り巡らされ、無死角360℃カメラでの顔認識や決済確認、Wechatアカウントでの本人確認、システムからの通報などで徹底管理し、万が一犯罪を起こした場合は芝麻信用、WeChatが運営する騰訊(テンセント)信用のスコアに悪影響を及ぼすからです。

中国人にとって小さな無人コンビニでの盗難で生涯付き纏う信用スコアがネガティブになることはあまりにもリスクが高いのでしょう。


香港でも中国のモバイル決済サービスやそれと連携したビジネスがますます力を強めていきそうですが、まだ信用スコアなどが浸透していない香港で、立地的にも少し都会から離れた地域でどのように無人コンビニが受け入れられるのか楽しみです。



 そして日本のコンビニでも無人化が始まります!少子化での人手不足を意識してローソンはこの春、深夜0時から早朝5時までの間、首都圏一部の支店を無人化。

日テレNEWS24によると、ローソンは商品を持ったままゲートを通過するだけで、モバイル決済が完了する仕組みを開発中だそうです。決済には「LINE PAY(ライン ペイ)」などを使い、盗難などがあった場合は入場時の個人情報や防犯カメラを使って対策をするそうです。

 

さて、うまくいくのでしょうか?



 またセブンイレブンでは店舗でのシェア自転車の取り扱いを始めます。今年中までに1000店舗5000台の自転車を全国主要都市に設置する計画で、スイカカードでの決済が可能です。




 2018年はAIや電子化によりサービスのあり方、労働の形態やものの価値観、そして人々の暮らしそのものが今まで以上に劇的に変化しそうですね。

 


#StaffFree #convenience  #コンビニ #store #Lawson #繽果盒子 #future

Reference
Glo Tech Trend:https://glotechtrends.com/guard-of-unmanned-convenient-store-170913/

livedoor News:
http://news.livedoor.com/article/detail/12075607/

体験ほど心に残るものはない

11月19日(日)。香港沙田のサイエンスパークで行われたポカリスエットランニングカーニバルのイベント、弊社はソーシャルメディアでのリアルタイム広報のお手伝いをスタッフ総出でさせていただきました。

参加者は第一回の昨年の三倍以上ともなる8000人。香港はこの日から気温がガクッと下がり、また生憎の小雨模様であったにも関わらず多くのランナー、ジョガー、スポーツラバーが終結しました。

グローバルなトレンドでもありますが、香港でも、かつてないほどランニング熱は高まっています。手軽で健康的なだけでなく、ウェアやシューズなどファッションも楽しめ、自分のニーズに合わせてハードからソフトまでのメニューから活動を選ぶことができる。

かつ、友達を作ったり、カップルで楽しんだりというコミュニケーションの場にもなります。
香港では秋のランニングシーズン到来もあってひと月に10何本ものランニングイベントが開かれています。

今回、お手伝いをしながら今更ながら思ったことがあります。それは「体験」に勝るエンゲージメントは無い!ということです。

会場ではあちこちがブランドカラーの青に染められました。バナー、ブース、フラッグに加えてランナー達のほぼ9割が着ていると実感できた大会Tシャツ!そして当たり前なのですが、参加者のみなさん、誰もが幸せな顔をしていました。

自分も広告というビジネスに関わっていながらこんなことをいうのは何なのですが、媒体を通じて下手なコミュニケーションのスタイルで顧客に迫っていくくらいなら1日の圧倒的で素敵な体験の方がよほどブランドと顧客との絆を作ることができるのではないかということです。実際に5月から登録申し込みは始まっていましたから、大会に向けての練習や、わくわくドキドキしながら当日を待つ気持ちなども大切な体験の一つでしょう。

もう一つ、このイベントが顧客とブランドの絆を深めた事実がありました。

元々、イベントは10月16日に行われる予定でした。ところが前夜から香港を襲った台風の為に中止を余儀なくされました。中止を告げるフェイスブックのポストはオーガニックで通常の6~10倍当たる40,000リーチと200を超えるコメント。そのどれもが不満ではなくあたたかく見守るもの、あるいは励ましの言葉でした。ある意味で平素のポストよりもエンゲージメントを獲得することができたのです。

素晴らしいブランド体験に勝るもの無し。もちろん様々なメディア、プラットフォームを通じてメッセージを発していくことは大事なことです。しかしながらコミュニケーションをサポートする役目を担う者として、胸に刻んでおくべき再確認の場となりました。


#リアル
#ライブ #最強 #コンテンツイズキング
#tya #hk #design #solution #upgrading #marketing #creative #advertising

POCARI SWEAT Running Event – Go Run Go Fun

TYA於1998年成立,是香港領先的一流創意代理商之一。

POCARI SWEAT Running Event – Go Run Go Fun

開拓新領域和採取行動是寶礦力水特和TYA的精神。 在此品牌的首場大型跑步活動中,能夠參與logo設計、現場宣傳板的平面設計製作,及社交平台的實時內容發佈是一次美妙的體驗。

ポカリスウェットランカーニバル!スポーツチャレンジしてみた!

POCARI SWEAT RUN CARNIVAL 2017, The Sports Challenge Report!  (19 11 2017)


ご存知の方も多いかと思いますが、TYAもソーシャルメディア、リアルタイムアップロードを担当として参加させて頂いた「Pocari Sweat Run Carnival 2017! @Sience Park」。
今回は私、Y
(クレメンタイン)がそのイベントで体験することのできた スポーツチャレンジ」のレポートをしたいと思います!(悪天候のため髪の毛も荒れ気味)
I am going to report the “Sports Challenge” in the fun event 「Pocari Sweat Run Carnival 2017! @Sience Park」that TYA also worked with as a social media team.

 

その①ミニバスケ!(2人競技):一人がボールを投げる人の腕を固定した状態でシュートします。見てください、このバスケットゴール。小学生の時にハマって昼休みに遊んでいた以来真面目に見てもいなかったバスケットゴール(ミニ)。
Mini Basketball( Co-Work Challenge): One person will hold the shooter’s hand and the shooter tries to score a shot with one hand.


おりゃ!もちろんゴールしました!これはちょっと狙えば、ミニのな事もあって大人の余裕でクリアーしました!
Even though I haven’t seen this kind of basketball hoop since elementary,  this was no problem at all for an adult like me!

 


その②
ミニロッククライミング:これも、ある程度の大人には楽ちんそうですね。余裕のドヤ顔です。
Mini Rock Climbing: It looked no hassle to me so I had “smug face” already before I have started. XD

まぁ、大丈夫でした!平均的な物を掴む力はまだあるようです!よかった!全体的に少し若者向けと言えそうです。懐かしのポルノグラフィーのサウダージ(2000年)が流れて不思議な懐かしさに包まれたロッククライミングでした!
As I thought…. It was pretty easy for me after all! This could be much more suit for teens.


その③バトルロープ:ロープをブンブン交互に降ってより長く、大きく振れた人の勝ち!ここまで余裕だったので、まあ、2度あることは3度ある。余裕の笑みをこらえたドヤ顔3度目です。
Buttle Rope: Buttle by waving the rope higher and longer! I was thinking since other two were really easy, this shouldn’t be too hard for me either so again I was making the 
smug face.

でもこれは…!とてもしんどかったです。同僚のジェリーと競ったのですが、全く勝負にならず…。そもそも同じ高さまでロープが上がりませんが…

子供たちがはしゃいでブンブン振り回しているのが不思議です。腕の筋肉がやばいサインなのでしょうか…とりあえず、耐え抜きました。
However…., this was actually VERY tough for me who has been living the sedentary style of life for long years. I had the duel with colleague Jerry but it was completely clumsy as you can see in the photo. …

I wonder how come the young people can wave this heavy rope up and down so fast…
Perhaps it is the sign when I seriously need more exercise.

嬉しかったプレゼントはロッククライミングを終えたときに貰ったリストバンド。スポーツするときに役立つこと間違いなし。モチベーションも上がります。
一部ですがスポーツチャレンジ のご紹介でした!
My favourite gift was the wristband! It gave me a motivation for my further sports challenge by myself. This is just a part of the fun event “POCARI SWEAT RUN CARNIVAL 2017”!

 

 

 

ポカリスエットランニングイベント – Go Run GO Fun 支援

TYA は香港にて1998年に創立。数々のブランドの問題解決をお手伝いしてきたクリエイティブ・エージェンシーです。

ポカリスエットランニングイベント – Go Run GO Fun 支援

新しい領域を開拓する、アクションを起こすことはポカリスエットとTYAの精神です。ブランド初となるメガ・ランニングイベントにおいて、ロゴデザインの作成、現場でのプロモーションボード用のグラフィックデザイン及び制作、リアルタイムでのSNSでのコンテンツ発信に参加できたのは素晴らしい体験でした。

彩虹邨(Choi Hung Estate): 香港インスタ映えスポット Vol. 3(JP/ EG)

日本人が世界に出て驚くことの1つに建築物の色の鮮やかさがあると思います。
ここ、香港でも色彩感覚は日本とは違って、ビビットで原色に近い色や強い色の配色が好まれているようですが、その中でもひときわ鮮やかなカラリングで話題になっているのがこの彩虹団地。今では若者たちの人気のインスタスポットとして知られています。

特に中心部に設けられたバスケットコートからの写真は定番のインスタスポットになっていて、私が訪れた時は7組ほどのグループが思い思いにポーズをとったり、アングルを研究して楽しんでいました。

 

私が話しかけた3人の香港の女子大学生は、美しい写真を撮るためにふさわしい場所をネットで調べて来たのだとか。三脚も立てて今日は一時間以上も写真を撮っていると教えてくれました。

このインスタスポットを訪れて美しい写真を撮ること以上に、私が感動したのは、忙しいだけではない人情あふれる香港の人達の生活の重みを感じたことです。どこかしら日本の公団にも似ているので懐かしくもあるのですが、中華医薬風の香り、堂々として美しい毛筆の看板、連れ添って歩く老夫婦、木漏れ日、子供達、など香港ならではの景色や香りを感じることができます。よく育った大きな木々が各所にみられ、絶えず鳥の声が響いて平和な雰囲気、とても心地いいのです。

インスタスポットとして訪れるのもいいのですが、この公団を散歩して人々の様子を見てみたり、ベンチに腰掛けてみたり、一階にあるこじんまりした商店街を回って、ダンスグループのWorld Orderも訪れた激安老舗の床屋でシャンプーしたりするのも良いのではないでしょうか?


#郊外の香港 #たまにはのんびり訪れよう #Instaspot
#1965HongKongInstituteofArchitectsAnnualAwards #Architects
#tya #hk #design #solution #upgrading #marketing #creative #advertising

紙への情熱、Acumen。行ってきました!

Acumen(cafe)行ってきました!観塘駅から15分程歩くとAcumenの入った工業ビルがありA、Bの入り口がありますが、もう少し先のC、D、E、F、の入り口から上がって7階です。
フロアに着くと山積みの紙が迎えてくれます。誰でも立ち寄れるカフェといってもオフィス兼用になっているのでコーヒーは出して頂けますが、注文できるわけではありません、ご注意ください!

 

Acumenは香港で創業し14年目の若い会社ですが、他社とは 一線を画して高級品質の紙しか取り扱わないため競合することなく顧客を増やしてきたそうです。どんな紙が流行るかよく考慮したうえでセレクトしたという今年の紙のコレクションを見せてくれました。フロス加工の紙、布のような紙、木目の凹凸のある紙など実際に触ってみることができます。イタリア、フランス、ドイツ、日本、韓国、台湾から主に輸入するそうで、品質を一番に考えているので中国産は1枚もまだ取り扱ったことがないそうです。
それぞれの紙の個性が用途や嗜好に合わせて活かされていきますが、特にAcumenの定番の10年間ロングセラーを続けているMORI SILKという紙も見せていただきました。
MORI SILKは日本の王子製紙から輸入している紙で、生産する際に使われている機械は300年以上使い続けているものだそうです。曲げたり折ったりしても割れずしなやかで、蛍光のようなきつい色ではなく、やや淡いクリーム寄りの白なので読み物用の紙としても読みやすく、適度に光沢があり、手触りもシルクのように滑らかです。 
どんな用途にも使いやすいこの紙の名前はAcumenが特別に付けたそうです。香港で購入できるのはここだけなのとか!
特別な高級品だけ取り扱うだけあって価格は高めですが、見て、触ってみると面白い紙がたくさんあります。紙見本も希望があればいくつかい頂くことができるので、興味のある方は寄ってみてはいかがでしょうか?
TYAも機会があったら利用させて頂きたいと思います。
最後になりましたが、製品やプリントについて熱っぽくご紹介くださった、創業者の一人でもありジェネラルマネージャーのJeffさん。
お話を通して、Jeffさんの紙や印刷に対しての愛や情熱が一貫してこのビジネスの根底を支えていると強く感じました。
いろいろ勉強させていただき、ありがとうございました!

I have visited Acumen! It is 15 minutes from Kwun Tong station, there is an industrial building where Acumen is in, there are entrances of “A and B”, but take the other entrance of “C, D, E, F” and it is the 7th floor. When you reach the floor, a stack of papers will welcome you. Even they name it as a cafe that anyone can stop by, it’s also an office so you will have a coffee but not from the menu.

Acumen is fourteen years since it was founded in Hong Kong, but it seems to have increased its customers without hassle competition. It is because that they handle only high-quality papers by focusing on the specific need of the customers.

Also, they showed me this year ‘s paper collection. It is interesting that you can actually touch such special textures such as flossed paper, cloth-like paper, and wood grainy paper. The papers are all imported from Italy, France, Germany, Japan, South Korea and Taiwan. Since they are prioritizing its best quality paper, they are not importing even single sheet of paper from China or made in China yet.
The super characteristic papers usually go with specific purposes.
However, they also have the ten years best selling paper called MORI SILK.
MORI SILK is a paper imported from Oji Paper in Japan, they are using paper mill over 300 years. It is very flexible and no cracking when it bends or folds. It is not like fluorescence white, it is somewhat pale creamy white so that it is perfect to make a book too, moderately shiny, and smooth touch like silk.

The name of this paper was given by Acumen. It is only in Acumen that you can buy MORI SILK in Hong Kong!

Although there are only special luxury papers they handle and the price is high too, looking at these special papers and its textures are the nice experience.

If you have hope for paper samples, they would love to give you some, so if you are interested, then why not?

TYA would also like to use some of the papers in the future.

Thank you for Jeff, who is general manager and one of the founders of Acumen, introduced me the products with enthusiasm.

Through the story, I strongly felt Jeff’s love and passion for paper are the foundation of this business.
Thank you very much!

 

 

#まず素材 #料理は素材で決まる #情熱に支えられているビジネスは強い #そして心地いい